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なぜ芸術家としての道を選んだのか?【Part3】

今回でPart3になる。

1つ前の投稿では普通の口調にしてみたのだけれど
どちらで行こうか正直迷うところ。

これは所謂自分史になると思うから
こういう小説調の方が良いのかなぁと。

とりあえず今はこのまま本題へ行きます。


大学を中退するにあたって
勿論一筋縄ではいかなかった。

芸大はとにかくお金がかかる。

お金を出している親としては
留年してでも卒業はして欲しいと一般的には思うものだろう。

お金のことに関しては
今でも本当に申し訳なく思っている。

私も頑張れるなら頑張りたかったところだが
ココロもカラダも全く追いついてはくれない。

とにかく大学に所属しているということから解放されたかった。

行かなければ行かなければと思うほどに追い込まれていく。

先のことは考えずにただただ『やめたい』しかなかった。

母には一番猛反対された。
母は学歴主義の家庭で育ったので
身内から中退者を出すなんて言語道断だった。

結婚、就職などいろんな面で
大学を出ていなければ必ず後悔する時が来ると言われた。

まぁ、今の時代大学を出ていないのは
そんなに珍しいものでもなくなったように思うが。

一方父は

「やめるにしても、先を決めてからやめなさい」

一通り話を聴いてくれたところで、そう返してきた。

父は比較的理性的だし話のわかる人だ。
感情だけで物を言い押し通そうとするタイプではない。

その時の私は、
自分がメンタルに大きな問題を抱えるようになって
再び心理の方に関心は向いていた。

でも、今から心理が学べる大学を目指して
勉強し直すのは正直厳しいとは思った。

私は勉強が好きだったわけではないし
そこまで頑張れる気力もなかった。

どうしたものかとネットで色々調べていると
数は少ないが心理が学べる専門学校が存在することを知った。

もう少し詳しく言えば、精神保健福祉士という
国家資格取得のための要項を満たしている専門学校だった。

カウンセリングの演習授業があったり
ドッグセラピー、カラーセラピー、アロマテラピーなどを学べる授業もあり
学校も繁華街近くにあるから通いやすい。

早速オープンキャンパスに参加してみて
先生の感じも良さそうな学校だったから
そこに通いたいと思った。

精神保健福祉士の資格は取るつもりはなかったが
両親説得の材料として引き合いに出し

卒業後は大学編入も目指せる制度があったから
そういうアピールポイントを伝えまくり
なんとか了承を得ることが出来た。

こうして無事に入学することが出来、
20歳で3年制の専門学校に通うことになった。

学生生活においては、この時期が一番楽しかった。

お酒も堂々と飲める年齢だったし
クラスの大半は年下だったけど
心理、福祉を学びたいと思って来ているからか
基本的に良い子が多かった。

年上もちらほらいたし
居心地はだいぶ良かったように思う。

3年生の頃にカラーセラピーの資格を取り
その流れでオラクルカードとの出逢いがあり、
そしてパステルアートの存在に行き着いた。

オラクルカードとパステルアートとの出逢いは
私にとってかなり大きなものだった。

今の私があるのは、この2つの存在のおかげでもある。

ようやく絵の話が出来そうではあるが、
今日も長くなってきたのでこの辺で。

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○ ヒーリングアーティストMio ○

1988年 大阪生まれ
2007年 大阪芸術大学 中退
2011年 大阪バイオメディカル専門学校 卒業
2016年 大阪、兵庫にて初個展

以来毎年関西を中心に個展開催

画材や技法、スタイルに囚われず、独自の世界観を表現し続けるヒーリングアーティスト。
実際に発表される作品を見た者、購入した者には不思議な現象が起こるとの声がいくつも寄せられている。

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