27.大学生の地域活動|ミライノラボ2年目の学生研究員が思うこと。
はじめに
皆さんこんにちは!学生研究員の鈴木です。
個人的な話ですが、noteでの自己紹介から約1年、地域活動を始めて2年と半年がたちました。
せっかくだからということで、今回は活動を通して感じた事・思うことを文章化してみようと思います。
つたない文章ですが、どうかお手柔らかに。。。
大学生は一時的なもの、地域活動は継続的なもの。では大学生による地域活動は?
最初に活動を始めてから、一番感じていることが「大学生としての期限」です。
というのも、大学生として自身がまちづくりに関われるのは長くても4年。そのため、持続的にまちづくりに関わっていくのには限度があります。
もちろん単発のイベントやプロジェクトという手もありますし、それは大学生という立場を最大限活かして地域に関わる方法だとも思います。
一方で、地域活動は、地域を継続的に維持・活性化していくもの。
地域に一瞬関わってその効果も関係も一時的なもので終わり。
それでいいのだろうか?と活動を始める以前は、大学生と地域活動のそのギャップに引っ掛かりを感じていました。
しかし、活動を初めて少し経った今改めて考えてみると、大学生による地域活動は断続的なものなのだという気がしています。
活動初期から関わらせていただいている地域「牛久商店街」では、4年程前から大学生が代替わりをしながら継続的に関係を築かせていただいています。
その中で行う地域活動は、4年間同じなわけではなく、様々な方向性のプロジェクトが随時走っているというものです。
牛久商店街さんとの関わりを通して、この活動方法が大学生の地域活動の強みと一致しているのではないかと感じます。
大学生の強みを考えてみると、型にとらわれない発想や若さというのがメインとして挙げられます。
これらの強みは、より単発的な活性化の方法に合っているのではないかと思います。
そして、学生個人の4年という期間で考えずに、もう一つの大学生の強み、縦のつながりを有効活用していくと地域活動全体の流れを継続的なものにすることが可能です。
この二つのスタイルを組み合わせた、地域との関係性を継続させながら、断続的に提案をしていく活動の仕方が大学生の強みを発揮した地域活動になるのではないかと妄想しています。
大学生による地域活動の土台はチーム力
そして、断続的な地域活動に必要なものはチーム力ではないかと思います。大学生は沢山のマンパワーがあるというのも強みです。
個人プレーではなく、学年を超えてチームになることで下の学年に活動を継続させていくことができる、その点において、地域との関係性を継続しつつ大学生の強みを生かした地域活動は実現すると考えるようになりました。
これは正直当たり前の事を言っているのだと思います。
ただ、このチーム力を強調したい理由があります。
それは、コロナ禍で活動が思うように出来なかった昨今、縦のつながりは以前より薄くなり、その影響が地域活動にも生じていると感じているからです。
先日、地域活動を行う全国の大学生と話す機会がありましたが、新しく活動に参加する学生が極端に減ってしまったという声が多く聞かれました。
これを踏まえると、当たり前の事のように思うチーム力は今一番希薄になりつつあるのではないでしょうか。
地域という大きなコミュニティ活動から、どうしても個人的活動にこもりがちなコロナ禍。
若い大学生による地域活動は人をコミュニティに呼び込む力があると私は思います。
地域のコミュニティ復活に向けて大学生の活動力を向上させる、つまりチーム力について考える機会が来ているのではないかと考えています。
その点、ミライノラボでは多くのプロジェクトで学年の垣根を越えて一緒に活動をしていますから、個人的にミライノラボの強みだと思っています。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
まだまだ地域活動初心者の筆者ですが、少しずつ活動が再開されてきている今、さらに地域活動を充実させ、考えを深めていきたいと思っています。
今後は地域活動の様子もご紹介していきたいと思っていますので、是非ご覧ください!
次回の記事もお楽しみに!
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