卒業写真

留学生の2年生は今週、
卒業写真を撮りました。

1年生から教えたクラスは特に、
本当にあっという間だな、
としみじみ思いました。

昨年は新年度から
コロナで6月まで休校だったから
接する時間も通常より
少なかったんです。

何だか既に
名残惜しいです。

卒業写真を撮る日、
学生たちは
スーツか民族衣装で
キメてきます。

女の子たちはちゃんと
お化粧をしてね。

民族衣装は
女の子が多いかな。
それはそれは
美しいですよ。

メイクの仕方も
日本と違って、
日本人には無い
セクシーさがあります。

この学校は男の子が
多いので、
普段ラフな学生たちが
スーツでビシッとしている姿は、

毎年思いますが、

ホストみたい😅

身長のあるイケメン中国人や
ベトナム人は特に。

それかマフィ○😅

随分と失礼ですが、
外国人の黒スーツは
かなりの貫禄があるんです。

例えばマッチョな南国系や
アフリカ系の学生が
多いクラスで、
学生はスーツ、
私は着物で写真を撮ると、

マフィ○に囲まれた
ヤク○の姐御みたい😅

そんな時期になって
やっと「初めまして」の
2年生が2人。

春休みに帰国して
それきり飛行機が飛ばなくなったので
戻れなかった子たちが
ようやく戻って来ました。

授業は母国から
オンラインで受けていましたが
その間の家賃、どうしたんだろう。
やっぱり取られたんでしょうね。

大変でしたね。

最近は、学生の
公欠が多いです。
ワクチンを受ける日と
それによる副反応が酷い日は
公欠になるのです。

つまり、留学生の
ワクチン接種のピークは
この数日。
日本人と比べると
随分と遅いですね。

彼らは若いので
熱も高く出るようです。

「先生、私は3日間
　39.7度出ました」

「私は41度でした」

ひええ〜。

こんな中でも
頑張っているでしょう？
留学生。

2年生は特に大変です。

このところ顔が違います。
1年の頃は
ふざけて仔犬みたいに
私にまとわりついてばかりいた
あの子の目が急に
鋭くなってきました。

やる気のなかったあの子は
ここ数週間で挙手が
増えました。

コロナ禍前なら夏前に
就職が決まることが
普通だったのですが、

コロナ禍に入ってからは
就職は簡単に内定が出ません。

進路が決まらないまま、
学校が学生を送り出す準備だけは
着々と進みます。



思うところはたくさん
あるでしょうね。

昨年はコロナと就活で
精神を病んだ子がいました。

心臓が酷く痛くなって
大変な思いをした子もいました。

大変なことが
多いけど、
それを笑って教えてくれます。

彼らの将来が
素晴らしいものであって欲しいな。

今、辛い分
楽しい未来だといい。

彼らが何とか波に乗って
良き方に行けますように。