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今日は節分。新たな年のスタートに向けた研修のはなし。

今日は124年ぶりの、ゾロ目2月2日の節分。
季節を分けると書いて、節分。明日、3日は立春。
今日はポカポカ日和で、まさに冬から春への変わり目の日でした。

そんな、新たな季節が来る!ということで、先日、新たな1年に向けて行った、新卒スタッフの「フォローアップ研修」について書きたいと思います✎(ビール飲んでしまい…ちゃんと書けるかな;;;)

先にまとめると、研修も「愛あるコミュニケーション」って思ったお話♡
(※根性論ではありません。)

名称未設定のデザイン (2)

2年目の成長を加速させる「フォローアップ研修」

階級別研修がない弊社…もっと育成してほしい!という若手スタッフの声を受けて、2年前から始めた「フォローアップ研修」。1年目は外部研修に依頼しましたが、成長差があるので、全員共通の内容を受講させた結果、散々なアンケート回答を頂き、次の年から内製研修に変えました。

内容は、一人一人の成果発表と「+α」の講義。
文面にすると、大したことない内容なのですが、これが意外と
同期同士の刺激・業務的つながり・自分の一年を振り返る良い機会・自分にない視点で新たな気付きを得られる
とても本人たちの満足度も高い研修なのです!
何より、育成側が、見えてなかった本人たちの考えを知ることも出来ます。

言語化すること、相手の言葉を受け取ること。

意外にしてこないことなので、なかなか効果的です。

去年の秋口、「+α」の講義をどんな内容にするか。研修の落としどころ、どんなメッセージを伝えるか、HRチームで議論します。
「こうなってほしい!」「もっと高い視座を」「経営者の視座を持ってほしい」熱い議論。だいたいの方向性が固まっていたのですが、伝えるスタンスを見直さないと!と思った出来事が、2つありました。

①年末オンライン大納会での社長のコメント
お酒の場で、仕事や組織のことを話すのが好きな会社なのですが…笑
議題は、組織もどんどん大きくなり、またリモートがほとんどになってきた今、どう会社の文化を残すか、伝えるか。社長も交えてわいわい。
ここで社長が言った言葉が、私の意識を変えます。

答えはすべて、相手の中にある。
伝えるものではなくて、感じるもの。
相手が感じたことが全て出しだし、感じ方はコントロールできない。

伝えたい!変わってほしい!と思っているフォローアップ研修。スタンスや伝え方を変えないと、一方通行になってしまうかも。と、1つ目の気づきを得ます。

②新卒スタッフの持っていた視点と気づき
新卒スタッフの人数が多い今年は、成果発表を全員するとなると、長時間に!そんなわけで、短時間×3回に分けて実施しました。
第1ターム目の、新卒スタッフ成果発表。

私たちの伝えたいメッセージに「視座を高める」。というのがあったのですが、みんな他責ではなく自分事、相手の立場にも立ち、一生懸命考えてました。
自分の成長が、どう組織に貢献できるか、スキルのない自分がどうチームに貢献できるか。どうやったら、理解してもらえるか。周りをみて、自分に出来ることを探して、一生懸命に取り組んでいました。育成側の勝手なフィルターを通して、彼らを見ていたことに気づいた、第1回目でした。(講義は2週間後、改めなければ!!)

伝えたいから、彼ら彼女の成長に伴走したい。に変わる。
こんな2つの気づきから、「+α」講義のスタンスが大きく変わりました。
【成果発表】といういうことで、自分の発表をするにあたり、一生懸命に成果を探した人も居たかと思います。「こんなこと出来て当たり前」「こんなこと成果と言えない」他人や自分の理想像と比較して、ちょっと苦しかった…そんなもがきを超えて自分の成長を発表していることも感じました。

伝えるスタンスから、彼らの発した言葉、気づき、実体験に沿い、みんなに近い言葉で、みんなの一歩先を後押しする言葉を考える。

2年目の成長を加速させる目標設定講座
MTGを重ねて、講座で伝えるメッセージ・講義内容の大枠が定まりました。詳細は省きますが大事にしたのは、こんなポイント。

•人と比べない(比べる意味はあるのか)
•目標達成した時のメリットと出来なかったときの「デメリット」
 →目標達成は誰の為か、誰にどんな影響があるか?
•成長を一番認識できるのは自分

十分がんばっている!そんな彼ら彼女らが、もっと軽やかに仕事が成長が、出来るように。そんな想いを沢山たくさん込めました。

仲間のすごさを改めて実感(じーん)
「+α」目標設定(コーチング)研修は、HRの大尊敬するコーチ仲間が考えてくれました。きっと夜なべをいっぱいして下さったと思っている。
どんなメッセージを、どう言えば伝わるか、すごく考えて下さっていた。
(研修後のアンケート、とても伝わっているもよう)
彼らの可能性を信じて、どう成長に伴走するか。それを体現してもらいました。感謝感謝👏

そして、もう一つの感謝は、HRのボスのまとめコメント。
研修を試行錯誤して考えていた私たちのことを労ってくださったコメントだった。「感謝の視点をもつ」またこれを目の前で見せてもらいました。

<以下社長の入社式の資料より抜粋>
思いやり♡

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理不尽なことなんていっぱいあるし、人と比べたら出来ないことだっていっぱいある。理不尽と戦うより、人と比べるより、社会は楽しんだもん勝ち。

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社員の2割が3年目以内になる、弊社。
会社の文化はいずれ、彼らそのものになるといっても過言ではない。
彼らがとる良質なコミュニケーションが、会社の良質なコミュニケーションになると思う。自分とも、仲間ともとるコミュニケーションに、気づきのある研修になっていますように。

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