見出し画像

HSP以外の繊細さん

HSPチェックを丁寧に進めると、HSPとは異なる困りごとがわかる時もあります。

例えば、

・忘れ物が多いから忘れ物をしないよう注意するけど、どうしてもしてしまう

・五感が敏感だけど空気は読めない



このような側面が、お話を通じて明らかになった場合は、精神科での心理検査をお勧めしています。

なぜなら、これらの事柄は、HSPとは違うことが原因で起きている可能性があるからです。

それがどんな原因なのかを判断できるのは、精神科とか心療内科の医師です。



心理検査をお勧めした時の、ご相談者様の受け止め方はさまざま。



HSPじゃないかもしれないのですね、と納得する方もいれば、精神科には絶対行きたくない、と嫌がる方もいます。

HSP以外の可能性を受け止められず、取り乱す方を目の前にすると、毎回、私ができることの限界を感じ、なんとかできないものかと案じる自分がいます。

しかしHSP専門の道を選んだ時点で、それ以外のことについては対応を諦めたのも事実です。世の中には、HSPも精神疾患や障害も対応できる方がいますが、私はHSPだけを選びました。



私は目の前の方の困っているお気持ちに深く共感します。その共感の深さは相手にも伝わります。



みさきさんはHSP以外は専門ではないとわかっているけれど、何かあったら話を聞いてもらえますか?とおっしゃる方もいますが、お受けしておりません。



理由は明確です。私には専門領域以外の対策は提供できないからです。

HSPではない可能性がある段階では、専門機関の受診と支援を受けていただけたらと思います。





ありがとう~!