見出し画像

御礼、そしてセミナーで伝えたメッセージ


先日の土曜日(7月20日)に「読書感想文セミナー」を開催し、無事に終えることができました。
会場は、6組12名のとても小規模のセミナーです。
それでも、読書感想文が夏休みの宿題から消えつつある今、果たして子どもたちは来てくれるのか心配で、ここNOTEに投稿をし、またインスタにも投稿してきました。
発信力の無さから、塾生の2組のみが参加予定のまま当日を迎えたのですが、ふたを開ければ、当日の参加児童はなんと5名!\(^o^)/
インスタのリール動画を数日前に見て来られた方や、当日の設営風景を遠目でご覧になり興味を持たれた方などが参加されました。
途中、人身事故の影響で電車が止まってしまい、開始時間に間に合わせるために駅からタクシーで駆けつけてくれた塾生、車で2時間近くかけて会場に来られた塾生は、ともに小学2年生です。
塾生はON-LINEの受講生なので、子ども本人にも、またお母様にも、実際にお会いするのは初めてでした。
塾生は、初めて見る私の〝巨漢〟に目を丸くしておりましたが、セミナーが始まると積極的に手を挙げて発言することでセミナーを牽引し盛り上げてくれました。
素敵な生徒に出会えて、私は本当に幸せ者です。

セミナーは、クイズ仕立てで行いました。
5つのステップと「例」を示し、子どもたちの声をひろい、補足しながらの40分間でした。(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ

セミナーの最初と最後に
子どもたちと保護者の方に向けて、私からのメッセージを伝えました。

文章が上手な人に共通することは、書く前に書く内容が決まっている人。

よく「文章を上手に書けるようになるにはどうすれば良いのですか?」という質問をいただきます。
先日、市の商工会経由で取材を受けた際にも同様の質問をいただきました。
(編集)「先生、でも文章を上手に書くには何をすればいいのでしょう?」
(私)「よく同じ質問をされます。端的にいうと、文章の上手な人に百パーセント共通していることが一つあります。それは〝書く前に、書くこと(内容)が決まっている〟です。つまり、何となく書いているのではなく、書く内容がハッキリしているから、文章を上手に書けるんです。」
実は、会場に早めに来られたお母さんからも同じ質問をされたので、セミナーの最初に、私からのメッセージとしてご紹介させていただきました。

三才下の子に「なるほど」と言わせる文を書く。

セミナーの最後には、少しクイズっぽく「○才」「○○の子に」「な○○ど」と空所をつくり、子どもたち全員に考えてもらいながら言葉を伝えました。子どもに「丁寧な文章を書きましょう」といっても、何が丁寧なのか悩んでしまいます。字を綺麗に書くことも丁寧なことですし、字を間違えないことも丁寧なことです。でも、文章は読み手に書き手の想いを伝えるものです。そこで私は「文章を書くときは、三才下の子に~」と伝え、子どもにイメージ持ってもらえるようにしています。

読書感想文を書くと言うことは、リトリーバル学習法

読書感想文を書くことは、リトリーバル学習法の理にとても叶っています。言葉は、認知能力の要であると同時に、非認知能力の要でもあります。
言語処理能力と言語化能力なしでは、自己肯定感も自己有能性も言葉で理解できず自覚にいたりません。心の三大欲求である「つながり」「有能性」「自発性」も言語を介在することでしか成立しません。
言語力(言語処理能力と言語化能力)を高める環境を幼児期につくることこそが、子どもの未来を、子ども自身が力強く開くカギになると、開塾当初から取り組んでいることが、最近の脳科学と心理学の研究で裏打ちされてきています。それは嬉しいことですが、結果として〝なりたい自分〟に子どもがグングン近づいている姿が誇らしく、そして何よりも嬉しいと感じています。

さて、長くなりました。
来週は「幼児(3才~未就学児)の体験レッスン」の開催です。
会場は、今回と同じ〝東大和リビングテラス〟です。
東京のド田舎、東大和市近郊の方で、幼児のお子さまをお持ちのお父さんお母さんでご興味のある方は、是非いらしてください。

みらい塾(みらい学習教室)代表 杉本和功

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?