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知識を自分のものとするための発信

自分を頭のいい人間だとはおもっていない。
むしろ色んなことが欠落しているのではないかとも思います。

記憶力は人より少ないような気がするし、理解するスピードも早いとは言えない。
でも知識に対する欲求はなんだか人よりある。

歴史から学ぶということは建築設計においても本当に意義のあることだと思います。
連綿と続いてきた偉大な建築家の足跡には自分だけの小さな脳みそで考えただけでは一生辿りつけないようなヒントが散りばめられています。

本を読むことが好きです。
今はこの本を読んでいます。

中田準一著 彰国社

建築家前川國男の自邸。
現存する江戸東京たてもの園で以前、ディテールの実測をさせてもらったりしたなぁ…。その時は本当に緻密に考え尽くされた納まりに感動したなぁ…。などということを思い出しながら楽しく読んでいます。

この自邸の居間に一時期は製図台がずらりと並んでいて、アトリエとして使っていた様子なんて、この本を通じて初めて知りました。
その時の活気にあふれた空間も、さぞ魅力的だっただろうな、と思います。

さて、本を読んだ感動は記憶の片隅に残っていても実際に使える知識にするために、自分なりに噛み砕いてまとめて、YouTubeで皆さんにお伝えするという活動をしています。

自分のものとした知識で実際の設計業務に活かし、多くの依頼者に喜んでもらう。
YouTubeの発信でたくさんの人に建築を好きになってもらえる。
このような循環を構築していけたら嬉しく思います。

ではでは、今日の雑記でした。
最後まで読んでくださいましてありがとうございます。

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