未来のワタシゴト創造プロジェクト2023開催レポート⑧各チームのアイデアを紹介～Fチーム～

アイデア発表会の各チームの内容を1チームずつ紹介していきます！

チームF
「自動車の知識を教育に！！～みんなが車を求める時代～」

続いてはチームF（チーム名はTOMO）。ゲストはトヨタ自動車東日本株式会社人材開発部の千葉巧さん。
千葉さんから自動車業界の現状や車の製造工程などについて聞き、業界についての知識を深めます。トヨタ自動車東日本株式会社についてはこちらの記事で紹介してます。

千葉さん（左）に疑問に思ったことをどんどん質問します

業界のことについて知っていくなかで、最近の課題は若者の車離れだとわかりました。この課題を解決するため議論を重ね、学校教育に車の知識を取り入れるというアイデアをまとめました。

課題解決のためにみんなでアイデアを出し合い、模造紙に書いてまとめていきます

「学校教育に」という課題の解決策を具体化する過程で、ターゲットの絞り込みをしました。対象は中学生から大学生まで。年代に合わせて、教育内容を変えていきます。例えば、高校2年生は将来の家族構成からイメージして車を持つことを考えていきます。3年生になると車を購入するためにかかる金額を知り、車を持つことを明確に考えていき「車をもつことの楽しさ」を知ってもらおうというアイデアです。

発表では、各メンバーが「自分が乗りたい車」についても紹介しました

発表では、社会の「考えや価値観が多様化」していることに触れ、この考えや価値観のなかから「自動車も地域に寄り添い、つくる時代」という発言もありました。

Fチームの生徒からは「自分と同じ価値観の人もいれば、違う人もいて話し合いことの大切さを知りました」「決まった答えがないなか、やりがいのある2日間は成長につながるだけではなく、チームワークを深めることができてすごく楽しかった」という声がありました。

発表会で投影する資料を準備するFチームのメンバー

生徒の声にもあるように、アイデア出しの時間から互いに意見を出し合い、話し合いも活発に行ったため、それが発表にも反映し「チームワーク賞」を受賞しました。「自分たちが乗りたい車について」それぞれがその理由も含め発表しました。そんな場面でもチームワークの良さが感じられました！

チームワーク賞を受けて感想を話すFチームの生徒

次の記事ではGチームのアイデアを紹介します。