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モラハラな父から離れられない娘の話

どうも海松です。久しぶりに投稿します。書き散らかさないとどうにも自分の心が辛くなってしまいまして。

「お前のことは、もう一生褒めない」

急に言われた。
前日に、
<私も褒めてほしい。私も頑張っている。お父さんにも褒められたい。>
「いいや、お前は頑張っていない。お父さんしか頑張っていない。俺は30年以上会社で頑張ってきたんだ。お前は努力していない。不幸自慢をするな。黙ってやれ。」
というやり取りがあった。
しかし、その後しばらくして、頭をポンポンしながら、「よく頑張ってるね~」と取ってつけたようにさらっと言われた。
「ねえ?こんなんじゃ嬉しくないでしょ?」でも私はそれでも嬉しかった。言葉にしてくれただけで嬉しかったから<嬉しいよ>と答えた。

それが次の日、「お前のことは、もう一生褒めない。」である。

私は体力の限界を感じて、夕食を食べた後リビングでいつの間にか寝落ちしてしまっており、それを見て父親の気に障ってしまったらしい。確かに、私も悪いかもしれない。でもそれにしても極端ではないか?

<お父さんに何か言われるとグサッとする。しんどい。>
「お前の態度がむかむかさせるんだよ。口答えばっかりしやがって。」「非効率極まりない。」「早く風呂入れよ。」
父は自分の思い通りにならないとキレる。自分が怒ることによって周囲をコントロールしている人だ。
「嫌なら出ていけばいい。」「もうお前らとは縁を切る。馬鹿野郎!」そう言ってドアを勢いよくバンって閉める。父は思ってもいないことまで口走る印象である。

時には自虐的に、「どうせお前らは俺のこと捨てるんだ。嫌いだって思ってるんだろ?」と言う。
そりゃそんなことを幼少期から言われ続けて嫌に決まってるだろ。
ムカつくし、いつまで父親の顔色見ながらびくびくしてご機嫌取りして生きていかなきゃいけないんだよくそが。

まあでも私も嫌ならさっさと働いて物理的に距離をとればいいのにそれがなぜかできない。
昔からDV的なものがあり母が心配なのもあるし。でも母は我慢する。我慢していれば収まるし、掌で転がしておけばいいんだという。
金銭面では助けられている部分があるのは本当のことだし。
父の口癖は「誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ?」である。
典型的なモラハラである。
でも金銭面だけの人かも。それは本人も気付いてて。だから「どうせ金なんだろ?」って言う悲しい人。そうやって気づいているなら治せばいいのにそれをしない。
まあもう60歳になるし、そこまでそういう生き方しかしてこなかった幼稚な人で、プライドも高い人だから、ある意味仕方ないのかもしれないが。

私も大学院に進学して、なぜか心理学を勉強している。
私はそうやって、父親にびくびくしてきた自分と向き合うために心理学を学び、自分のことを守ろうと、助けようとしたのかもしれない。
私は自分と同じような苦しい経験をした人や、生きづらさを抱えている人を救いたいと思って心理職を目指そうと思った。

でも本当は、『誰か助けてほしい』その一言が言いたかったのかもしれない。その一言を口にすることすら、私には苦しいことで、難しいことで、誰か察してほしい、気づいてほしい、私のSOSに。

自分の問題と向き合わないといけない。
でもしんどい。
本当は逃げ出したい。
何もしたくない。
でもそれは叶わない。
私は何で自分が生きているのかすらもよく分からなくなってきている。
本当はもう限界が近いのかもしれない。
心がボロボロになりそうな中、周囲にばれないように、普通に見えるように、普通の家族に、良い家族に見えるように話をしてきた。家族でお出かけに行った話、父が料理を作ってくれた話など。そうすると仲の良い普通の家族に見えるかなって。警察に逮捕されたり、問題が起きるとすべてが崩れ去ってしまう、母の我慢も無駄になってしまうと思い、私も我慢した。
こんなことどこの家庭にもあることだろうし、と思いこもうとしてきた。

でも心理学を学んで、色々な事例に触れるたびに、私の家庭環境は良くないのかもしれない、私がこういう状況なのは私本人の責任だけでなく、環境要因も大きかったのかもと思った。
でも両親の育ってきた環境も影響しているだろうから、親の事も責められず。
でも私の心がしんどいのは事実だなって。
誰も責めることはできない。
じゃあどうすればいいんだって。
どうやって問題と向き合えばいいんだって。

『何かしんどいことがあれば言ってね』って、周囲は言ってくれる。
もちろん感謝している。
でも、どうすればそれが言えるのか、何をどう言えばいいのか、分からない。下手くそすぎる。

だから、今泣きそうになりながら文字に書き起こしている。ここに書き散らしたらまだ少しはマシになるかもって。気持ちの整理ができるかもって。
書き散らしました。明日からもまた父との関わりは続きます。怖さもあります。父のご機嫌に合わせて生きていく自分が少し情けないです。
でも、そうやって生き延びてきたことは事実なんだろうな。


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