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未来のワタシゴト創造プロジェクト2023開催レポート⑤各チームのアイデアを紹介~Cチーム~

アイデア発表会の各チームの内容を1チームずつ紹介していきます!

チームC「農業KAKUMEI」

続いてはチームC(チーム名はランドルト環)。ゲストは株式会社いわて若江農園の代表取締役社長の若江俊英さん。
「スマート農業」というキーワードは耳にしたことはあっても、どんなものかほとんど知らない様子の生徒たち。
若江さんから、スマート農業の活用例や農業者のどんな負担軽減になるのかお聞きしました。

若江俊英さん(中央)からスマート農業について話を聞くCチーム

スマート農業はICT(情報通信技術)を活用して温度調整など栽培環境を管理して行う農業です。環境だけでなく、働く人一人一人が作業内容をスマートフォンに入力し情報を共有します。入力した作業状況が画面に表示され、社員が共有できる便利なシステムです。株式会社いわて若江農園についてはこちらの記事でも紹介しています。

農業というと「作業が大変」という印象がありますが、ICTなどさまざまなシステムを使い、文字通り「スマート」なものになっています。

みんなから出された意見を模造紙に書いていきます

スマート農業について理解していく中で、これまでは農家が経験とか「かん」を頼りにしていた農作業。これからはデータを頼りにシステムで管理するべきではという考えが浮かびました。そこから「農業はシステム管理などをしているIT企業が担うべきではないか」というアイデアが生まれました!

発表用のスライド作成。みんなで意見を出し合いまとめていきます

IT企業を農業振興の媒体にするというアイデアは「農業は楽しくやりがいがあること」を広め、将来は企業が農地管理や農産物の販売なども行い「儲かる産業」を目指します。

「岩手に新しい農業を」という自分たちのアイデアを発表するCチーム

Cチームの生徒からは「目標だったコミュニケーション能力の向上が達成できたし、皆で一つのテーマについて考える良い機会になり、議論する力も高まった」「チーム一丸となって意見を交わし、難航していた時も必死にアイデアを出してきたことを思い出し、私たちの経験は決して無駄ではない。今後の人生でもとても大切な時間だった」感想が出ました。アイデアを考え、それをプレゼンにつなげる。限られた時間の中で自分の成長を実感する声が上がっていました!
農業のイメージ一新。「農業KAKUMEI」が実現する未来を願っています。

次の記事ではDチームのアイデアを紹介します。


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