見出し画像

本来の世界へ

私はなぜか根拠もなく信じてることがあります。

本来、私たちは幸せ者以外の何者でもない、と。

なんだか上の一文はちょっと変な日本語ですが、
随分前から自然に心の中にずっといる思いです。


ここで初回の投稿ということで、少しだけ自己紹介。

2011年にハワイにある日本語補修校で幼児クラスの担任をさせていただいたことがありました。
毎週土曜日、8時半から2時半まで主に3歳〜4歳児16人と過ごす。

これが毎回クラスに入る前、吐きそうになるほど大変だった。

幼児教育の知識も経験もないまま飛び込んだ世界は、想像をはるかに超えた体験の連続で、最初の三ヶ月は授業もへったくれもなかった。

しかしその時得た事は、どでーんと私の根っこに存在する。

それは、「子どもは完璧な人格を持つ人たちである」という事。

毎回大汗全開で向き合った。そうでなければ未経験の私には、アインシュタインのように好奇心と冷静さを持って見つめる眼差しを受け止めきれない。

この人たちは何て素晴らしい人たちなんだ、と何度も思った。

何が一体そんなに感動したのか?

それは次回に書かせていただきます。

と、唐突に描き始めた自己紹介から、見出しと全然繋がらないまま終わってしまうところでしたが、

見出しの「本来の世界へ」=「私たちはみな幸せだ〜」

を思い切り体現しているのが子ども達なのです。

とにかく幸せではちきれんばかり、今しかない、めげない、泣いたカラスがもう笑ってる、を地で行く彼らには頭が下がりました。

私たちに大切なことを思い出させてくれている子ども達と少しでも対等にいけるよう、私自身も正直に行こうと思います。

こういう表現できる場を作ってくださり、ありがとうございます。

この記事が参加している募集

2011年に出会った、シュタイナー教育。 ストーンと心に落ちてきて、今も静かに光っています。子ども達やおとな達の心の灯りが輝き続けるような社会はきっと目の前にある。 様々な地で生まれた叡智と、先人達が残してくれた勇気と一緒に、歩きます!