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私の部屋には霊がいるⅡ

ついこのあいだ6月初旬だったのに、気づけばもう7月になろうとしている。私は完全在宅勤務なので、一日一度も外に出ない日のほうが多い。気分転換にちょっと散歩する人もいるだろうけど、私はめんどくさがりの出不精なのだ。外に出るには日焼け止めを塗ったりしなきゃならないのが、もうめんどくさい。そして、外に出る用事もとくにない。

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目覚ましは8時45分と9時にセットしている。勤務開始は9時半だ。

一度、10時に目が覚めるという大失態をしてから、過緊張になってしまい、目覚ましより数時間前に必ず一度目が覚めるようになった。

寝る前に「8時半」と唱えるとだいたいその2時間前の6時半にいったん目が覚める。早く目覚めるぶんにはいいかと思いきや、これも油断はできない。もうちょっと眠れると安心しきってしまうと二度寝で寝坊しそうなので、「8時半」とまた唱え、緊張しながらもう一度眠りにつく。すると自動的に8時半に目が覚める。

眠りにつく前、私は毎晩大バトルをしている。私にとっては眠るのも楽じゃない。私の部屋には幽霊がおとずれる話を以前にしたことがあっただろうか。こんな話を人にすると笑われそうで、ごく近しい間柄の、しかも目に見えない世界の話を笑わず聞いてくれそうな人にしか打ち明けていない。別に打ち明ける必要もないのだが、そんなわけで幽霊との戦いは孤独なものだ。なにしろこの世で私しか経験したことがないので、誰とも共感トークができない。しかも、下手に話したらこの人頭やばいと思われる。

書いてた。

幽霊が私にどんなことをしてくるかは、言葉では伝えづらいけれど頑張って書いた記事がこれなので、興味がある方は読んでみてほしい。何度も書くことではない。このあいだは深夜3時にパチッと目が覚めて、また眠りにつこうと思ったところ、耳元で男性(たぶん)に怒鳴られた。いい加減にしてほしい。恐怖で身体が固まるっつーの。

眠る前に幽霊におびえない夜はなくて、そのせいもあって私は眠りにつくのが苦手だ。目をつぶれば幽霊とのバトルが待っている。奴らは寝入りばなを襲う。寝るのが怖い。眠りにつく前の時間つぶしがどんどん長くなる。スマホのブルーライトでますます眠れない。悪循環だ。

睡眠導入剤が手放せないのは、薬の力で強引に深い眠りに入ってしまわないと、眠りの出入り口で幽霊にからかわれるからだ。そんな理由で眠剤をもらいに行ってる人などいないだろう。

しかしここ二日で効果を出しているのが、ヒーリングミュージックをかけながら寝ることだ。YouTubeの、9時間の尺のヒーリングミュージックを薄くかけながら眠りについたら、部屋の電気を消したままでも幽霊に脅かされずに朝を迎えることができた。もしかしたら、と思って昨夜も同じようにして寝たら、昨日も幽霊は訪れなかったのだ!

部屋を暗くして寝ると幽霊がくるので、電気をつけたまま眠るようにした。しばらくは来なかったが、免疫がつくみたいなもんで、そのうち電気がついていようと、また来るようになった。

ヒーリングミュージック効果がどのくらい続くかわからないけれど、今晩も音楽をかけたまま寝てみよう。しかもぐっすり眠れた感もある。今週末、心療内科で眠剤をもらう予定だったけれど延期しようかな。

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