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はじめてスウェーデンを出てみたよ~part.①ブダペスト編~

留学に出発する直前に、留学経験のあるとある先輩に「旅行の計画とか立ててるの~?」と聞かれて、えっ!スウェーデンに行く準備でさえ精一杯なのに、そんなすぐ旅行なんていける余裕なくないか?!
そんな風に思ってた自分が、まさか9月中にスウェーデンを出ることになるなんて笑
そして一回経験してしまうと、ヨーロッパで飛行機に乗って国境を越えることも、さらに言語が異なる国に行くことも、通貨の異なる国に行くことも、なんの苦でもなくなってしまう。

とーっても大好きな友達が9月末にヨーロッパ周遊にくることを知っていて、9月はまだそんな余裕ないと思ってたのに、「あれ、意外と合流できるかもしれないぞ!?」と一度思ってしまったらもう引き返せなくなるのが自分です。そしてブダペストにも来ることが分かったので、ブダペストに留学に来ている友達にすぐ連絡して、ヨーテボリ⇒ブダペスト⇒ポーランドの旅に出ることが決定しました。笑


はじめてのライアンエアー

まずね、ヨーテボリ空港を使うのも初めてだったし、そこまで朝無事にたどり着けるかも不安だったし、ちゃんと飛行機に乗れるか、荷物の大きさ大丈夫かとか色々気になってたけど、ぜんぜん大丈夫でした。
もはやヨーテボリ空港では、パスポートもなにも見せないでオンラインチケットだけで搭乗できた。

でもほんっとに面白いのが、ゲート突然変わるし、普通に遅延するし、フライト30分前になっても全然搭乗始まらないし、みんな全然列に並ばないから波のように人が押し掛けるし、non-priorityだから全然最後まで搭乗させてもらえないし(笑)
さすがヨーロッパのLCCという感じです。

運良く窓際の席でした

ハンガリーには2時間ちょいで到着!!!

ハンガリーにもバスとトラムが走っていたよ

まず着いてはじめに思ったのが、首都だからかわからないけど、久しぶりにこんな人が多い街に来た気がした!と同時にやっぱりスウェーデンは人口が少ないんだなと。人にすれちがうときぶつかりそうになるとか最近全然なかったし、トラムでも基本座れていたから、久々に日本ぽい混み感を経験しましたね。ハンガリーについて、なんとなくネットで気になっていた「パプリカチキンカレー」がどうしても食べたくて、ついてすぐにそのお店に向かいました(笑) めちゃ賑わっているお店で入るの結構ちきったけど、うろうろしてたら優しい店員さんが席まで連れてってくれた(そのあと色々あって椅子から転がり落ちたのは秘密)

「Frici Papa」 ブダペストのお気に入りのお店になりました

パプリカの味はよくわからなかったけど笑、とにかくおいしいし、安いし、店員さんもやさしくて、とっても好きなお店になった!またブダペストに来たら絶対に食べに行きたいお店。

そのあとやっとやっと、みなみとブダペストで合流…!!!!!!!
みなみもほぼ同じタイミングでハンガリーに短期留学に来ていて、
ヨーロッパでこんなすぐに会えるなんて思ってもいなかった。
そしてやっぱり、ひとりで美味しいグルメ巡りをしてみたはいいものの、初めてきた国で心細くもあったので、現地の友達に会えた瞬間めちゃめちゃ安心して叫びそうでした。

チルエモの橋(名づけby自分)

ブダペストにはたくさん橋があって、その中でもこの橋は、若者が登ってお酒を飲んだり、おしゃべりを楽しんだりするスポットらしい。(ほんとは登るの禁止らしいけどみんなやってた(笑)
ここから見えるドナウ川の景色が本当に最高過ぎて、チルエモの橋と名付けました。(正式の名前忘れた)
やっぱりハンガリーも結構寒かったけど、スウェーデンもどんどん寒くなっていくんだろうな。

みなみと、ドナウ川クルーズ乗っちゃおうぜとノリでクルーズを予約して(ウェルカムドリンク付きで1500円くらい)、クルーズの時間までハンガリーの名物、ラゴーシュを食べにいくことに!

パン生地みたいなものにチーズとか具材がのってる

ほんと重かった(笑) それを考慮して野菜が多く乗ってるものを選んだのに、それでもやっぱりチーズが重くて、カロリー高そうやな~って感じ。
でもめちゃ美味しかったし、名物ときくとミーハーは飛びつきたくなるので、食べない訳にはいきません。

ブダペストの国会議事堂
みなみの手

クルーズはひとことでエモすぎたね。ディズニーシーみたいって終始言ってたけど、ブダペストに失礼でした笑
川と綺麗な建物と灯りが揃ったら、それは絶景になりますよね。
ブダペストは夜が本当に景色がきれいで、特にドナウ川に反射するととてもきれいだし、ずっと眺めていたくなる、そんな街です。
いつか彼氏を作ってもういっかいクルーズします。(あれ)

ハンガリーまできて韓国料理
みなみおすすめのパン屋
ブダペストスタバチャレンジ

これらは次の日に食べたものたち。
このね、ブダペストのスタバね、全然種類がないの。
フラペチーノみたいのも見当たらないし、メニューも結構少ない。
でもスウェーデンにはほぼスタバ自体ないから、久々のスタバでした。
そしてどうしても韓国料理が食べたくなって、ハンガリーに来て韓国料理を堪能しにいきました。入ったら誰もいなくて閉店中かと思ったけど、めちゃめちゃ自由な店員さんが出てきて接客してくれて、アット―ホームな感じがしました笑 カンボジアにいって韓国料理屋さんいったときは、同胞が来たからとめちゃサービスしてくれたけど、今回はありませんでした笑
久々のヤンニョム、さいこうやった~~

ヨーロッパ最大の温泉施設「セーチェニ温泉」

今日の最大の目的はこれ!!!!!!
ハンガリーは温泉の多い国として有名で、その中でもセーチェニ温泉はヨーロッパの中で最大の温泉プールで、いわゆる「映え」の狙えるスポットでございます。温泉といってもヨーロッパでは水着が必須なので、水着探しを徹底的に行いました。今までスクール水着しか着たことなかった自分が、いわゆるちゃんとした水着を買うなんて、ヨーロッパマジックってほんとにおそろしい。

日本じゃ絶対に着れないような水着に買うことに成功して、みなみとセーチェニ温泉に向かいました。
韓国料理屋さんで店員さんに、これから夜にかけてセーチェニに向かうと言ったら、夜は汚いからあさイチに行った方がいいと言われて、綺麗さをとるか夜景の映えをとるか悩んだけど笑、映えを選ぶことにしました笑 
でも現地の人の助言はありがたい笑

でもね!!!!全然汚くなかったの!たしかにたまにちょっと気になるところもあったけど、全然思ったより綺麗だった。でもこれからもし行く予定がある人は、ビーサン必須です!いろんなところ移動するから、そこは結構汚かったりする。ちなみにここで買うと1000円くらいする。

やっぱり夜景をとってよかった

ほんと綺麗だったな。そして不思議なことに、ヨーロッパマジックにかかるとあんな露出やばめの水着を着てても何も周りが気にならなくなる。
ほんっとマジックはすごい。プールといってもちゃんと暖かいし、サウナもあるしで、久々に暖かいお湯につかることができました。まあ、プール自体は観光客向け価格だからそんなに安くないけど(2500円くらい)、長時間滞在して、サウナもしっかり入って、水着も着て、夜景の映えを楽しめると考えたら、全然満喫できる素晴らしいスポットだと思います。

温泉の帰りにすごいお城を見つけた帰り道
ここのビールは飲みやすかったの!!!

ついにブダペスト最終日!
この日は偶然、ブダペストにてスイーツフェスティバルなるものがやっているということで、朝から朝マックを食べたにも関わらず(10:30に間に合うようにダッシュした)スイーツ巡りへ。

高くて買うの諦めて写真だけ撮ったチョコたち
ほんとに食べたのはこっちだけど名前忘れた

このあとね、ネイルをしに行こうとしてたのに、どこからか吹奏楽の演奏が聴こえて、引き寄せられていって、気づいたら、

October Fesに来てしまいました~!!!!
なんかね、ほんとにね、みんながお揃いの帽子かぶっててね(ビールを頼むと無料でもらえる)踊り始める老夫婦がいたり、演奏隊も途中でお酒飲んでたり、こののどかな感じが本当に心地よくて、とってもとっても心が満たされて、ネイルに行くのも忘れてずっと居座っていました笑
いや~ほんとに良い空間だったな。相変わらずビールは苦手だけども!!!

と、こんな感じで、あっという間にブダペストでの三日間は過ぎ去っていきました。
みなみがブダペストにいなかったら、きっとこんなにじっくり旅できなかったし、そもそもブダペストという街にも来ていないかもしれない。
本当に、素敵な友達がこんなにヨーロッパに近くにいてくれて恵まれてます。

今回久々にみなみとゆっくり過ごして、(LINEのアルバムみたら、前のアルバムが高校の頃の長野でのお泊りで止まってて、いきなりヨーロッパに飛躍)みなみがどんなところで生活を送ってるのか、どんなことを感じているのか、お互い最近やっと現地の生活に慣れてきたということで、共感できる悩みだったり、それぞれの環境だからこそ感じていることだったりと、いろんな感情を共有できて、すごく心が満たされた。
特にみなみが言ってた「留学に来たからすごいことしないといけない!って焦るより、しっかり目の前のことに向き合って自分らしく過ごしていきたい」っていう言葉はすごく私の心に残ってて、留学にきて何かしら焦ることは多いし、せっかく来たから~~しなきゃいけない!とか、何か縛られた感情のまま焦って過ごさないで、今一度自分が何を一番最優先に置きたいのか、もう一回ちゃんと整理して、毎日を大切に過ごしたいと思ったよ。

ほんとにみなみは昔から、悩みつつもちゃんと自分の軸をもってて、友達を大切にして、うまく自分の感情をコントロールするのも上手だと思うし、みなみに会うといつも自分も頑張ろうって思う。
まだ生活に慣れたばかりくらいの時期なのに、2泊も泊まらせてくれて、ブダペストのいろんなところ連れてってくれてほんとうにありがとう!
みなみと同じ時期にヨーロッパに来れてよかった。

そしてブダペストがとっても大好きになりました。
さて、次回はブダペストからポーランドへの旅について書こうと思います。

おわり。

すき💙


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