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通販事業会社が、D2C・サブスクリプションビジネスへLogicaで転換する方法

既存通販システム構成

通販事業者は、事業の歴史も、参入方法、動機、商材、モデルも様々です。
1:単品通販
2:総合通販(様々なアイテム:SKU商品をダイレクトマーケティングで販売)
3:アウトバンドコールなど、2パーソナルプッシュ型での顧客獲得
4:訪問販売の発展系
5:MLM(マルチレベルマーケティング:正しい意味で)

などが、あります。

また、顧客とのチャネル視点では、
1:オフライン受注(従来型のオフラインメディアでの受注:TELおよびオーダーペーパー)
2:オンライン受注(Eコマースメイン)

の比率や、重点をどちらに置くかでモデルが変わってきます。

事業の歴史が古ければ古いほど、オフラインメディアをメインとして事業構造になっていてそれに伴う、業務系の基幹システムや、情報システム、コミュニケーションシステムになっています。
そのため、顧客の変化が著しい今の時代に適応するための、システム改修や、データ連携のためのコストが非常に煩雑=コスト高になっています。
スタートアップや、新規でビジネスモデルを構築する事業者の適切なコスト構造に対抗出来ない=競争力を維持出来なくなることが多くなっています。

システムの「がらがらポン」(移行:マイグレーション)が必要:でもどうやって

多くの通販事業者が、基盤となる通販業務基幹システムをメインシステムとして配置しています。
これに、時代とともに、

*コールセンターシステム(これもまた、オンプレシステムでとても使い勝手が悪いです。)
*Eコマースシステム
*CRMシステム(何が知りたいが不明のまま、なんでも顧客情報があれば良いと思っている)
*MA(マーケティングオートメーション)などの、コミュニケーション・マーケティングシステム
*BI(ビジネス インテリジェンス : Buisiness Inteligence)・BAビジネス アナリティクス(Buisiness Analytics)などの分析システム

などを、疎結合や、連携ミドルウエア、API(これならまだまし?)でデータ連携しています。
そして、連携したデータをDisplayに押し込めようとするので、
タブメニューと、横に長い表形式ばかりの複雑なUIになっていきます。

他の業界でも多く語られているように、システムの連携仕様も良くわからない(影響範囲がわからないということも含めて)
情報系などは、部門最適で誰が、何の目的で、どう使っているのかも把握不能で、調べてみると同じようなシステムをいくつも導入しているし、使っているスタッフも1名や2名、導入目的としては、コスト対売上・利益・工数削減 とその場でのロジックはあっているが、トータルコストや、柔軟性は検討も精査(後からでも十分必要)もされていない
というのが実態です。

コマースシステムあるある

解決策:いつでも捨てられる、変えられる、追加できる構成にすればどうなる。

弊社で推奨しているのは、これから益々、技術の進化と深化のスピートは速くなり、加速していきます。
それに伴い、顧客の価値観や、態様も変化していきます。
そう、テクノロジーは人を楽しくするために進化していくのです、そして、テクノロジーはシンプルにして(みせて)くれます。
それに、適応するためには、身軽になるしか無いと思っています。
そうです、顧客にサブスクリプションを提案するのと同じ理由で解決方法なのです。

1:アセット(オンプレ)を保有しない
(リースだろうがレンタルだろうが、拘束されていることは同様)、サブスクで利用しよう
 *正確には、リカーリングモデルです。

2:システムは、ヘッドレス対応で、
 今ほしいものを、設定(API)でつなげよう
 不足している機能は、モジュール+ブロッグ機能で追加・補充しよう。
 いらなくなったら、よりよいものが出たら、POCを回して、評価・載せ替え・解約しよう。

3:システム機能は、どんどん周辺を侵食、他のシステム機能を蚕食していく
 どちらかに、寄せて行こう。
 後発のシステムの方が、従来型より機能も優れているのが常です。

何故なら、現状のシステムより便利だからリリース・ローンチされているのですからユーザーがそう思っているので、製品化しているということです。
 *これも、D2Cの考え方ですね。
 そのため、機能が、他のシステムとオーバーラップしていきます。ので、これを好機として業務の再設計
(BPR:ビジネス・プロセス・リエンジニアリング:業務プロセスそのものを根本的に見直し、業務プロセス全体の最適化を図る取り組み)
 をして、システムを断捨離してください。
 これが、サブスクのメリットですね。キューレーションは自分でするか、アドバイザー(コンサルではない)にしていただくかは別です。

如何でしょうか。
D2C/サブスクリプションビジネスの要素が、自社のビジネスモデルの変革の中にも、見出すことが出来ます。
そうです。
顧客に、D2C/サブスクリプションビジネスを提供するのであれば、自身もそれを利用する体制に蝉変くださいということです。

これから、各パートテーマに対応して、具体的な考えかた、構築・運用Tipsなどを交えて解説していきたいと思っております。

ご質問や課題などございましたら、何なりとお気軽に弊社までご連絡ください。

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Logica(株式会社 E-リテイリングシステムズ)
の導入ご相談・デモなどの詳細お問合せは、https://bit.ly/38yCJ19  に「noteでみた」か、私までお問合せくださいませ。

最後に
ラリー・ペイジ
『我々の本質は以前と同じです。目指しているのは、技術の進歩を活用して、人々を助け、暮らしを良くし、よりよい社会に結びつけること。』

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