黛チャイムの考察と再現
■はじめに
黛チャイムとは、昭和43年黛敏郎氏によって作曲された0系新幹線車内チャイムです。昭和45年の日本万国博覧会を間近に控え「新幹線に合うスピード感ある未来の曲を」という理由で作曲されましたが、前衛過ぎたため乗客には不評で、わずか数年で四打点音チャイムに変わりました。
あまりにも短い期間でしか使用されなかったため、そのチャイム音を聞ける音楽メディア(音源)が不明でかつて「幻のチャイム」ともいわれていましたが、近年記録されている音楽メディアが数点見つかり、今では幻ではなく