古い考えを捨て　新しく生まれ変わる。

人は、今まで生きてきた年月の分だけ、
沢山の不要な考えや価値観を握りしめています。

TVや雑誌や他人や映画やアニメや
様々なものから影響を受けて
今まで生きてきたと思います。

そして
自分なりの美学や
自分なりの価値観、人生論、
などを持っています。

また
有名人などに
こういう生き方に憧れる！
と思う人がいて真似をしたり。

聖書を読み、
神様の御心を知っていくと

いかに
今までの価値観が
マスコミなどに植え付けられた
低次元のものなのかを
痛いほどを知らされます。

女性であれば
素敵な恋愛をすること
そして
結婚することを
一番の幸せだと思ってしまいます。

洋服や靴やバックなど
ショーウィンドーを眺めては
欲しいものが沢山あり、
それらの欲しいものを手に入れて
お洒落に着飾ること、

皆が羨ましがるような
ブランド品の新作を早く手に入れることが
ステータスだと思ったり、

雑誌などに取り上げられた人気の
お店で贅沢な食事をすることや、

人気のエリアの
高い高い家賃のマンションに住むことや、

それはもう
どこまでも何かを求めて
何かを手に入れても
満足しなくて

いつまでも
その繰り返しのような気がします。

自分の心が幸せであれば
それで満たされるはずなのに

いつも
人から幸せだと思われたい、
という欲求があるのだと思います。

永遠にそのスパイラルから
抜け出せずに

幸せそうに見える自分に酔い、
その心は空いだけ、
という人も実のところ多いのではないかなと
思います。

その贅沢を続けるために
齷齪と必死に働かなくてはいけない。

いつも何かに追われているように
気が休まることがなく
苦しい現実を生きている人たち。

そろそろ
目覚める時なのだと思います。

神に祈っている時、
お腹が苦しくて
食べたものを消化できていないような
感じで、苦しくて苦しくて
仕方がない時がありました。

それでも必死に祈っていると

それが今の私の状態なのだと
気がつきました。

神を知る前の
今までの古い価値観や考えが
まだまだ自分の中にたくさんあって

それらを捨てていない状態で
必死に神の御心を取り入れようとしても

消化不良を起こす、と。

まずは捨てなくてはいけない。

掃除をする時などもそうですが
要らないものをきれいさっぱり捨てて
スペースが出来なければ
物ばかり溜まっていきます。

新しい物を購入したとしても
古い要らないものが溢れていたら
部屋はどんどん物で埋め尽くされて

なにが本当に必要なもので
なにが要らないものなのか
ごちゃごちゃになってしまいます。

今そういう状態ですよ、
と教えて下さったのだと思います。

まだまだ何十年と生きてきた分の
古い価値観や考えが捨てられないのに

それらを大切に握りしめたまま
御言葉を聴いても悟れない。

そして逆に
御言葉の方を違うと思ってしまったりする。

今まで正しいと思ってきたこと、
今までそれが「自分であること」だったこと、
自分なりの美学、
自分なりのプライド、
自分なりの幸せ、

私がこれまで生きてきた道…

それらを
綺麗さっぱり一度捨てられるのかどうか、

が大切なのだとわかりました。

いったん手放して
ニュートラルな状態にならないと
受け入れることが出来ない。

そのことを
分らせて下さったのだと思います。

実際にやろうとすると
とても難しいのがわかると思います。

今までの生き方の方が楽だからです。

でもそこから抜け出そうとしなければ
何もかも変わらずに
永遠のスパイラルのままです。

新しく生まれ変わろう、私(^-^)

「そして、イエスはたとえを話された。

「だれも、新しい服から布切れを破り取って、
古い服に継ぎを当てたりはしない。
そんなことをすれば、
新しい服も破れるし、
新しい服から取った継ぎ切れも
古いものには合わないだろう。

また、だれも、
新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。
そんなことをすれば、
新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、
革袋もだめになる。

また、古いぶどう酒を飲めば、
だれも新しいものを欲しがらない。
『古いものの方がよい』と言うのである。」」