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農産物の情報発信が買い物を楽しくする!(農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今日は情報発信の話。

昔は野菜の買い物は商店街にある八百屋に行きました。
八百屋は野菜の良し悪しや野菜の特徴、旬の野菜、産地の情報などの目利きができ、食べ方や調理法を知っていて、消費者に情報を伝えながら対面販売していました。
消費者は野菜についての情報を八百屋から得られました。

今は個人商店の八百屋さんは街から消えてしまい、消費者が野菜を買いに行くのはスーパーマーケットです。
スーパーマーケットの生鮮売り場にいる店員さんは特に野菜の知識や情報を持っているわけではありません。また、どの野菜も見た目はきれいですし、パッケージには特に大差がありません。

つまり消費者からするとスーパーマーケットの生鮮売り場にある情報は「価格」しかありません。栽培方法や農家(生産者)の栽培へのこだわりなど伝わるはずもないのです。

そうなれば、消費者は「価格」という情報だけで野菜を選ぶことになります。
いくら農家が土作りにこだわっていようと、いくら特徴のある品種であろうと情報が無ければ消費者に伝わるはずもないのです。

情報が「価格」しかなければ、消費者は価格の安いものを選ぶことになります。

ふつうに育てられたものも、すごくこだわって育てられたものも消費者には情報がないので単に価格が安いものを買ってしまうので農家(生産者)は報われないことになります。

そこで情報発信が必要です。POPをつかって野菜の特徴、栽培のこだわり、生産者の顔が見える情報をしっかりと出していけば消費者に伝わり、がんばって工夫して作った野菜はそれに見合った価格で購入してもらえるようになります。

消費者にとっても選ぶ楽しみ、知識を得る楽しみが得られ、買い物が楽しくなります。またおいしかった農家の野菜は口コミで広がるようになります。

昔の八百屋さんに替わって情報発信してくれる方法をPOPだけではなくSNSなどもつかってしっかりと発信していきましょう!


【問い合わせ】
TEL 080-3396-5399
MAIL t.ogawa19720117@gmail.com

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