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「仲良くしなければならない」は嘘

他人とは「仲良くしなければならない」という意識があると、他人の顔色をビクビク伺って機嫌を取ったり、優しい言葉を掛けたり、嫌なことされても我慢するようになってしまいます。

そんな絶え間ない努力をしたとしても、悪口を言ったり、自分勝手に不機嫌になったり、口調がキツかったり、嫌味を言ったりするような人間は、どの職場でも学校にも必ずいます。

しかし、「仲良くしなければならない」という意識があると、それを達成できない自分のことを力不足だと責めてしまいますし、仲良くできない相手に腹が立ったり、恨んでしまうことにもなります。

自分を責めたり、相手を恨む行為は、嫌なことをいつまでも頭に残らせてしまう元凶ですので、「仲良くしなければならない」という意識があることで、脳が疲労骨折のような状態となり、やがては適応障害やうつ病を引き起こしてしまうことにもなりかねません。

そのため、職場や学校は、みんながみんな友達じゃないし、価値観も考え方も何もかも異なる人たちなのですから、「仲良くしなければならない」という発想は捨てた方がいいと思います。

もちろん、だからといって、わざと喧嘩するという話ではなくて、仲良くできないのは当たり前だと思うことで、それができない相手のことを恨んだり、自分を責めたりすることから解き放つということが目的です。

それに、それが上司だろうが部下だろうが親だろうが、仲良くしたくないなら、仲良くしなくていいんです。それは自由意志です。それを無理に「仲良くしなければならない」と思うから、自由意志が押し殺されて、苦しいんですね。

そのため、学校教育で教えているような「仲良くしなければならない」は大嘘です。「仲良くできない人もいるけど仕方ないから、自分も相手も責めない」が正解なのではないかと思います。

そのように考えれば、「切り替え力」(※)が身につき、疲労感を溜めることを防げるのではないかと思います。

(※)切り替え力とは、嫌なことがいつまでも頭に残らない思考法をしたり、生活習慣を身につけることで脳を休ませる時間を取り、鬱病などの精神疾患を予防・改善することに繋げる力のことです。(私が勝手に作った造語です。)




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