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【詞(私)的解釈】ドラマ『最愛』

金曜ドラマ「最愛」
誰かが誰かを想い、その想いが複雑に絡み合って、
真実を隠す。

毎週切なくて、苦しくて、でも続きが気になってしまって考察したくて…
2、3回は観直してしまう。最愛沼にハマっています。

宇多田ヒカルさんの曲がかかるたびに、切ないシーンが重なって
涙してしまうのですが、ドラマを元に自分なりに解釈して書いてみました。

言いたいことを言うにはちょっと息苦しい世の中とも
何となく重なった気がします。


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思いばかりで生きる私だから
あの日の気持ちにはさよならを
こんな未来を描いていたかな
またね、って 息するのも忘れてる

マスクの下で ハイヒールの上で
酸素が薄く 水の中に溺れてる
笑う目尻の 微笑む唇の
後ろにあるものを隠せるかが勝負

真実とは君の心は嘘偽りのこと並べてばっか
このストーリーの語り手は信頼できるものか
閉じ込めたのは 繊細な欠けた心の傷とは気づかなかった
いっそ耐えきれず砕けて…。


生きていると嫌なこともあるでしょう
小さな幸せもあるでしょう?
なぜ真っ直ぐには進まないのでしょう?
あのね…って、嘘つくのも忘れてる

心を強くして 誰かに微笑んで
自分を閉じ込めて うまく日々を過ごしてる
我が世の春の桜が散る頃
膨らんで溶けた 夢のごとし

真実とは僕の心は心ここにあらずの笑顔ばっか
人には生きる意味があるでしょう? 適材適所
何も心配しない強さは 子どもの頃に置いてしまったかな
ずっと無邪気に生きれたなら


真実とは君の心は嘘偽りのこと並べてばっか
正論ばかりの正しさより嘘の方が優しい
素直さだけじゃ超えられぬよな シビアな大人の世界線だけど
またね 私らしく笑えたなら










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