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「超逆歳の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー💙~回想17~失われた信頼関係

~失われた信頼関係~

2023年6月・・・

帰国して、ちょうど2年過ぎ
やっと理想的な定住先と仕事も決まり

これからは穏やかな生活?と
思っていましたが・・・

自分の選択ミス?で
とんでもない大嵐に巻き込まれました。

どうして?どうして?と悩みに悩んでも最後は私の選択で進んできた道・・・

それにしても精神的ショックの打撃は大きく

一気に10歳ぐらい老いてしまいそうでした😅

若々しく過ごすはずのセカンドライフが
本末転倒・・・

いったいどうしていいか
わかりませんでした・・・

友人はそんな私の様子を見ながら

「ミライ、普通ならわかるでしょ。早く別れて軌道修正しないと!」

「普通なら?・・・」
「軌道修正・・・?」

やっぱり私は非常識で
軌道から外れているのかな?と思い悩みました。



~失われた信頼関係~ 

(回想15からの続きです)


それから2週間後・・

また携帯のLINE着信に
同じ女性からの返信が来ていた。

やってはいけないと思ったが
もうこらえきれず
とっさにメールの内容を見てしまった・・・

30代のバツイチ女性と
すでに数回、会っていた。

文面には..
ホテル?
今度はいつ?

一体どういうこと?

体から力が抜け
この間とは逆に寒気がし
一気に血の気がに引いてしまった。

だが、その反面
馬鹿にされているという
感情がこみあげてきた。

そして別れを覚悟に
とうとう一線を超えてしまい
浮気相手?にラインをした。

私がケンと同棲をしていること

不誠実なケンの行動に失望し別れると決めたこと

お相手の人を責めてないこと

ただ、この事実をつたえたいこと

そして、この後、
関係を続けても私は一切
関与しないとはっきり伝えた。

10分後・・・
ケンがシャワーから出てきた。

私の顔を見るなり
何かあったことを察した。

「ミライ、どうしたんだよ?」

私の蒼白な顔をじっと見つめた。

私は必死にくやし涙をこらえ
震える手で携帯を差し出した。

「ケン、何のために沖縄に来たの?

「私の為だったんじゃないの?」

ケンは唖然としながら言い訳を始めた

「こめん、ミライを捨てるとか、そんなんじゃないんよ。

ただ、色々なプレッシャーで
ストレス発散したかったんだ」

「言い訳はやめて。
今、メールしたから
二股でも三股でもかければ?

私はそんな低レベル関係に
争う気持ちは、全くないから」

「わかったよ。今、連絡して
すべて話をするから、聞いていてくれよ」

私の肩を押さえながら
必死に説得をしようとする
ケンの腕を振り切った

「馬鹿にするのもいいかげんにして、もう終わりだから。

2度目はないから
すぐに北海道に帰って」

そう、私は捨てセリフを残し部屋を出た。

まるで、元夫が浮気した時と
同じ心境だった・・・

なんで?また同じ事を繰り返すの?

浅はかで情けない自分を責めるしかなかった。

こんな泣き顔を
友人にも見せたくなかったので気持ちが落ち着くまで車の中にいた。

そして翌朝、友人宅にいくと
もちろん、友人は呆れたように言った。

「ミライ、だから最初の時点で別れなって言ったでしょ。

今なら、あなたの選択で別れられるし、やり直せるから
自分を大切にしてほしい」

「・・・・・・・・」

私は11歳の時に母を失った時と同じぐらいの失望感のどん底に落ちてしまった。


そのぐらい・・

ケンは私にとって大切は家族だと信じていたから…


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