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手をつないで登校してみた。

4月。
長男の小学1年生がスタートしました。長女とは5歳差なので
今年1年だけがかぶり。
長女が班長で居てくれることが心強く、とても助かっています。
そんな長男も環境が変わることでストレスにはもちろんなっているようで。

今週はとある日の朝、号泣。とにかく機嫌が悪い。
(もともと寝起きが悪いので保育園時代もこういう日が何回もあったけど)
なんとかご飯は食べさせたけど、泣きながら靴を履く。
登校班の待ち合わせ場所で座り込んでまた号泣してノックアウトです。

がーん。
潔く出社を諦めて、いったん抱っこして家に戻り、学校は毎日行くものだから。ママと歩いてならいける?というとうんとうなずくので、落ち着いてから歩いて学校まで向かいました。

そういえば、私、学校までの道のりを知らないなあ。。。。
と、歩きながら今更ぼんやり気づいた。

一緒に歩いてついていったことは一度もない。なんならゆづきは
大泣きしていきたくないと行ったことは無かったなあ。

通常学校へ行くとき、車通りの多い場所なので、子供たちの通学道は遠回りでも歩道橋で、安全に決められています。1年生の頃は結構お母さんたちが登校班についていく姿も見られます。

歩くルートを、まだそんなに登校してない長男が教えてくれて、ここからまっすぐいくんだよ~と
色々教えてくれるうちに機嫌も戻る。マンモス校なので遠くから登校する子も多く、別の登校班に遭遇。良かった。始業内にちゃんとつきそうだ。

私は、この初めての体験を通しながら、またふと胸がちくっとなるのでした。
ゆづきの入学式の日は、先輩と入学式がかぶってしまって、1日休みが取れなかった。入学式が終わって義両親に預かってもらう時に、ものすごく
号泣して、ごめん・・・と言いながら仕事へ向かった日を覚えてる。

それからも朝こんな風に一緒に登校したことはなかったなあ。
まだまだちびの長男の手をぎゅっと握りしめて。自分の遅刻なんて
どうでもよくて、なんだかとても愛おしく感じた時間でした。

少しずつ少しずつ手が離れていく子育てに、(そもそもそんなに手をかけてないワーママだけど)自分の心がこのところ追い付かない。153センチになる長女を抱きしめながら、あと何年くらい私を頼ってくれるのかなあなんて思う。小さい頃はなかなか大変だなあと思いながら走り抜けたすべてが今愛おしい宝物のように、しんどい、大変と愛しい気持ちはいつも一瞬で同時に訪れる。

だから、こんな日々を大切にしたいなあと改めて思うのでした。
上手く言えないけど、だからって今は子育てにどっぷり・・・とはならないのが私の性(笑)やっぱり人生いろいろ経験して、男尊女卑な社会の中でもまれてきた。10年経ってようやく変わり始めたけれど、まだまだ。ここで辞めるわけにはいかない。という気持ちは強くある。

女性も生活できるくらいの稼ぎがあったほうが絶対に良いと思っているし、今の会社でまだ頑張りたいと思ってる。

「辞めるのは簡単。だから迷ったらあと少し続けてみる」
というのは私が好きな行正りかさんの言葉。

女性はキャリアをどうしても築きにくい。それはすぐにやめてしまうから。
(いや、転勤もあるし出産もあるしみんながみんな同じ考えではないし、選択はそれぞれだとも強く思う。どちらが良い悪いの話をしているのでは決してない。でも、辞めたくないけど辞めた人が沢山いるのも事実。いつだって女性は柔軟性が求められる・・)
もちろん今は家に居ながらも仕事が出来る時代だから、柔軟に仕事のスタイルを変えていくことも今の時代には必要だよね。

でも現実はやっぱりやっぱりまだまだ厳しい。
だから私は育児も大切にしながら仕事もしっかり自分の生きる糧にしていきたい。良い意味で子供に依存せず、自分の人生も楽しみたい。そう
思っています。

そうそう。この間入学式のころの話を長女にしたら、
「は?なにそれ。覚えてないし。ママ気にしすぎ」と言われた(笑)

「それよりさ~。今日〇ちゃんと〇ちゃんと〇ちゃんが遊びに来たんだけど、うちがショールームみたいって超ほめてくれてさ~~~。ママすごいと思った」


よ、よかった・・・・(笑)たまにはママ、役に立つ(笑)
汚部屋の長女のどや顔を想像するとわらっちゃうけど。

ということで、過去を後悔するくらいなら、その今を大切にしようが
私のもっとー。今日も二人をたくさんハグして沢山話をして寝よう。

あ、相方は一応居ますよ。飲み会です(笑)週末は家族で遊園地に行けるかな♪

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