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Forest 3

スケッチ18日目。ようやくバランスが取れてきつつある。今日は1時間めいっぱい使って、やりたいことを詰め込んだ。好きなもの、情緒、少しの遊び心と道端で見つけたもの…などなど、なんかこういうのいいなと思いながら前向きに創作に打ち込めた。

これがまあ、何だか結構気に入っている。沢山書いてもなかなか自分がこれはいいと思える曲に出会えることは少ないけれど、今日のはいい。過去に使った音も持ってきつつで。もっと作り込みたい。出がForestっぽかったので派生系として「Forest 3」。最初のForestは若干根暗な感じ、2はちょっと前向きになったけどバランスが不十分。それを経て3はわりとバランスよくできた方だと思う。音量を変えてわざとでこぼこさせたり、少なかった音をだんだん増やしたり。これを短時間でできるようになっただけでもかなり進歩したんじゃないだろうか。後は作り込む際にどうするか。それはアルバム制作の時にじっくり考えたい。

Forest 3 2022.10.21

レイヤーをわざわざ重ねるのも癖になってきたので今日は使わず、一枚絵として描いた。水面に微妙に反射した光のような、グラデーションのかかったガラスを透かした時のような、もやもやしている感じがお気に入り。こういうのが描きたかったので、描けてよかった。薄暗い中にかすかな光を感じるものが、とても好き。とても。曲にリンクするように絵にも反映できたことが何よりも嬉しい。続けてよかった。


自分には何もないのかと不安に思って、その何かを探すべく軽率にこのシリーズを始めてよかった。そうでなければ、自分の中にあるものを探すことも、見つけることもなく、そのまま月日が過ぎるだけだった。単純に楽しむだけでもいいけれど、楽しむだけではない「何か」を見つけない限りは満足のいくものは作れないと思っている。それは技巧・技法的なことでも専門書に載っているようなことでもなければ、人から必ずしも賞賛を得られるようなものでもない。

私にとっては価値のあることでも、他人にとっては無価値だったりする。
しかしそこには、唯一無二の尊さがある、と思っている。


tohma

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