友だちと二人きりで長期旅行したら、友情は壊れるか?【企画】私の心に残る旅
英国から帰国する際に
ヨーロッパを1か月半かけて
旅行して帰りました。
今から何年前でしょう。
いやん。写真で判断してください。
イギリスから
フランス(パリ・ボルドー・ニース・カンヌ)
→モナコ→スペイン(バルセロナ)→
イタリア(フィレンツェ・ピサ・ベニス・
ミラノ)→スイス(ルツェルン・
チューリッヒ・マイエンフェルト)→
ドイツ(フュッセン・ボン・ミュンへン)
という王道旅行です。
B&Bやユースホステルなどの
安い宿泊所に泊まり、
鉄道で移動しました。
私は英国時代、一人旅が好きで
ブライトン、ウィンザー、
カーディフ、ウィンチェスターなど
お休みを頂くたびにフラフラ
行っていたのですが、
(ブライトンでは8人部屋の
ユースホステルに泊まりました。
ベッドがじんわり湿っていて
眠れませんでした😅)
このヨーロッパ旅行は、道連れがいました。
同じナーシングホームの
別棟の寮で働いていた
Sちゃん(日本人)です。
イギリス旅行もスコットランドなど
一緒に行っていましたし、
帰国日が近かったことから
同行しました。
が、ここで問題が!
私もSちゃんも、典型的なB型です。
つまり、お互いに超自己中心的(笑)
更に、私は美術や歴史的建造物が大好きで
Sちゃんは自然やグルメが大好き。
趣味が合わない!
困って二人で話し合いました。
「危険だね~。1か月半も一緒にいたら
絶対仲が悪くなるよね」
それで、こんなルールを決めました。
①鉄道と宿泊場所は一緒にする。
②体調を守るために、
1都市に最低3日はいる。
そのうち1日は一緒にいる。
③それ以外は、食事、行先など、別行動する。
さあ、どうなったかと言うと、
最初のロンドンからパリへの
ユーロスターこそ
二人できゃーきゃー騒いでいたものの、
(焼失前のノートルダム寺院)
既にボルドー当たりから
怪しい雰囲気に(はやっ!)
今までは何時間一緒にいても
平気だったのにねえ。
(我々の住んでいた町、カンバリー。)
ええ、喧嘩もしましたよ。冷戦もしました。
でも極力話し合いました。
ニースではトップレス美女の
大群に盛り上がり(オヤジ?)、
ユースホステルでいろんな国の人と
大はしゃぎ。
スペインでは怪しいマンションの
一室に泊まったら変な誓約書
みたいなものを書かされ、
「豪華夕食つき」はなぜかキムチと
白ご飯と汁物のみ。
(味が悪すぎて夜中吐きました)
(字が汚いな...。今はもう少しマシです)
生きて帰れないかもしれない思いを共有し、
チューリッヒのチーズフォンデュで
宝塚男役ばりのお姉さんに
かなりのチップを強要され、
(何とか逃げました)
マイエンフェルト(ハイジで有名)では
「ハイジー!!」と叫びながら
他に誰もいない野原を二人で
子どもみたいに走り回って大さわぎ。
そしてそして、最終地ドイツでは
Sちゃんの想い人のMichael
(仮名:ドイツ人でマイケルって
いるのかは不明)が
待っていてくれて
ランデブー♡♡♡
彼のお家に、健全なお泊り。
(彼は別室です)
更にMichaelがドイツ語でペラペラ〜で、
なんたら城の高〜い入場料が無料に‼︎
緩いな〜。
ミュンヘンの空港で
ランデブーな2人は涙のお別れ...
成田では我々も涙のお別れ…
あれ⁉︎
こっちは二人とも泣いていませんでした!
(女子はシビアです)
とにかく仲良く別れました。
(イタリアの警官)
二人で行くのと一人で行くの
どちらが良かったかって?
私は喧嘩なんて滅多にしないのですが、
それでもSちゃんとはしましたが、
もちろん!
二人の方が絶対的に良かったと思いました!
楽しい思い出がたくさん出来ました。
やっぱり良かったのは
旅行中に極力
お互いの時間を作れた
ことだと思います。
私は美術館やお城に浸れたし、
Sちゃんは自然やグルメを楽しめました。
反省点は、
ルートは二人で作ること!
Sちゃんはルートを決めるのが
大好きで上手なので
やってもらっていたら、
途中から険悪になって来ました。
当時はケータイで
ネットは出来なかったので、
ヨーロッパの鉄道の本を片手に
路線を調べて移動していたのですが、
考えてみれば、かなり手間がかかりますよね。
それで、旅行の後半は
私が引き受けました。
最初から分担しておけば
もっと良かったな、と思います。
いろんな学びと
楽しい思い出が
たくさんの旅行でした。
皆さんもお友達と
長期旅行をしてみてはどうでしょうか。
きっと絆が深まりますよ!
今回は、あいうえお先生プレゼンターの
企画に参加しました。
チェーンナーさん、
あいうえお先生、
素敵な企画を
ありがとうございます!
ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。