職務遍歴。前半:健常者、後半:怪我の後遺症で身体障害者。
*独身時代の仕事*
独身時代にしていた職種は、サービス業ばかりでした。
中には接客 兼営業(ノルマ有)というのもありましたが、接客が主で、お客様対応、電話対応、1対1のカウンセリングや、1対数名の打合せなどもしていました。
営業ではそこそこの成績を収め、全国で数百名の中で20位以内に入ったことも。でもビギナーズラック的な感じだったかも。その成績が限界だったし、その後はノルマを達成できずに怒られるのが嫌で、辞めてしまいました。
その後の職場ではノルマが無く、勝手にお客さんが商品を買ってくれる事に喜びを感じる、というおかしな精神状態に(笑)。ノルマに追われていた時は頑張って笑顔を作っていたのに、普通に自然に「ありがとうございます」とニコニコ接客できるようになったのを、とても鮮明に覚えています。
ノルマ時代は相当しんどかったんだな、と後々気づいたし「あのまま居たら確実に病んだな」と思ったりしました。あのタイミングで辞めて良かったな、と。
その後、結婚をして退職。しばらくは専業主婦でした。
*復帰後、身体障害者としての仕事*
18年間 専業主婦をしていた私が、長いブランクを経て社会復帰したわけですが、ここ数年は接客、販売、ちょっとだけ調理もして、全く違う経理を経験して、今は総務人事のお仕事をしています。
怪我の後遺症で腕に障害はありますが、見た目にもあまり分かりにくく、パソコンも字を書くことも普通にできるので、ほぼ健常者と相違ない程度に、仕事はできていると思います。そうじゃなかったらごめんなさい、笑。
事務経験無しで勤め始めたため、経理時代も初めてづくしでなかなか大変でしたが、総務人事も本当に初めて聞くキーワードが多く、最初は外国語で説明を受けているくらい全てがちんぷんかんぷんでした。
給与関係の仕事は、前職の経理とはまた違った緊張感があります。間違えると直接給与に影響するので、正確に確実に進める事を重視。せっかちな性格なので、スピードを重視しないように注意しています。
そして同時進行で、制度がどんどん変わっていく産休育休や、入退社の書類も作成したりしています。そういう申請については、これまで全て紙で郵送していたものが、今は電子申請でパソコンでする作業に切り替わっている途中のようです。GビズとかeGovとか。
現職場は紙の管理がまだとても多い印象です。入社後すぐに、冒頭のイラストの様な、ゴムの指サックをもらいました。これまでの仕事では使った事がなかったので、正直ちょっと驚きました。でも紙がとてもめくりやすいです♪
今後ペーパーレス化を進めるそうなので、「紙を減らす、紙で保管しない」というふうに変化していきます。紙が減ることで業務をもっと簡素化できると思うので、そういう未来を考えるとワクワクします。情報をデータ化してパソコン上で見られる事で手間がなくなるし、古いデータもすぐに取り出せる。
前職でもペーパーレス化に取り組んでいたので、現職でも多少それが活かせると良いのだけれど、やっぱり直属の上司が「うん」と言わなければ何事も難しいですね。
一度、少しだけ軽〜く提案してみたけど、まだまだ「紙を信用している女性上司」がキレ気味で却下したのでそ〜っと引きました(笑)。
またチャンスがあれば提案してみようと思います。今じゃないですね、はい!という感じ。会社が良くなるであろうと思える事は、諦めずに提案していきたいと思います。
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