【海外大生・ワーホリ向け】周りと差をつけよう!効果的なレジュメ作成のコツ
留学・ワーキングホリデー(以下ワーホリ)中にアルバイトをしたいけれど、レジュメ作成で悩む方はかなり多いのではないでしょうか?
〇 レジュメってどう書けばいいんだろう?
〇 他の応募者と差をつけたい…!
特に海外の場合は日本と違って、レジュメに決まった用紙や様式がないため、インターネットで検索しながら作成する方が殆どですが、作ったもののこれでいいのか分からない…合っているのかもわからない…と不安な方も多いと思います。
そこで今回は、レジュメの書き方のコツや周りと差をつけるレジュメの書き方をご紹介します。人事経験者の目線なので間違いなし!
まず知っておこう!日本の履歴書との違い
海外のレジュメは、日本の履歴書とは違い、顔写真や性別、年齢を書くことが必須ではありません。住所やSNSアカウントを記載している方もいらっしゃいますが、悪用されることがあるので記載には工夫が必要です。
例えば、どうしても住所を書く必要がある場合は、大まかなエリアを記載するが良いでしょう。例えばオーストラリアの場合、サバーブ(Suburb)と呼ばれる行政区画の単位があります。日本でいう「町」みないなイメージです。サバーブを記載する程度でとどめるのが無難です。SNSアカウントに関しては、応募する職種によって記載した方が良ければ書いておく程度が良いです。
また、日本のように決まったフォーマットはないため、必要な情報を読みやすくできるだけシンプルにまとめることをオススメします!
レジュメに何を書けばいい?
記載必須な「情報」とは
海外でのアルバイト用のレジュメは以下の6点が記載れていることをチェックしましょう!
氏名 / 連絡先
インタビュー(面接)や採用の連絡はメールではなく、電話やText(SMS)で送られてくることがほとんどです。仕事探しはスピードが”命”なので自分がすぐに対応できる電話番号を必ず記載しましょう。付随してメールアドレスの記載も必須です。
ビザの種類 / 期限
応募時にビザの期限を必ず質問されます。雇う側からすると、いつまでその国に滞在できていつまで仕事ができるのかは気になるのが当たり前ですよね。残り期間が長い方が採用率が上がることもあるので、ビザの種類と期限は必ず記載しましょう。
【例】
Working Holiday Visa(15th JUN 20XX)
Student Visa(30th OCT 20XX)
⭐︎見えやすい位置に分かりやすく記載するとGOOD!
Objective / Summay (目標 / 要約)
Resumeの冒頭に、「Objective」か「Summary」のどちらかを書くのが一般的です。自身のキャリアの要約又は今後やりたいことを記載する欄です。
応募者が多い場合、雇用主はここを読んで書類通過を判断することがあるので、なぜ自分がこのポジションにふさわしいか、分かりやすくアピールしましょう!
一般的に、新しい分野に転職したい場合は「Objective」を書きます。ここでは、どんな仕事がしたいか、どんな立場を目指しているか、どんな目標があるかを明確に説明します。今までの仕事に関連した仕事を探す場合は「Summary」を書くのが一般的ですが、この「Objective」又は 「Summay」の概念が混在していることも多いです。
「Objective」又は 「Summay」を書く場合は、以下の点に気を付けましょう。
1. 応募する会社が求めている経験や実績を選んで書くこと
2.簡単で具体的な説明文になっていること
3.「I〜」という文章ではなく、言い切りの文章になっていること
Work experience(職務経験)
日本では古い順から書きますが、欧米では新しい職歴から書くことがマナー。職種 / 経験期間 / 業務内容を記載し、学生などで過去の職歴がない方は日本でのアルバイト経験やボランティア経験、学校での活動をまとめると良いでしょう。
職歴が多くある方は、応募したい仕事に関係のあるものを選んで載せましょう。あまり長く書いてしまうと読んでもらえなくなる可能性があります。
役職や肩書きよりも経験を重視する国が多いので、今までの自身の経験と応募する仕事へのつながりを意識して書きましょう。実績や成績を証明できるものがある方は積極的に記載してください。
【例】
Position: Kitchen hand
Period: 1st Apr 2020 - 31th Mar 2023
Detail: Prepare ingredients to use in coking / Dish washing… など
Skill(スキル)
希望するポジションに関連したスキルを優先的に記載しましょう。
応募ポジションへの関連スキルや言語スキルを記載していると業界やポジションによって有利に働くことも!
【例】
Skill: Good communication skill, Customer Service skill…など
Education(学歴)
自身の最終学歴のみの記載でOK!学校名よりも学部や何を学んだか簡単に記載すると良いでしょう。希望する職種と自身の学びをうまく関連させて説明できればさらに効果的です。日系のお店や面接をする人が日本人の場合、学歴をしっかり見てくる人が多い場合があるようです。
レジュメデザインはどうすればいい?
履歴書といえば手書きというイメージが強いですが、日本以外だとパソコンで作成したものを提出することがほとんどです。
Microsoft Wordのテンプレートを使っても良しですし、レジュメ作成サイトを使うのも良いです。オススメのレジュメ作成ツールをいくつか紹介します。
Canva
オンライン上で無料で簡単にデザインができるサイト。
何百ものテンプレートがあり、レジュメのデザインも豊富。デザインに自身がない方も簡単にオシャレなレジュメが作成できます。
Google Docs
Googleが提供しているMicrosoft Wordのようなツール。パソコンにMicrosoft Wordなどの文書ソフトウェアが入っていない、パソコンを持っていない場合でもPCやスマートフォンから利用できます。
「文書」の「新規作成」から「google docs template gallery」で、Resumeのテンプレートを無料で使用できます。また、オンライン上で作成したものをダウンロードしたり、印刷したりすることができます。
Microsoft 365
パソコンにMicrosoft Officeが入っていなくても、Web 上で Word、Excel、PowerPoint などを無料で使用できます。スマートフォンからでももちろん使えます。
まとめ
仕事探しをする場合に必須であるレジュメ。必要なときにすぐにでも配れるよう早い段階から準備しておきましょう。働きたい業界や職種ごとに何パターンかレジュメを作って配る際に使い分けをするのがオススメです。
また、語学学校や留学エージェントで添削サービスを行っている場合もあるので、利用している方はぜひ確認してみてください。
最後に、実際に配る前に必ず誰かに読んでもらいましょう!スペルミスや不自然な箇所がないかチェックすることをお忘れなく。