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2023年7月の記事一覧
ひかりこ日記43 ぱーの言い間違い(ぱー3歳)
はーは、言い間違いが多い。
トウモロコシ→トウモコロシ
アボカド→アドカボ
これはわかる気がする。
和歌山→やかまま
なのに
岡山→おかやま
こっちは言える。
ヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」が好きで、
「りんごかな、ほんとかな、よんで」
と言うので、最初はなんのことかわからなかった。その都度、タイトルを読んでからはじめていても、やっぱり
「りんごかな、ほんとかな!」
とリクエス
ひかりこ日記42 とにかくかわいい言葉 語尾編
ぱーは、時々変わった語尾で話す。
パパの鞄がおもちゃ箱の前に置かれていた時、
「なんでここにあるんやい!」
1人で走っていって転んだ時、
「なんでこけるんやい!」
ふざけているのかと思っていたが、
お気に入りのシールが破れた時も泣きながら、
「なんでやぶれるんやい!」
と叫んでいた。
もう一つ。
軽い驚きを表す言葉として、
「〜してしもうた」
を語尾につける。
工事中で家が解体されている前を通
ひかりこ日記38 忍者と赤ちゃん(ぱー3歳)
ぱーは、忍者が好きなので、よく忍者ごっこをする。忍者役をするときは、忍者言葉で話すことを要求される。
電車の中でも、お店の中でも構わずに、
「忍者、これ、すごいでしょ?」
「パーどの、すごいでござるな」
「忍者もほしい?」
「ほしいでござる」
と、なるので、慣れるまでは恥ずかしかった。
慣れてしまうと平気で、
「パーどの、忍者は忙しいので1人で遊んでいてほしいでござる」
「わかった!」
と、使い
ひかりこ日記39 たつの笑いのツボ(ぱー3歳、たつ3ヶ月)
この頃、たつはよく笑う。
パパに抱っこされると、笑う。
じぃじばぁばに抱っこされても、笑う。
ぱーの顔が見えると、笑う。
お風呂に入るよ、と言われても、笑う。
知らない人に「かわいいねぇ」と言ってもらっても、笑う。
ちょっと激しくゆらゆらされると、声を出して笑う。
この間は、はじめて、いないいないばぁでも、キュッキュッと笑った。
突然、雨が降り出した夜。
空に稲光がピカピカしはじめた。
ぱーは
ひかりこ日記33 お気に入りはいつもあの人(ぱー3歳)
ぱーは、「借りぐらしアリエッティ」が大好きで、飽きることなく何度も繰り返し見ている。
1番お気に入りのシーンは、お手伝いのハルさんが家に1人残ったおかあさんを見つけるシーン。
おもちゃ箱を覗きこんで、
「みーつけた」
と言っているので、なくしたおもちゃが出てきたのかと思って見ていると、ハルさんになりきって遊んでいる。
1番好きなセリフは、ハルさんがドールハウスが盗まれたことを証明しようと慌てふ
ひかりこ日記37 とにかく可愛い言葉 ジャンカリ編(ぱー3歳)
ぱーのお気に入りの「くるみ割り人形」のDVDに、ジャンカリ、という魔法使いのような人が出てくる。遅くまで起きている子供を、魔法の杖でネズミにして、袋に入れて連れ去ってしまう。
夜更かし派のぱーは、ジャンカリが怖い。
強気な夜は、窓の外に向かって、
「ジャンカリさん、こないでね!えい!えい!えい!」
と、大声で叫びながら、腕を振り回し、
「ジャンカリ、ぱーが、おいはらったよ」
と、報告してくれたり
ひかりこ日記36 ふたりは仲良し?(ぱー3歳)
ぱーは、お人形のシロクマちゃんが大好き。
いつも、一緒におままごとをして遊んでいる。
たつが産まれてからは、
「シロクマちゃん、ぱーが、ついているからね。こわくないよ」
「ぱーと、いっしょに、やってごらん」
と、お姉ちゃんらしさを発揮して、優しく接している。
ある日、シロクマちゃんを持ってきて、
「シロクマちゃん、『ぱーちゃん』って言って」
と渡された。
シロクマちゃんの声で、
『ぱーちゃん、ぱ
ひかりこ日記30 「なんで?」の答えはいつも……
公園でダンゴムシを見つけた。
「あ、ダンゴムシが歩いてるね」
「なんでいるの?」
「うーん、お家に帰るのかな?」
「ぱーに会いたかったのかな?」
「そうかもしれないね」
絵本を読んでいて、ピーターパンがフック船長と戦うシーンに来ると、
「なんで、えいや!してるの?」
「フック船長が、意地悪したからだよ」
「ぱーのこと、まもってくれるため?」
「きっとそうだね」
近所の料理屋さんの前にタライに入
ひかりこ日記29 赤ちゃんの香りの香水(ぱー3歳、たつ0歳)
ぱーが赤ちゃんの時、肌からはいつも、洗剤とミルクの混じった、なんとも言えずいい香りがした。一日中かいでいたかった。
この香りがあれば、この先どんな辛いことがあっても立ち上がれるのではないかと思うような香りだった。
この香りの香水を作ってほしいと心から思っていた。
その香りは、ぱーが「赤ちゃん」を卒業して「小さい子」になると消えてしまった。
たつが産まれる時、もう一度あの香りがかげると、楽しみに待