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Traveling Alone Diaries #5

(ブラジル / リオ・サンパウロ編)
地球の裏側、ブラジルにいつかは行くと思っていた。
トロントに留学していたときにブラジルの友達ができ、とても陽気で優しくて大好きでいつも一緒にいたので、ブラジルは絶対に楽しい場所と決め込んでいた。しかし南米大陸に踏み込んだことのなかった私だったので、何があるのか、どのような雰囲気なのか・・・全く検討がつかなかった。

友達がサンパウロに居たので、サンパウロに向かうと決めていた。
でもどうしてもいきたかった場所があった。コルコバードの丘である。
丘の上でキリスト像が両手を広げて街を見守っているあの有名な光景をどうしても見たい。

コルコバードの丘はサンパウロではなく、リオデジャネイロにある。
サンパウロとリオデジャネイロは、飛行機で1時間半程離れているのでどうしようか迷ったが、一生に一度しか来れないかもしれないと思ったら行くしかないと思った。

リオには友達が一人もいなかったので、一人で行くことにした。
「リオに行くよ」とインスタのストーリーを流すと、
外歩くなら携帯は置いていけ!ホテルはちゃんとしたところ!
と数多くのご心配のメッセージをいただいたので、ホテルはとりあえずちゃんとしたところにしておいた。
ついでにバスタブにしばらく浸かっていない生活を送っていたので、バスタブ・ジャグジー付きの部屋を選んだ。空港を出てウーバーの運転手にも、良いロケーションに予約したね!と褒めていただけたので、安全地帯なのであろう・・・(Mengo palace hotel ¥3500程)
ちなみにリオ限定かどうかはよくわからないが、いつどこで銃撃戦があったかを確認できるアプリ「Fogo Cruzado」がある。死者数も出ている。なんて恐ろしい・・・

2泊の予定が飛行機の不具合でボリビアで足止めになって1泊2日の弾丸旅になってしまったので、着いたその日にコルコバードの丘に向かった。
コルコバードの丘までは、ホテルのWifiでウーバーを呼んで向かった。20分もかかったかな?という近さ。
外に出てしまうとインターネットがないので、帰りのバス停までの道のりやバスの時間、下車する場所を把握してから(スクショしまくり)向かった。
外に出る時はいかにも「日本人観光客」という服装はせずに、割とラフな格好とサンダルで行くことにした。そして何よりキョロキョロせずに堂々と歩くことを意識した。

登山鉄道に乗って、途中で「誰が住むんだよ・・・」と絶句しそうになる家々を通り過ぎなから着いた先は絶景!!天気が残念だったけど。

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丘の上なので天気が次々に変わって、その場の雰囲気もガラリと変わってしまう。その瞬間瞬間を写真に納めるのに私を含めてみんな必死だった。

日が暮れる前に帰らなければ殺される・・・と恐怖に怯えていたのですぐにバスに乗った。

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バス停から降りると、かわいいお姉さんがかわいいアクセサリーを売っていて少し話して買った。リオの思い出がキリスト像だけにならなくてよかった

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翌日はバスでサンパウロに向かった。
バスが遅れて夜遅かったけれど、友達が迎えに来てくれていたので助かった。

次の日、ジャパニーズタウンに向かうことに
(リベルダージュ、ポルトガル語で「自由」と呼ばれる街)

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アニメの中の日本のようで面白すぎる。

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なんでもある。

実はサンパウロは、日系ブラジル人がとても多い街で、地下鉄とかに乗っていても日本人みたいな顔の人がうじゃうじゃいる。ので、私が地下鉄に乗っても「外国人」ではなくサンパウロに住んでいる日系ブラジル人として馴染むことができる。
これはヨーロッパではなかったことなので(2012年に初めてヨーロッパに行ったときには何度「カンナムスタイル」を目の前で踊られ、「ニーハオ」と言われたことか)、ああサンパウロ大好き!となった。

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大好きなBruno

次の日、一緒に美術館に向かった
(Farol Santander museum)

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NYみたいな街並み

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トイレのマークがかわいい

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言葉では紹介しきれないくらいに魅力的な美術館だったので、サンパウロに訪れたならぜひ行ってみて欲しいです。

なんだか全体的にアーティスティックな体験ができて、とても面白い。
サンパウロの街も歩いているだけで楽しくて、もっとずっと居たいなと思うくらいに心地よかった。
それもこれもたくさんのブラジルの友達が私のために休みをとって集まってくれたおかげだ。みんなありがとう。

#この街がすき

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