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【インターン体験記】5年ぶりに再会して感じたミラティブのユーザーファーストの精神と技術力

はじめまして!2023年7月から2024年3月までの約8ヶ月間、ミラティブでフロントエンドのエンジニアインターンをしておりました、かずえもん(@kazuemon_0602)と申します。
普段は情報系の大学でネットワーク関係のことを学びながら、放送委員会に所属して機材やシステムの管理・運用を行ったり、委員長として全体の取りまとめを行ったりしています。

今回はそんな私がミラティブのインターンに応募したきっかけと、実際に経験したこと、そしてミラティブがどういう場所だと感じたかについて紹介したいと思います。
「ミラティブってどういう場所なんだろう?」「どういうことが経験できるの?」と気になっている方の参考になれば幸いです!


ミラティブとの再会と志望動機

私は大学に入学する前から長らくプログラミングに触れていたので、兼ねてから「入学したらすぐに実務経験を積みたい!」と思っていて、ご縁もあり大学1年生からインターンをしていました。しかし、就活が近づいてくるにつれて「1社だけではなくてもっと外の世界を見てみたい!」と思い、大学3年生の夏に向けて新しいインターンを探していました。
そんな中、スカウトサイト経由でミラティブがインターンを募集していることを知ると同時に、過去に友人が配信していたことがきっかけで Mirrativ に登録していたことを思い出し、久々にアプリをインストールしてプロフィールを見てみました。

私の Mirrativ のプロフィール

なんと運命的な再会かと思いました。登録日である2017年12月1日は、 Mirrativ の代表的な機能である「エモモ(アプリ上で使えるアバター機能)」のリリースよりも、ミラティブが DeNA 社から独り立ち(MBO)するよりも前。しかも自分が実際に使ったことのあるプロダクトのインターンに巡り合うという、これ以上ない貴重な機会だと感じました。

また、Mirrativ での配信経験自体は少なかったのですが、個人のチャンネルで雑談や弾き語り配信をしたり、学生有志のゲーム大会で配信をしたりなど配信自体にはずっと関わりがあり、自身の経験がミラティブの事業内容にフィットするのでは、と感じました。
さらに、面談を通してミラティブのミッションやビジョンを知り、私が日頃思っていることや感じていることとも非常に親和性が高いと感じ、ミラティブに貢献して新しい経験を積んでみたいと思ってインターンに応募しました。

インターンで実際に取り組んだこと

参考として、インターンの中で実際に取り組んだことの一部を紹介します。

内製カスタムフックを用いた管理画面のリファクタリング

まずミラティブのコードや開発環境に慣れよう、ということで一番最初にアサインいただいたタスクです。管理画面の開発で用いられている React には過去に触れたことがあったため、ファイル構造の理解を進めつつサクっと作業が進み、なんとインターン初日にプルリクエストを出すことができました。その後、色々なミーティングでメンターの駒木さんが私を「初日にプルリクを出したインターン」と紹介してくださったので、私も便乗して Slack のプロフィールを変えました😂

Slack のプロフィール

また、このタスクを通してハマったポイントをテックブログとして公開し、いただいたリアクションからも新たな学びを得ることができました。

プチランページへの文言追加

次に着手したのは「ユーザーさんの目に触れるところを触ってみたい!」という私の希望もありアサインいただいたタスクです。

青枠部分の文言を追加する

ページ上に文言を追加する、というシンプルなタスクではありますが、デザイナーさんとやりとりしたり、ユーザーさんの目に触れるところを触ったりする初めての機会だったため、かなりの緊張感がありました。無事デプロイされた後、実際にアプリで自分が変更した箇所が見れる喜びを感じられて、感無量でした。

ユーザーフラグ管理画面のバグ修正と React リプレース

インターンでは、フロントエンドだけでなくバックエンドの開発にも取り組みました。その内の1つが「ユーザーフラグ」の管理者向け機能のバグを修正するタスクです。ユーザーフラグは、画面や機能のテストなどのため、ユーザーによって挙動を切り替える際に用いられている機能です。

この機能はかなり前に開発されており、現在の Mirrativ は Go と React を中心に実装されていますが、この機能は Perl と Vue で構築されていました。さらにドキュメントが残っていない部分もあり、様々な資料を漁りながら作業を進め、最終的にドキュメントの作成と Perl コードのバグ修正、管理画面を React で作り直すところまで進めることができました。

なんだかミラティブの歴史を覗いたような気分で、大変ながらも学びの多いタスクでした。

すごいプレミアムエモイデーの運営

「すごいプレミアムエモイデー」略して「すごエモ」とは、雇用形態を問わず参加できる、いわゆる1年間の振り返りとお疲れさま会で、さまざまなコンテンツを通してミラティブで働く仲間同士が1日かけて交流するイベントです。

すごエモは昼の部と夜の部の2部構成になっていて、夜の部の運営をインターンメンバーでお手伝いすることになり、放送委員会での裏方経験を活かしてカンペを持ちながらタイムキーパーをしていました。運営メンバーの方から「かずえもんが生き生きしている」と言われました😎

ミラティブパーカーと金のミラビット

ミラティブで感じたこと

テストを書くことの大切さ

個人開発ではほとんどテストを書いてこなかったので、今回がテストをしっかり書く初めての機会になりました。私がやっていたような個人開発では、正直テストがなくてもなんとかなるレベルでしたが、 Mirrativ のような大規模なサービスになると、機能1つとっても確認する内容が多く、手動でやるのには無理がありますし、ヒューマンエラーを起こしかねません。テストを書くことはエンジニアの基礎としても重要なことだと思いました。

エンジニアが快適に開発できる環境がちゃんとある

インターンの作業は全て貸与PCで行うのですが、そのスペックが非常に高く、ユーザーさんにいち早くプロダクトを提供するために、エンジニアがスピーディーかつ不満なく開発を進められる環境が用意されていると感じました。

会社全体でのレベルの高さ

ミラティブには2024年1月時点で117名の社員が在籍していますが、これだけ大きな規模のサービスをこの人数で作っていることにとても驚きました。エンジニアだけでなく、ミラティブに関わる全ての人のレベルの高さを感じました。

幅広い領域に触れられる環境

私はフロントエンドインターンとしてミラティブにジョインしましたが、将来的にはバックエンドやインフラなど幅広い領域に取り組めるエンジニアになりたいと思っています。そんな中、インターンでは前述の通りバックエンドタスクにも触れることができ、ミラティブのエンジニアは1人で担当する範囲がかなり幅広く、技術的な成長もしっかりできる環境であると感じました。

形だけじゃない「行動理念と行動指針」

これは個人的に思っていることですが、行動理念や行動指針は形骸化しやすく、文字として在るだけになってしまっていることも少なくないと思っています。そんな中、ミラティブには「わかりあおうとし続けるガイドライン」という行動理念と行動指針の具体的な実践ガイドがあります。

実際のチームミーティングや Slack でのやり取りにおいては、話をするに至った前提を共有する、認識ズレがないかどうかの確認をする、必要に応じて Meet を活用するなど、このガイドラインに従った行動が実践されており、ミラティブでは行動理念と行動指針が形だけじゃない状態で保たれているなと感じました。

また、プロジェクトを進めていくにあたっても、単なる推測ではなくユーザーさんの反応や得られたデータと真摯に向き合って(=事実に学んで)、どうわかりあっていくか、どう進めていくかを考えており、行動理念と行動指針をしっかりと理解した上で実践されていると感じました。Slack には毎日といっていいほど頻繁に KPI の進捗がわかるグラフが流れてきます。私の普段の活動においても、また今後のエンジニアキャリアにおいても、ユーザーさんはもちろんのこと、チームメンバー同士でもわかりあうことを意識しながら物事に取り組んでみようと改めて思うきっかけとなりました。

ユーザーファーストと技術力が両立するミラティブ

約8ヶ月間のインターンを通して、私はミラティブがユーザーファーストとハイレベルなエンジニアリングが両立しているすごい場所だな、と感じました。

エンジニアとしてのスキルアップだけではなく、ちゃんとユーザーさんに向き合ってプロダクトを作る、という意識が自然と芽生える。そんな環境はなかなか無いと思いますし、このような環境でインターンをさせていただいたことは、自分の人生の中でも非常に大きな財産であると思います。

この2つを両立しながら成長していきたい方には、ミラティブという環境はすごくオススメです。少しでも興味があるという方、ぜひエントリーお待ちしております🙌

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

謝辞

約8ヶ月もの間、メンターとしてエンジニアリング面だけでなく様々なことを教えてくださったメンターである駒木さん、サポートしてくださったエンジニアのみなさま、何度も相談に乗ってくださったHRBP部の野呂さん、角さん、そして私に貴重な経験をさせてくださった CEO である赤川さんはじめミラティブに関わる全てのみなさま、本当にありがとうございました!

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