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0574.労働原理と経済原理の外側で暮らす


いま思えば、会社は、というか会社勤めで会社員をしていたことは、自分にとっての安全装置のようなものだったのだろう。

会社にいたときの、9時始業で18時終業という形で就業時間が(ほとんど守られないにせよ)決まっていたことがわたしのリズムを守ってくれていたし、会社にいけばやることは山ほどあったのも、ありがたいことだった。
毎月お金がたんたんと当たり前のように振り込まれてくることも。

つまりは、ある程度の社会のリズムに組み込まれていたほうが、自分自身をヘルシーに保ちやすい状態だった。

今は安全装置もセーフティーネットもとっぱらわれた野ざらしの状態で、まさに裸一貫で生きている!という感じなので、今日なにをするのかは今日決める感じだったり、来月なにをするのかも来月になればわかるって感じだったり、なによりお金の流れは生き物のように躍動感があるものなんだな、ということを知った。

毎月決まってたんたんと振り込まれることはない。でも、とんでもない金額を(瞬間最大風速的に)手にしたりもする。綱渡りのような....というとちょっと痛々しいイメージかもしれないけれど、そういう感じでもない。
わたしは実際には食物や作物を育てるのは大の苦手なので農業をやることはないだろうけれど、感覚としては農業や狩猟に近いような気がする。

種を蒔いている時期があり、じっくり育てる時期があり、雨天に見舞われて畑に出られないときはおうちで本でも読んでしのいで、また晴れたらせっせと草を刈る。ある時期にいっせいにみのりを迎えたとき、喜びとともに収穫する。
狩りも、一気に大物を仕留めたらわあっとお祝いして、しばらくはおやすみだ。それをたっぷり味わって酢漬けにしたり燻製にしたり、ちょっとした保存食にしてひと段落したら、またぞろ狩りへと繰り出していく。

農業や狩猟が、どうしようもなく大地や自然や宇宙のリズムと連動しながら成り立つものであるように、自分の感覚を頼りに自営をしていくということは、自分自身のリズムと連動しながら経済活動をしていくことになる。
それに慣れるのがけっこう大変だ。
自営するってことは、

月曜から金曜までの9時から18時まで会社にいる。そこでの責務をまっとうする。それによって毎月ほぼ定額の給料を受け取る。

という労働原理と経済原理の外側で暮らします。というコミットなので、その粘着力高く染み付いた労働原理と経済原理を自分の肌からべりっと剥がさないことにはうまく機能しないのだ。きっと。
そしてそれがまず、第一関門としておそろしいことなのだと思う。
なんの約束も保証もなく、ぽん、とサバイバルの世界に放り込まれることが。

そして困ったことに、自分のリズムというものを厳密にみていくと、たいてい上記の原理からしたら「ばかなの?」って思うようなメッセージを送ってくる。たとえばわたしの場合、いま、ほんとう〜に!ありがたいことに「一緒に企画しましょう」といういくつかのオファーをいただいていたりする。

それらはどう控えめに見積もっても十中八九うまくいく感じなので、やればやるだけちゃんと収益が増えると思う。

のだけれど、なぜかわたしの内なるリズムは「悪いことはいわない。11月は、空けておきなさい」とかいってくるのだ(笑)。

「えっ...でも、いろいろやれそうなんですけど....」
「いいから、11月は空けておきなさい」
「えっ...そうはいっても、欲しいものもめちゃくちゃあるし」
「それはぜんぶ、手に入れなさい」
「えっ....だったら、なおさら仕事したほうがいいんじゃ」
「買いたいものは買いなさい。そして11月は空けておきなさい」
「え、ええ〜....」

みたいなことがガチで起こるのですよ。これほんとうです笑

不思議なんだけど、買いたいものがぜんぜんない時期というものももちろんあって、でも「あ、いまは買うときなんだ、お金を使うときなんだ」っていうときがある。つまり、呼吸でいうと呼気のとき。出すとき。ゼロにしていくとき(貯金を。くくく...)。

たとえば100万円を目指して、せっかく90万円まで貯めてたとするよね。あと10万円だから、節約してこのままコツコツ貯めてこ!って思うじゃない?
でも、そういうときになぜかドカンと50万円使わないといけない、みたいな時期がやってくるのだ。

そういう時に、えー?やあだあー!!ってジタバタしつつも、あきらめてえいやっと外に出しちゃうと、一瞬「あーあ、減っちゃった」って思うんだけど、そのあとに大きなものがやってきて、結果一気に150万になってる。
みたいなことが、往々にして起こるのだ。


そしてなくせばなくすほど、より大きな生命力がチャージされるのは、おうし座19度A newly formed continent.[新しく形成される大陸]に続く内容だ。大きく得るためには、小さなものを失うというのが鍵というか、おうし座18度A woman holding a bag out of a window.[バッグを窓から外へ出している女]の極意なのだ。コツを掴むと、「なくしたら、より大きなものが来る」不思議さに驚くと思う。

と、松村先生のサビアン解説(有料)にも書いてあったので、真実だと思う。


まあなにが言いたいかっていうと、自営のひとは「ビジネスがうまくいったら毎月50万安定して入ってくるんだ〜」みたいな、これまでの労働・経済原理の内側で考えないほうが、心安らかにお仕事できると思いますう。って話と、

わたしは10月、11月にかけて、やたらめったら出費の予定だけは見えているんだけれど、それをいったいどんな形で実現できるのかっていう、稼ぎの予定がまったく見えていないというご報告でした...。
近いうちに宝くじが当たったとかのご報告ができればいいんですけど....(買ったことない)。

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