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毎日使えるサングラス、作りました

さて、早いもので明日からiOFTです。
じつは今回のiOFTでは、FACTORY900さんの「factory900 lab」から、私が監修させてもらったサングラスが発表されます。

デイリーに掛けやすいサングラスとは

正直なところ、ライターという立場で特定のブランドの監修に携わることには迷いもありました。ですが、今回、なぜこのお話をお引き受けしたのかというと、その理由は「私が関わる意義が感じられたから」です。

こう書くとなんだか偉そうなのですが……。
これには、以前このnoteにも書いた私の病気のことが関わってきます。

過去の記事にも書いたとおり、私は昨年の夏に突然耳鳴りがしたかと思ったら、それがずーっと鳴りやまなくなり、ついには頭全体で音が鳴るようになりました。それと同時に、これまで以上に光に敏感になり、ひどいときはテレビや家の蛍光灯さえ眩しく感じられるようになってしまいました。

もともと眩しがりな傾向はあったんですが、家でも眩しいとなれば、カラーレンズが手放せない。というわけで、日常的に濃度25%のカラーレンズを使っています。

その濃度はさほど濃くないとはいえ、まぁ見た目はサングラスです。これを日々の着こなしに馴染ませるのは、なかなか難しい。しかも、現在はマスクも必須ですからね。

そのため眼鏡を作るにも、カラーレンズとの相性を考えてフレームを選ばなくてはなりません。これがまた、組み合わせを考えるのが難しい。度付きとなれば、デザインの制約も出てきます。カラーレンズを入れると、結構雰囲気が変わりますからね。ともすると硬派になり過ぎてしまったり、薄いカラーだといわゆる“婦人用”みたいな感じになってしまったり……。

いやはや、眼鏡ライターでもこれだけ悩むわけで。ってことは、女性がデイリーにサングラスを取り入れるのって、結構ハードルが高いのでは?と改めて思ったのです。

もう眩しさを我慢しないでほしい

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そんなことを考えているとき、今回の企画を提案いただきました。
もしマスクが欠かせない現在でもデイリーに掛けやすいものが作れたら、サングラスを掛けることへのハードルが下がるんじゃないか。それにより自分と同じように眩しさが苦手な人の役に立つことができるなら嬉しいし、私が病気になったことにも少しは意味があったと思えるのではないか……。

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そう考え、このお話をお引き受けしました。
完成までの経緯はまたの機会に譲りますが、自分でも掛けるのが楽しみになるようなサングラスが出来上がりました。とくに上写真にある【ナチュラル】の3モデルはフレーム自体が柔らかなクリアのカラーリングで、なおかつレンズの濃度も薄いため、顔馴染み良好です。子供の送迎などにも掛けやすいですし、室内で掛けっぱなしでも違和感ナシ。マスクとの相性は言わずもがなです。

もちろんこのまま掛けていただいても嬉しいですし、好きな濃さ・カラーのレンズに入れ替えてもらっても良いと思っています。サイズもそこまで大きすぎないので、眼鏡にしても良いかも。私は度付きのカラーレンズでも作ってみようかなと。

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私はiOFTの初日に、FACTORY900のブースに立ち寄る予定です。久々にこのサングラスと対面するのが楽しみです。

詳細は、こちらをご覧くださいませ。

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