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異常成人男性こそインスタ(上) 「下手の横好き」こそ、救いになる時がある

はじめに

 これから書く話は文章主体であるここ、noteにはそぐわない話かもしれない。例えるなら昼時のラーメン屋で、ドアをガラッと開けて大声で

「なんで皆さんラーメンなんて食べてるんですか!!!!!!!!!ハンバーガーのほうが美味しいですよね!!!!!!!!!」

 と叫んで、また閉めて走り去るようななにかに近い。

(ここで「ハンバーガー」をたとえに使ったのは他の主食、例えばチャーハンや親子丼や牛丼やカツ丼やそばやうどんでは、一緒に出している店が実在してしまうので。たぶんスパゲッティとラーメンを一緒に出している店はないと思う。あったら、教えてください)

文章だと、書け過ぎちゃって余計なことまで出ちゃうんですよね

 前から書いている通り、最近はInstagramにばかり入り浸っている。

https://www.instagram.com/jieigumin/

 Twitterを見るのが辛くて、それが原因で壊れてしまっていることは前から何度も書いているが、このnoteも最近はたまにしか読まないし、なかなか書けない。

 私にとって、書くのって簡単だ。意識しなければ何でも気持ちの赴くままに文章になってしまう。でも簡単にできあがるがゆえに一度嫌なことに遭遇して、それを書いてしまうとどんどんそれを反芻して内容が暗くなり、自分の暗い気持ちをリバーブをかけて反復してしまうので、吐き出しても心がスッキリするどころか、倍にして増幅してしまうのである。

 Instagramは違う。何か文章を書くにしても、画像か動画(しかもオリジナル)を必ず添付しないといけない。そうなると、それを用意するまでに、一呼吸が必要になる。「やっぱりやーめた」と思うこともある。
 そして、写真を撮ることから編集、投稿まで、つまり「画像を作る」のが、手際がとことん悪くて人一倍時間がかかる、という意味で自分は下手くそだ。
 でもだからこそ、思考がダダ漏れにならず、自分の流した自分の気持の反復で苦しまずに済んでいるのかな、という気はしている。
 実は加えて最近、ソフトとかペンタブを使わずにほぼアナログで絵を描くことにも挑戦している。これは線画をスキャンして取り込み、印刷して色を塗っては失敗して塗り直し、また失敗しては……の繰り返しなので写真のさらに3倍くらい時間がかかっている。でもこれは「失敗も含めて楽しい」。そのうち絵ができあがったら、どこかで公開できればいいなって思う。

 本来、自分は「文章を書くことが好き」だったし「向いている」とも思い込んでいたし、だから一時的にそれを仕事にもしてきた。けれど「好きなこと・向いていること」が「気持ちを楽にする」とは限らないんだな。むしろ「苦手で、下手だけど、好きなこと」がやっていて楽しくなって、気晴らしになることもあるんだ。自分はずっと『気晴らし』を探していたけれど、ようやく写真なり絵なりの画像を作ることが一番気晴らしになる、ということがわかってきたんじゃないかな。

 ちなみに、文章を書く上でつい「余計なことまで表現できてしまう」ということがある以上、確実に自分は「文章を書くには向いていない」とは思っている。余計なことまで書かず、本題から外れず、自分の心を蝕まず。
 それができてこそ、「表現がうまい」だと思っているから。

画像作りは下手でもいいから、インスタとの付き合い方は上手に

 と書いたけれども、オリジナルで心がけていることは特になくって。

 その辺は自分が書かなくても、ここに書いてあること、特に

  • フォロワー稼ぎを目的としない

  • グループには特に加わらない

  • 日本人同士で馴れ合わない

  • 国内国外を問わずすごい写真を探しに行く(英語タグでの検索大事)

  • そこそこ注目度が高く競争率が低いタグを見つける

  • 「〇〇と繋がりたい」などのタグは目的と違うので避ける(目的というかどうも、もともと気持ち悪かったから好きじゃなかったんだよなぁ)

 あたりは取り入れてもいいかと。ただ行き過ぎると「ジャップは内輪の馴れ合いばかりでクソ!外人様こそオープンで最先端!!」みたいな出羽守様になるので注意ね。どこであろうと玉石混交は玉石混交なので。

「自分と同じような写真を撮ってる人をフォローする」もいいとは思うけれど、鋼のメンタルを持っていないとたまに心が折れるので100%自分と同じタイプの写真を撮る人で固めるのはちと危ないかな、とか。動物の動画とか、行きつけの飲み屋とか、ゆる~い携帯撮り写真を上げる人とか、そういう人を混ぜておくといいかも。

 あとオリジナルで付け加えるなら

  • 新しいことをやってみる

  • 自分のいいね数は気にしてもいいけれど、他人の数字と比べない

 のふたつ。やってみる、でいい。挑戦なんて大げさで気難しいことはあんまり言いたくないし、自分が今それをやれる気持ちでもないしね。絵もそうだけれど、最近は動画もやってます。

 後はタグだけじゃなくて、添付する文章を英訳してみるのも、新しいことのひとつ。せっかくだから写真だけでなくてそっちもリーチしてほしいものね。

 もう一つのことは、インスタだけじゃなくてどのSNSにも言えることなんだろうけれど。幸い、他人のいいねの数はあまり気にならない程度の大きさで表示されるし、あまり数が多くない人の画像も流れてくるしで、そこはすごく気楽です。

 とりあえず今回はここまで。

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