嫌われる勇気
こんにちは。未来です。
突然ですが皆さんの中に
他人の目を気にしてしまうことで悩んでいる方(周りの期待を裏切らないようにと必要以上に頑張ってしまっている方/人に好かれるかどうかが自分の行動の判断軸になっている方)いませんか?
結構多いと思います。私もその一人です。だけど、どうして人の目を気にすることが悩みのタネになるんですかね。他人の目を気にすることって本当に悪いことなんでしょうか。
今回は、私が選んだ本「嫌われる勇気」を読んだ上で私が考えた他者の目を気にしない方が良いと言われている理由と他者の目を気にしない方法をお話ししていこうと思います。
他人の目を気にしない方が良いと言われている理由
冒頭に投げた質問に対する私の回答は「人の目を気にすること自体は悪いことではない」です。
では、なぜ一般的に人の目を気にするのはよくないと言われているのか。
それは、人の目を気にし過ぎると、周りの人を敵と捉えるようになったり、ありのままの自分を受け入れることができなり自分の存在価値を見失う可能性があるからだと思います。
つまり、『自分の存在価値を肯定し続けるために、人の目を気にしないようにする必要がある』ということなのです。
自分の存在価値を見失ってしまうことは、鬱の原因にもなりますしそれが自殺に繋がる原因にもなります。だからこそ、他人の目を気にするのはよくないと言われているのだと思います。
他人の目を気にしない方法
じゃあ他人の目を気にしないために何をしたら良いのか。
共同体感覚を得ることと自己受容をすることです。
上でもお話ししたように、人の目を気にすること≒周りの人を敵と捉えること、ありのままの自分を受け入れられないことです。つまり、他人の目を気にしない方法は、周りの人を仲間と捉えることとありのままの自分を受け入れることになります。これを共同体感覚・自己受容と呼ぶそうです。
共同体感覚の方は他者を敵ではなくて仲間と捉えることで理解しやすいと思います。自己受容の方は少し難しいのでもう少し詳しく説明しますね。
自己受容という言葉を聞くと、できもしないのに「わたしはできる」「私は強い」と暗示をかけることを想像する方も多いと思いますがそれは自己肯定感です。自己受容とは、仮にできないのだとしたら「できない自分」をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前へ進んでいくことを指します。例えばテストで100点が取れなかった時、「60点を取った自分」を受け入れ100点を取れるようにコツコツ努力を重ねることです。
とはいっても、ありのままの自分を受け入れることなんてすぐにできるものではないですよね。人間誰しもプライドを持って生きていると思うので。だけど、少しづつでいいのでありのままの自分を受け入れることをしてみて欲しいです。ありのままの自分を受け入れられるようになると1日1日の質がグーンと上がります。私も大学受験の時に初めて「できない自分」を受け入れることをしました。今までずっと「できない自分=素の自分」を自分を受け入れられずただただ焦る毎日を過ごしていたのです。でも、自分が「素の自分」を受け入れられた時、自分がすべきことが明確になり毎日地に足をつけしっかりと過ごせるようになりました。
最後に
偉そうに書いてきましたが、いきなりこれを読んだ瞬間から他者を仲間とみなすのもありのまま自分の苦手を受け入れることもとっても難しいことだと思います。私も頭で理解できていてもなかなか身につけられないでいるのが正直なところです。少しづつ自分のものにしていけるように頑張っていきます🔥
『嫌われる勇気』には、ここに書いたこと以外にもたくさん日常に役立つ考え方が載っていました。何年経っても自分の側に置いておきたいなと思えた一冊です。ぜひ読んでみてください☺️
長文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
次回は、D・カーネギー『人を動かす』からの学びを紹介します。『嫌われる勇気』と同じアドラー心理学です!!
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