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0885.時間を生み出す魔法の使いかた


ライティング・ライフ・プロジェクト 第12期、2022年9月スタート予定です!
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おわ。もう23時台じゃないすか。寝ないとお。

でもこういう日ってあるよね。21時とか22時に帰ってきて、軽くなにかを食べてお風呂に入って家のことをしていたら、もう今日が終わっちゃうじゃーん。みたいな日。

わたしは在宅勤務だし、ゆる仕事プレイヤーなのでめったにないのだけど、きっと定時というものがあるお勤めの方はそういう日々がふつうなのだろう。今日はただ単にベリーダンスのレッスンがあったから帰りが遅かっただけなのだけれど。

それでも、お風呂から上がってふとシンクを見たときに、家族みんなの汚れたお皿やら、そのへんに投げ散らかしてある飲み終えたペットボトルのゴミなどを見たりすると、当然「ハァ~」となったりする。noteもまだ書いてないのに~!とか思うと余計に。

そんなとき、わたしは時間を生み出す魔法を使うことにしている。
わたしはその魔法を体得してから、時間に追われるということがなくなった。いつも、ただ時間と歩幅を合わせて自分のリズムで歩いているという感覚でいられる。

それはですね……なんとですね……、

目の前のひとつひとつを、うんとゆっくり、ていねいに、やる。


ということなのです!いやホントにホントに。ホントによ?

なんて言えばいいのかな、ゆっくりとはいえ決してだらだらと無駄に時間を費やすわけではなくて。たとえば、忙しくって早く寝たいのに流しに大量のお皿があったら、ふつうだったら「あーもう!イライラする!」って感じで、気持ちがささくれだっているから動きも荒くなるよね。がしゃんがしゃんってわざと大きな音を立てたくなったりね。

でも、そんなときこそわたしは「まずはこの一枚。そしてこのお箸を一本。」みたいに、ひとつひとつにいつもよりフォーカスすることにしている。

その行為を荒っぽくしてしまうとき、必ず心が「抵抗」の中にある。「抵抗」の中に心があるとき、行為は雑にはなるのだけれどもたいしてスピードは上がらない。
抵抗感は、時間が自分を圧迫してくる感覚というものを如実に生み出すので、やってもやっても終わらない!みたいな現実に飲み込まれていく。

その行為のひとつひとつを、ただ「それひとつを終える」という感覚でやるとき、心が「抵抗」からは抜け出して「中庸」というところにすっと入っていく。その中に自分が在るとき、実は時間感覚をもニュートラルに感じることができるのだ。
大昔の剣豪が、迫り来る大勢の敵を目にも止まらぬはやさでばったばったとなぎ倒しているとき、あの動きは決して荒っぽくて雑な動きではない。たぶん、彼は不思議なゾーンの中にいて、瞬間瞬間に対峙する目の前のたったひとりにフォーカスし斬り倒し、そしてまた次のひとりにフォーカスし……ということをやってのけているのだと思う。

だから、”こちら”からは「目にも止まらぬ速さ」としかいいようのないスピードなのだけれど、その剣豪自身の中ではもしかしたらまったくちがった時間感覚の中での動きなのかもしれない。

そんな感じで、べつにむりやり「がんばろ!」とか鼓舞するわけでもなく、ただたんたんと「はいまずはコップをキュキュキュ。次にお椀をキュキュキュ。」みたいな感じでやっていると、そんなにものすごい時間を食うわけでもなくさらっと終わっていることが多い。

このnoteも、わたしはPCを開いてしまえばまあ早い。ここまで書くのに20分弱くらいだ。最初の1行にフォーカスし、その1行がまた連れてくる次なる1行にフォーカスしながらたんたんと進んでいく。もちろんめたくそな着地点になることもあるが、そこはホラ、エンディングの型があるからさあ(笑)。
あんにょん!って言ったらもう、終わりってことなんですよ。

ひとつひとつの動きのフォーカス、について、このディノとスングァンのダンスをよくよく見てみるとわかるなあ、と思うので載せてみます。ダンスを観るのが好きな方どうぞ。



白ティーがディノ、黒ティーがスングァンで、どちらも驚異的なダンスのうまさだし、セブチ自体のダンスのシンクロ率ってデータ解析で韓国アイドルの中でもダントツ1位の95%という数値(システム解析ですからね)を叩き出しているんだけど、こと、このふたりのダンスは…もっとじゃない? 98%くらいシンクロしてない?と思う。

けど、ものすごく細かく見ていくと、微細なレベルでディノのほうが音の粒子の微細な部分までぜんぶ身体の動きで表現しているんだよね。
めっちゃ細かい「トトトトトンッ」っていうカウントがあるとき、スングァンの場合は音3拍分まで足の動きがあって、それでも十分すごいんだけどもディノの場合はすべての拍がなめらかに体現されているのがわかる。(特に0:18から0:19にかけての1秒間の動きのとこ)

ディノはパフォーマンスにすぐれたSEVENTEENの13人の中でも1、2を争うほどのダンスの達人なので、音楽(つまり流れていく時間の中のリズム)の微細な拍にフォーカスしてそれを捉えることができるという意味では、前述の「剣豪レベル」みたいなことをこのひとはやっているんだなあと思う。

て、ホラ、話の方向性どこいっちゃった? って思ったときに、魔法のエンディング・ワードの出番なんですよー。やばい、まじで今日が終わる。アップせんといけん。
あんにょーん!


2022年6月スタートのライティング・ライフ・プロジェクト第11期生、満席です。ありがとうございました。



<世界観と表現>ビジネスコーチング、2月スタートは満席となりました。



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