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【スペシャルゲストインタビュー①】manaboインターンの振り返り

今回は2年間manaboでインターンをしていた先輩にインターンで学んだことや経験したことを聞きました!今後インターンをするか悩んでいる方、インターンってどんなものか興味のある方、ぜひ読んでみてください!次回は就活編に続く。

Q. manaboでインターンを始めたきっかけはなんですか? 
 大学1年生の時に、「オンライン家庭教師」なるバイトがあるということを知りました。最初は馴染みのないサービスで、「オンラインで教えるって何?どういうふうに仕事をするんだろう?」と不安に思いながらも、IT技術を駆使して地方の生徒にも価値提供をすることができる点に魅力を感じ、PTの登録をしました(自分が地方出身で、地域間の教育格差に関心があったことが大きかったと思います)。
 最初は「音声通話とホワイトボードのみの操作で指導する」というmanabo独特の指導方法に苦戦しましたが、徐々にコツを掴んでいき、生徒さんからの感謝の声をやりがいに2年間PTとして指導をし続けました。2年間で生徒さんに指導した回数が1200回を超えるほど、熱中して取り組みました。
 このことを評価していただき、大学2年と3年の春に運営事務局からインターンの誘いをしていただきました。2年生の時は、「そんな意識高い系のことは自分にはできないだろう」と感じて断りましたが、大学3年生の時に、今後の就活や社会に出ることを意識した時に「社会に触れる経験が必要だな」って感じてジョインを決意しました。
 面談の雰囲気も良かったし、社員さんが優しく、面倒見がいい方だったのもジョインの決め手でした。その後お世話になる某先輩が金髪で面接してくれたのはけっこう印象的でした!(笑)

Q. 始めた当初やどんな感じでしたか? 
 自分自身本当にスキルがなく、エクセルやパワポなどをほとんど触ったことがないレベルだった上に、ビジネスマナーや言葉遣いも分からないことが多くあり、正直大変でした。また、ただのバイトとは違って、責任感がある仕事に向き合うことへの難しさも感じました。

Q. どう乗り越えましたか?
 それについては、先輩や社員さんの存在が大きかったです。ありがたいことに、社員さんや先輩方は面倒見が良い方が非常に多く、1からたくさんのことを教えてもらいました。基本的なことから優しく教えていただく中で、少しずつではありますが自分でできることが増えてきました。特に、そこで覚えたパソコンのショートカットやエクセルのテクニックはすぐ大学の友達にも教えたりして、感動されたことをよく覚えています。その時には「インターンをやっていてよかったな」って思いました(笑)。
 特に2年間インターンを経験した現在では、友達にパソコン関係の技術やツールの使い方などを聞かれた時にうまく答えられるようになっていて、初期の頃何もできなかった自分も少しは成長できているんだなと実感します。
 また、もともと文章を書くことは得意だったので、資料文章の作成やメルマガ作成などの仕事も任せてもらいました。優秀な後輩たちとも積極的にコニュニケーションを取りながら、文系っぽい仕事と理系よりの仕事どちらも着実にこなせるようになっていったと思います。

周りの人たちの助けを借りながら、やれることを少しずつ増やしていった

Q. 印象に残っている仕事はありますか?
 ぱっと思いついたのは、見本動画作成ですね。manaboはオンライン指導というサービスの性質上、初心者PTにとっては指導すること自体がとても難しいことなんですね。そのことが原因で、「登録してくれたのに指導しないまま離脱してしまう」というPTが多くいることが課題でした。そこで運営側として、指導の様子をまとめた見本動画を作成する流れとなりました。その際、PT経験がある自分がPT役として出演し、映画サークルに入っているインターン生と動画編集が得意なインターン生と協力しながら、1つの動画を作成していきました。夏のものすごく暑い部屋で、ノイズが入らないようにエアコンを止めて長時間撮影したのは、今となってはいい思い出です。
 また、今年の「manaboオンラインオープンキャンパス」も強く印象に残ってます。コロナ禍で大学の様子をなかなか知ることができない高校生向けに行われた企画なのですが、そのうちの早慶編のファシリデーターを担当させていただきました。自分の大学の友達や慶應大学のmanaboインターン生に参加してもらい、その場を上手く回しながら、大学の魅力や勉強のコツを伝えることができたと思っています。普段の内向きの業務とは違い、高校生に直接価値提供できたことが嬉しかったです。

Q. インターンを通して成長したこと・学んだこと・得たものはなんですか?
①スキル
色々なことを教えてくださった社員さんや先輩、時には後輩のおかげで、ジョイン当初は自信のなかった、パワポ・エクセルなどのスキルに関して少しずつ自信を持てるようになりました。何度も資料を作成する中で、「ここはこうしたらもっと見やすい」「ここにはこれを使えばいい」といった反省点が出てきて、それを次に生かしていきました。とは言ってもまだまだできないこともあるので、これからも勉強していくつもりです。
また、メルマガやメール文を何度も作成するうちに、ビジネスメールなどの文言に困ることなく書けるようになったことは自分の中で大きな成長だと感じます。こちらに関してはもとからの自分の得意分野を伸ばせた例かなと思います。

②社会に触れる経験ができた
面談の時に言われた「ベンチャーだから会社の全体感が見える」というのはその通りでした。色々な業務に携わる中で、「ビジネスってこうして成り立っているんだ」という実感を得られました。インターン生になる前はそのようなことは何1つ知らなかったので、社会に出る前にその感覚を持てたことは、今後のキャリアに活きるのではないかと思います。

③目的意識がついた
今までの自分は色々なことに対して「なんとなく、とりあえず」進めるということが多かったんですね。しかし、インターン生として働く中で、社員さんから「それはどうしてやるの?」とか「他の方法はない?」などと聞かれることが多く、自分が今やっていることは何のためにやっているのか、適切な方法なのかどうかを考える力はついたと思います。ビジネスはお金が絡んでくるので、子どもの「あれやりたい、これやりたい」のような単純な発想では動けません。目的意識を持って行動できるようになったのは、インターンという環境にいたからこそだと思っています。

④コミュニティ
何より、自分にとって居心地のいいコミュニティができたことは幸せでした!自分には同期がいませんでしたが、先輩・後輩と「仲良く仕事するときは仕事する、遊ぶときは遊ぶ」でメリハリをつけながら活動ができて楽しかったです。仲の良いメンバーとはサシ飲みに行ったりすることもあります。manaboのインターン生は、仕事の話でもプライベートの話でも気軽にできるメンバーが多いです。毎月の締め会のあとにバッティングセンターに行くのが1番楽しかったですね!

⑤人脈が大切
仕事をする上で、人に非常に助けられることが多かったなと感じます。自分だけではできない仕事もある中で、アドバイスをくれたり、手伝ったりしてくれる仲間がいる環境にいられたことは幸せだったなと思います。また、そうしてもらうためには「この人のためなら教えてあげよう、助けてあげよう」と思われるような普段の行動が大事だなと感じました。周囲との良好な関係性を築くことは間違いなく大事なことだと思いますし、今後も意識していきたいことですね。

今回のスペシャルゲストについて
ニックネーム:せき
現在早稲田大学4年生。manaboのPTで1年半で1200回指導→2年間インターン生として活動し、PTの育成や、高校生向けのイベント企画などを担当。好きなものは「巨人、夜景、人と会うこと」など。最近はAAAの曲をずっと聞いている。春からIT系の企業に就職予定。