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熱意のある候補者にこころ打たれた時

某人材派遣会社のアシスタントにきっかけは
新宿某派遣会社への登録から始まりました。
ホワイトボードに銀座/人材会社/職場体験型インターンシッププロジェクト
「今までのご経歴からではこちらの会社にご紹介いたします。」
コーディネーターさんの方が
素早く動いていただき
面接当日を迎えることになりました。
忘れもしない。路線価日本一は
34年連続で東京都中央区銀座5の文具店「鳩居堂」前が
はがき1枚分の土地が約67万5千円となる計算。
鳩居堂前は平成の約30年間を通して日本一。

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その鳩居堂の東方面に派遣会社がありました。
50名ほどの社員の名前を覚えるのも、
芸能人と同じ苗字の方や話すことで
覚えるようになりました。
約3年間ほど仕事に携わりましたが、
最終的に100名ほどの方が
離職していかれ、直属の上司だったり
部署内の移動にともない
チームの成績がダウンするとか
居ずらいという雰囲気がかなりありました。
毎日ミーティング、毎日好成績報告。活気に溢れる雰囲気でした。

活気が溢れる場所に身を置くと、
相乗効果が生まれました。
お試し期間から契約社員に抜擢されて
思うもしなかったことでやる気がでて
社員のもと熱意で続けられました。


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アポ取りは100件目標でした。
社員のDさんが
私に発破をかけるかける
「○○さん100件よろしく!」
なぜか電話は苦にならず、
自宅でリスト作りをして
社員へ確認して、
ひたすらアポ電をこなしました。

だんだん社員との息が合うようになり、本当は「面接官みたいなことやりたい」と心で思っておりました。
年下の上司が京都の仏教大卒で、
おだやかで的確でありました。
社長のナンバー2でありましたので
信頼関係のもと、
しかもぜひ契約社員でお願いしたい
と言われたときは
鳥肌が立ちました。
社長は言葉少な目でありましたが
笑顔で挨拶を受けて、
正式に仕事できる喜びと緊張感を持ち
精進の日々がスタートしました。

派遣会社によって特化する職種があるので、選択によってかなり違いがあり
そのコーディネーターさんに大きく
委ねるのでかなりその人の力量も入ります。
社長ディスクは見える範囲に
緊張感は緩むことがない。

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朝礼の前にグループミーティングは
かなり初体験です。一人テーマによって(お題目)何でもよいので
しゃべる時間でした。(すごくおもしろく)※営業力にもなり
滑舌の体操にも、理解力を鍛えるため
ルーティン作業をこなす。
有名大学卒の方とのディスカッションのお題目に競うことはないですが
通勤電車の中、わたしはネタを考え
会社に向かう中、記憶するわけです。
メモなしで話すので、緊張感とドキドキの毎日がまた楽しく感じた。

若い社長さんの社内の人事異動も
社員とはやや優しくポジションの配置
などかなりご配慮をいただいた。

だんだん職種チェンジになり、
ある部署が新たにできて
そこで念願の面接へ対面でなく、
電話面談でした。最近は
主流ですが以前よく聞かれるのは
「電話面談は結構です。」
お断りしてくる候補者の方1%ほどいましたね。

今は当たり前に電話面談で
残念ではありますが、
対面での面接に来客くる場合は、
社員が担当して
私は電話面談でした。

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新しい部署での電話面談担当になり、
それは楽しかったです。
仕事のご経歴を伺うと
候補者の方も熱く語りますので
1時間になる場合や2時間にもなる場合もありました。(稀ですが)
都内と神奈川県・千葉県・埼玉県の候補者中心で、いずれ
全国になったときはかなり、急に難しいと感じました。

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グーグルマップで候補者の方のお住まいから
紹介できる勤務地だったり、
どうしても携帯でなく
固定電話のみの方やなかなか
レスポンスがない場合にも
素早く対応できるスタンスでした。
もちろん当日に営業との同行なく、直接現場での顔合わせを企業と候補者に繋げたときはトントン拍子にことが運ぶ奇跡もありました。

「候補者の方は必至で仕事を探しているのだから素早く動くのが鉄則だ」
この社長の言葉も胸を打つのですが、
一番記憶にあるのが
ノミの話をしていただいたときでした。
後ろ足がとても発達しているので、30センチほどのジャンプ力があると言われています。体長が約2ミリの蚤が30センチ飛ぶのですから、自分の身長の150倍の跳躍力 ... コップに蓋をしてノミは蓋の高さまで飛ぶ。 そしてノミは、ガラスコップの檻を取っても、その蓋の高さよりさらに上に飛ばす、これ以上飛ばずに落ちてしまう。二度と飛ばなくなってしまいます。 ...つまり人間に置き換えて、 勝手に自分に限界を設けてしまうと、それ以上に
成長できなく止まってしまうたとえでもありました。

ふと思い出しました。
人材での職種を
いろいろ担当を経験しましたが
候補者の方は地方でしたので、
地元がわからないので
裏道を知っている話しをされ
もどかしい部分でもあり、
道路の混雑状況も把握できないので
地元の情報を教えられない
もどかしさが辛かったですね。

ノミの話しをプレバックしますが、
私は限界を感じてしまいました。
ノミ以下だ!😥

※渋滞アプリや裏道情報を
先に準備することはタイムラグで
候補者の方はこちらからの
連絡を期待していますので
ほんとプレッシャーが・・・。
(-_-;)リーダーとの連携で
候補者の方を面接日まで
そして内定に繋がったときは
心から嬉しかったですね。

また先方の理事長さんが
お声からお人柄が温厚で
誰でもいいとは言わないですが、
ちゃんと面接まで
スムーズに連携していただき、
会ったことのないわたしに
自宅までお電話をするように
ご配慮いただいたことも
信頼されていると感じ
初めての契約成立の瞬間は
胸が熱くなりました。
理事長に深く感謝していました。

まずは面接に繋げることが
第一関門突破した!
いろいろな条件があって
書類で決めてしまう会社だったり
自ら会社に連絡してくれる人材を
求めているとか
エージェントの料金が高いとか
交渉したこともありました。

候補者の今までのご苦労をお聞きして
いろいろな業界の繋がりにも
感動したことは多々ありました。
某業界の募集案件を
代表者さんや常務の方にお話を
聞くとその背景の状況が見えるので
候補者の方とのご縁を繋げるのも
難しいと感じることもありましたね。

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仕事も人と人のご縁なので、熱意のある方が
「わたしはここで何十年も住んでおります。ここの土地勘はあります。チャンスがあればと今募集しておりますか」そこでめったに言わない言葉を「今は募集がないですが、個人的にはご参考にいいますが、その熱意があればもしかしたら、人事の方につながる場合があるので単独で直接お電話してみてはいかがですか?」
誰でもこんなことは言えません。
その女性の電話越しの熱意が
私のこころにも十分伝わり
わたしもそんな話をしました。
あとで後悔などはなく
その後ある同僚から「電話があり○○さんに伝えてください。感謝していましたよ。おかげで就業しました。」といえいえ
あの方の行動があったからだ
と感じます。でも本当嬉しかったです。

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誰でも熱意はあるもので、それがタイミングよくつながる時があるとき
だけに起こる奇跡があるんだと思いました。
セレンディピティが起こる。
担当した会ったことがない
候補者の方は700名ほどおりましたが
こんなに記憶に残る候補者の方はいませんでした。
※ただ燃え尽き症候群に陥るというのも経験しました。
ある部署が消滅したときの
憔悴感とある色の車を
見るたびに悲しい気持ちになるのが
何度かありましたね。
※この車は有名なのでシークレットにします。

突然の社長の一言で部署を閉鎖に、
ショックでしたね。
仕方ない状況は理解しても、
やはりだいぶ気持ちは引きづりましたね。
チームメンバーもかなり伝わりましたね。
やり切った部署が好成績になれば
問題はなかったのですが
なかなか起動になるまでにも
すべて連携が崩れることを
目の前で見えるのもひとつは賭けていたのかと感じますね。
その後は既存の部署に
強化するということになりました。

営業アシスタントからコーディネーターへの経験をさせていただきほんとうに感謝でした。

ここの会社に貢献できたことを
今でも誇りに思います。

ちょっとおまけ:その部署のおかげで個人情報と関連があると感じます。
求人がひっきりなしに
メールが届くので驚きです。
まったく職種がミスマッチといいたいです。Σ(゚Д゚)

明日も飽きないでくださいね。
MIPOKA life style お待ちしております。

よろしければサポートのご指導よろしくお願い致します。