見出し画像

『あんさんぶるスターズ! on Stage エクストラ・ステージ ~Night of Blossoming Stars~』

2020.1.24 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

公式HP https://www.marv.jp/special/ensemble_stage/

あんステのエクストラ・ステージ。
(エクストラ・ステージ=原作ゲームのメインストーリーではなく、期間限定イベントのストーリーを舞台化したもの)

今回の舞台は、switchのお話だった。
(ただし、メインユニットはTrickster)

今作は、どちらかというと
フワッとした気持ちで見に行ったので
全体像を捉えながら、穏やかな気持ちで楽しもうと思っていたのですが…

無理だった…(めっちゃ興奮した。笑)


めちゃくちゃ良かった、逆先夏目…

そんなつもりは毛頭なかったのに、気づけば定点観測してしまう。
今回は、そんな、あんステの逆先夏目をただただ褒めちぎりたいと思います。(※至って冷静です)

まず、ビジュアル。
情報解禁の時からウィッグや衣装が似合ってるとは思っていましたが、生で見てみると、予想以上にいい!そして、思ってたより背が小さい…!
夏目の設定身長が170cmで、夏目を演じる木津つばささんが168cmなので、公式の設定とそこまで違いはないのだけど
華奢だからか、物凄く小柄に見える…!
ただ、それが良かった!
夏目は、抜きん出た才能を持つ天才集団・五奇人の1人で、五奇人唯一の2年生。(他4人は3年生)
性格も天邪鬼で、大人びて見えるけれど
やっぱり普通の17才の少年なんだ、と
その小柄な姿から、ひどくしっくりきた。

声や喋り方も完璧だった。
原作ゲームの声優は、野島健児さん。
ちょっと低めの賢そうな声、あえて感情に蓋をしたような抑揚のない早口な喋り方。
木津つばささんは、舞台『刀剣乱舞』の博多藤四郎役でしか見たことがなかったので
博多藤四郎と全然違う声でびっくりした。
舞台『さらざまんまい~愛と欲望のステージ~』の総集編動画を見た時、木津さんが演じられていた矢逆一稀の声が、めちゃくちゃ原作に似ていたことに驚いた記憶もある。
木津つばささんは、キャラクターの声に自分の声を似せる技術が高いのかもしれないと思った。(耳が良いのかな?)

そして
何と言ってもライブパフォーマンス!
あんステの醍醐味は、各ユニットのライブシーンでもあると思う。
このパフォーマンスが唯ならないのだ、逆先夏目。
Switchの中で1番小柄なのにも関わらず、キレッキレの踊りと、圧倒的な歌。
新しいキャストで満を持して登場した3人を偏りなく見たかったのだけれど、夏目に華がありすぎる。
視界全部持っていかれた…。すごい!
(『temptation magic』の「switch!」の所、とても夏目らしい、完璧な表情してらした気がしたので、円盤出たらもう一度観たい!)

パフォーマンスでいえば、Switch全員、目線の持っていき方が素晴らしかった。
つむぎと宙は、リーダーである夏目を見つめるように踊って歌っていた。占い師に専念することなく、アイドルユニットに戻ってきてくれた夏目を愛おしむように。
そして、夏目は、つむぎと宙を見ていた。
天才が故、いつも1人でいた夏目が、自分の帰りを待っていてくれる仲間を得た後のライブ。だからこそ、お客さんよりも、大切な仲間2人に目線をおくっていたのだと思うと、もう、涙が出る…

完成度の高いパフォーマンスと、キャラクター理解の深さに、とても感動した公演だった。

カーテンコールの『singin' shine』の客降り。
つむぎが最後まで客席に残っていてステージに戻るのが遅れたのを、夏目がどついていたのも、とても「らしく」て素晴らしかった。

あんステ、やっぱり楽しい!

そして、
2.4. Happybirthday!夏目!


この記事が参加している募集

イベントレポ

舞台感想

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?