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人間中心設計(HCD)について


▼はじめに

このページは #SUNABACO #たかまつでざいん3rd の受講記録です。
つまり、デザインのお勉強記録用ページ。
「人間中心設計」を軸として、調査・分析・設計・評価のサイクルに沿った知識のフォーマットで収納しています。認識間違ってるなーと思ったら、ご指摘いただけると嬉しいです。自分で「間違ってるわ!」とか「これも紐づけてメモっとこ~」と思ったら、随時訂正追記する予定。

▼基本の「キ」

全ての商売は「価値」を提供し、お金と交換をしている。

▼人間中心設計(HCD)

調査→分析→設計→評価→調査…

▽ユーザー体験に関わるデザインの5段階モデル(JesseJamesGarret提唱)
↑ 具象 ↑
表層(ビジュアルデザイン|色彩、タイポグラフィ、レイアウト)
骨格(UIデザイン|レイアウト、インターフェイス、情報デザイン等)
構造(情報IA|インフォメーションアーキテクチャ)
要件(要件定義|機能、コンテンツ)
戦略(利用者のニーズ・製品/サイトの目的・目標設定)
↓ 抽象 ↓


▼調査、分析、設計

▽アジャイル
細かく数字で検証して、問題見つけて、クルクルPDCAをまわす。『すばやい』『俊敏な』という意味で、反復 (イテレーション) と呼ばれる短い開発期間単位を採用することで、リスクを最小化しようとする開発手法の一つ。⇔ウォーターフォール。

▽アジャイル開発の手順

STEP1.チームビルティング・ロール(役割)の種類
顧客、開発チーム(アナリスト(分析調査、UXリサーチ)、プログラマ(ヘッド|チームのトップ)、テスター、プロジェクトマネージャー、UXデザイナー)

STEP2.認識を合わせる(インセプションデッキ)
・Why?を明らかにする
われわれはなぜここにいるのか、自分たちがなぜこのプロジェクトにかかわるのか、エレベーターピッチ、やることやらないことリスト、パッケージデザイン、プロジェクトコミュニティ
・How?を明らかにする
技術的な解決策、トレードオフスライダー、期間を見極める、何がどれだけ必要か、夜も眠れない問題

※エレベーターピッチのテンプレート※
「(潜在的なニーズを満たしたり、潜在的な課題を解決したり)したい(対象顧客)向けの、(プロダクト名)というプロダクトは(プロダクトのカテゴリ)です。これは(重要な利点、対価に見合う説得力のある理由)ができ、(代替手段の最右翼)とは違って(差別化の決定的な特徴)が備わっている」


STEP3.ユーザーストーリーを作る
・UX(UserExperience)
それを知ってから忘れるまでのあらゆる知覚や反応の総称。製品やサービスを利用することでユーザーが得られる総合的な体験。UXは設計が可能である。構成要素は有効さ、効率、満足の3つ。

・UXデザイン
ユーザーが求めていること(悩み)に先回りして、トータル的にプラスの体験・経験を作り出すための設計手法。ユーザビリティ(user+abiliy)を高める。

・価値の提供
「相手の求める」「的確な」「UX」を提供すること。やりたいことをやるのでも、できることをやるのでもなく、求められていることをやる(そして、可能ならそれを少し超える)。

・UXデザインにおける観察手法
(1)利用文脈とユーザー体験の把握
(2)UXの体験のモデル化と体験価値の探索
 ・ペルソナ設計、カスタマージャーニーマップ作成、ユーザーシナリオ作成
 ・ユーザーストーリーマッピング (※これはマスト!)

・OOUI(Object-Oriented-User-Interface)
オブジェクトベース(モノが起点)。いい道具は「名詞」からはじまる。「名詞」を知覚し、それを以て「動詞」として使う。

▼評価

・グロースハック(Growth Hack)の方法
自分のプロダクトがどのフェーズにあるかを正確に知る。
(1)MVP(まず作る)
minimum viable productの略。完璧な状態にはなくとも、最小限機能するプロダクト。
(2)PMF、PSF(どちらに評価されたか確認)
それがそもそも解決すべき解決なのか、という議論も忘れずに!
【1】PSF(プロブレム・ソリューション・フィット)
顧客のニーズ調査や問題の解決策の模索。
【2】PMF(プロダクトマーケットフィット)
顧客が満足する最適な商品やサービスを最適なマーケットに提供している状態。

▽最適化の5つのステップ
(1)成功とは何かを明確にする
(2)ボトルネック(重要な問題)を突き止める
(3)市場調査の上、仮説を立てて、ユーザーの意向を理解する
(4)優先順位を立てる
(5)テスト(効果測定)をする
※反復テスト…ABテストを繰り返し行う方法

★Less but better(より少ないものがいい)
グロースハックについて考えていると、つい足していくことばかり考えてしまうので。この思考も忘れないように心がける

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