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南郷地域のでんえん土田畑村を発着。「大崎耕土を感じるときめき体験ツアー」。

3月16日(土)から17日(日)にかけて「大崎耕土を感じるときめき体験ツアー」が、南郷なんごう地域のでんえん土田畑村を中心に行われました。

2017年に世界農業遺産に認定された大崎耕土を舞台に、体験や見学などさまざまなコンテンツを楽しめるバスツアー。当日は近隣地域や県外から10名ほどの参加者が集まりました。

1日目はでんえん土田畑村に杵と臼が運び込まれ、餅つき体験&つきたて餅のランチを堪能。もち米から餅にしていくさまは迫力満点で、見学していた子どもたちも一緒に餅をつきました。

次は町内でソーセージやハムの製造・販売に取り組むミート工房とんたろうの社長による、ソーセージづくり体験。肉だねを捏ねて、羊の腸に詰めていきました。社長の軽快かつ学びにもなるトークもあり、大人も子どもも楽しみながら作業している様子でした。

(熟年の業が光りました)
(子どもたちも餅つきを体験)
(あんこ、ずんだ、きなこで堪能)
(二つのグループに分かれてソーセージづくり)
(みんなで協力しながら腸詰め)
(その場でボイルしていただきました)

2日目はいよいよでんえん土田畑村を飛び出し、美里町の施設や近隣地域をバスで巡りました。まずは地元の産直市場である花野果市場で買い物をして、そして山神社へ。庭園を散策したり、屋外で販売されていたコーヒーを飲みながら訪れていた人とコミュニケーションを取ったり、徐々に日が差して暖かくなってきた気候も相まってのんびりとした時間を過ごしました。

(でんえん土田畑村にバスが到着)
(町外からも多くのお客さんが訪れる花野果市場)
(穏やかな天気と山神社)

その後は大崎耕土を望める加護坊山へとバスを走らせ、ハイキングとランチを楽しみました。ランチのメニューは、美里の人気店禾食やさんがこの日のため特別に用意してくれたお弁当。具沢山な上にどれも美味しく、みんなお腹も心も満たされた様子でした。

最後は国内最大級のレタス工場施設、美里グリーンベースへ。最新鋭の技術が詰まった全国でも屈指の施設には、大人も子どもも興味津々。広報担当の方の熱心な説明もあり、またレタスを食べ比べる試食もあり、新たなかたちの農業に理解を深めていました。

(こちらの頂上の標高は224m)
(レジャーシートを広げてピクニック)
(感動する美味しさでした)
(コンピューターで制御された最新鋭の農業)
(会社の理念や成り立ちなどにも興味津々)
(5種類のレタスの食べ比べ)

1人にひとつお土産にレタスをもらった一行は、美里グリーンベースを出発してでんえん土田畑村に戻りました。その後はツアーに関する感想や意見などのアンケートを記入して解散に。今回のバスツアーは、一般社団法人みやぎ大崎観光公社が事務局となり実施されました。来年度以降の取り組みに向けて、今回の内容がどのように反映されるのか注目です。

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