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「スタートアップの自前主義からの飛躍」MIRARGO CONCEPT vol.2

第2回目の今回はスタートアップへの私たちMIRARGOの想いである『スタートアップの自前主義からの飛躍』についてご紹介します。

日本のスタートアップエコシステムが直面する問題に対して、MIRARGOが掲げる『共創型スタートアップ投資』のコンセプトを4回に分けて紹介しております。
vol.1をまだご覧になっていない方はぜひ下記リンクよりぜひご覧ください。

起業家がビジョンを描き、経営プロが実現する

起業家は万能ではありません。起業家はクリエイティブなアイデアやビジネスに対する情熱を持って夢を描き、周囲を巻き込む力があります。しかし、その力はビジネスや経営に関するスキルとはまた別のものです。

私たちはその起業家の想いを聞き、ビジョンをアクションに翻訳し、実行を試行錯誤していきます。

私たちMIRARGOが目指す「経営プロ」は、背中を任せることのできる起業家の相棒として、二人三脚で成長の伸び・確度・スピードを上げていける存在です。

経営プロとともに、外部の活用で成長の壁を突破する

シリーズBまで辿り着けるスタートアップは約30%で更に、そのうち60%の企業が解散しています。そして、そこから実際に成長するスタートアップはごく僅かな現状があります*。

*CB Insights調査をベースにMIRARGO推計

シリーズBまで辿り着いたスタートアップの60%の企業が消えていく現状は、スタートアップエコシステムの構築につながるのでしょうか?

私たちは実際に『社員を増やしたのに成長しないのはなぜ?』という声をよく聞きます。スタートアップが事業拡大を目指す際にぶつかる壁の一つが、組織づくりです。

人員を増やすには「採用」だけでなく、「育成」「ルール作り」など利益に直結しない部分でのタスクが多く発生し、増員してもマイナスになってしまう場合があります。

この課題に対し、MIRARGOは組織づくりのプロとして、私たちができる営業・アライアンス・マーケティング・オペレーションなどの仕組み・体制を作り、外部リソースを活用しながら、スタートアップと一緒に組織を構築していきます。

Enterpriseと組むことで多様になる選択肢

スタートアップの多くは、IPOすることが最終ゴールになりがちですが、IPO後は株主たちとのコミュニケーションやコミットメントなど、新たな課題や責任が一気に積み重なり、かなりシビアな闘いを強いられていると思います。

そこで、共創型スタートアップ投資でEnterpriseと組むことは、資金だけでなく、使えるリソースやアセットが増えるというメリットがあります。IPO後の安定株主や、スピンインによる更なる成長の環境としての選択肢も広がっていきます。

夢物語のようにも聞こえるかもしれませんが、MIRARGOと一緒にEnterpriseへの信頼を積み重ねることで、IPOをゴールにするのではなく、通過点・手段として捉え、その先の道筋を検討しながら良い環境を作ることを目指します。

さいごに

今回の『スタートアップの自前主義からの飛躍』について、いかがでしたでしょうか?

日本のスタートアップは「家族のような仲間を集めて、資金をガンガン調達し、IPOを目指す」というフォーマットができてしまっていますが、未来を創るスタートアップだからこそ、もっと自由でクリエイティブな環境や仕組みづくりをMIRARGOが創出していきます。

ご質問や感想などお気軽にコメントをお送りください。

次回の「MIRARGO CONCEPT vol.3」 では、
『事業会社がスタートアップ投資の主役になる時代。』
についてご紹介します。


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