わたしの崇拝する神
noteはじめます〜と宣言しておいて早1ヶ月が経ってしまおうとしていて、まじで向いてねえなってなってる、一旦。一旦ね。
しかしあくまでも「書く時間がない」のだということをどうかご承知いただきたい。
何故ならばわたしは、そこそこに多趣味のオタク野郎だからである。日々嗜むタスクがありすぎて 寝る時間を削る以外の術がない。これがいまのわたしの悩み。
かの有名な椎名林檎嬢でさえも
「好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ」
と仰っている。(「月に負け犬」/勝訴ストリップより)
つまり林檎嬢もオタクでおられる。絶対にそう。だってこの気持ちめっちゃわかるもん。
つまりわたしは明日くたばるかもしれないので好きな物への愛を伝えておこうと思う、見放されるまえにね(⌒ ͜ ⌒)
今日はまさにわたしの日々嗜むタスクのひとつであるこの 椎名林檎 について語ります。
いや、
『林檎様をお語りたてまつりたく参上致しました。』
【わたしの神】
椎名林檎様(以下敬称略)が好きだという人は大体、「好きなんだよね〜」ではなく、「あの御方は神なのです」と言う。
いままさに 椎名林檎 の検索で飛んできたあなた、わたしのような人間があなたの神を語るなど恐れ多いですがしばし御付き合いいただけませんかね…
まさしくわたしもその椎名林檎を神として崇めている下民のひとりである。「椎名林檎」という宗教に属していると言っても過言ではない。
腕を上げて 最高だ!と叫んでしまうというより、両手を合わせて ありがとうございます…と拝んでしまうような神々しさがある。
どのあたりが神々しいのかというのを端から端まで語り尽くすと世紀末を迎えそうなので、ごく一部を抜粋してお届けしよう。
1. ファンタスチックな御声
椎名林檎は、怒り 悲しみ いらだち などの負の感情を表現したい時にエレキギターを弾くらしい。
そうすると声も共鳴して「エレキ声」になるんだってさ。なにそれ。かっこよ
たしかに椎名林檎がエレキをかき鳴らして歌う曲は、感情をぶつけるような曲が多い。
うおおおォォいい尊いいいいいえええェェエ?? _| ̄|○
林檎嬢とギブソンRD、、、だれか〜!酒〜!!!
初めて椎名林檎を聴いた中学生の頃、ボーカルが3人いるのだと思っていた。
そのくらいギターの音色みたいに声が変わる。
生で聴くとちょっと…とか一切ない。容易に召される。
デビュー当時からお変わりない歌声、、、いやむしろアップグレードされておられる、、、尊い、、、神、、
2. 春はあけぼの
「会いたい」「愛してる」「君はひとりじゃない」等
わかりやすく共感をよぶ歌詞にイケてるメロディがのることによってみんなの大好きな歌になるわけだが、椎名林檎の場合はどうだろう。
まず歌詞の意味さておき、先程も述べたように、お声が曲と一体化した楽器のようにになってしまって、あまりに耳触りがいい音と化しておられるので、一度目は呆気に取られて終了。だいたい何言ってんのかわかんない。
だけど椎名林檎の素晴らしさは、歌詞カードを見ると倍増する。見ても意味わかんない時あるけど。
“リッケン620頂戴”
“結果倍/自乗倍網羅し両者の衝動を分かち合いたい”
“泣いて負けを認むる獣の條理を諷刺せよ”
“えゝい儘よ 廻り諄いぞなもし ”
椎名林檎の歌詞は もはや文学なのだ。
さらに言えば、
ひらがな 漢字 カタカナ を巧妙に組み合わせ、
見事にシンメトリーに並べられている。
歌詞の節だけでなくタイトルの文字数もシンメトリー。なんならアルバムは収録時間すらゾロ目の時もある。
見たまえ このまるで三大随筆かのように趣のある歌詞…… まさか清少納言の生まれ変わりでおられるのか……
“ええいままよ”をこんなに違和感なく歌える人間いないだろ……そのあと“ぞなもし”だぞ……とんでもねえな…………
こんな古風で難解な歌詞を書く反面、
“したいことだけしてたい”
“約束は要らないわ”
“できていると言い張れる奴ほど疑わしい”
“貴方のように居たいです富士山”
のように、
ストレートにわかりやすく刺さることも仰るので、まんまと「その通りです!!」となるわたしの心はスカッとする。
神であるにもかかわらず、庶民の心にも寄り添ってくださるのだ。
そっちもいけるんか……富士山て……富士山もナチュラルに歌詞にしちゃうんだ……親が滝廉太郎じゃないと納得できない、、、、
その上 俳優にも声優にもジャニーズにも曲を提供する。ドラマもサッカーもコナンのタイアップもいけちゃう。さすがにオールラウンダーすぎてたまげる。神。以上。
3. 東京事変 という天才の集団
東京事変は、椎名林檎の“推し”を集合させた一団だと思っている。
椎名林檎からのメンバーと楽器への愛がダダ漏れで、「うちの殿方かっこいいでしょう?」と高々に吹き散らされている気がしてならない。
無自覚大マウント取り女である。
しかし信者の我々は 「仰る通りでございます」 と ひれ伏しひざまずいて拝む他ないのだ。
一曲の中での活躍ポイント合計を100とした場合、
ボーカル ギター ベース ドラム キーボード みごとに5等分 それぞれ20ポイント獲得です!引き分け!といった具合に、毎曲、まじで、揃いも揃って全員主役すぎるのだ。バンド全員に絶妙なソロパートや見せ場がある。
あっちもこっちも聴いてほしくて迷っちゃう、ええい全部のせ!!!を、秀逸にまとめあげ、神曲を誕生させてしまっている。
特にライブになると、全員アレンジしまくって遊んでるようになる瞬間を度々目撃するのだが、
ちょっとドラムやりすぎじゃない…?ベース鳴らしすぎよ…が なぜか大正解を叩きつけてくる。それが東京事変。神様大集合。
4. 麗しい御姿
そしてなんといってもあの美貌。美しいが過ぎる。
過去 10列目でライブを拝見した時は、あまりの美しさにあてられて、マジで記憶がない。もしかしたら眩しすぎて見えていなかった説すらある。
最近のライブでは、衣装をどんどん脱いでいくスタイルなので終盤とかはほんともうやばい(語彙力)
あああああええええ ェェエ!!!?
_| ̄|○ ???
ア、アウト〜ッ(⌒ー⌒)b!!やめだやめだ!!!危ないでしょうこんなの見たらふつうに命削られるやん!
大丈夫?みんな生きてる??危ないからここまでにするね。
【2〇2〇、再生】
そんなわたし含め信者たちが今年泣き崩れた出来事といえば、東京事変の復活。元旦早々 脳天に直撃したそのニュースで、さすがに時が止まったことは言うまでもない。
2012年の閏日に解散し、2020年の閏日に復活する東京事変。粋すぎる。もはやこの8年間すらもすべて演出かのように思えてしまう。
そして待ちに待った、ファンクラブでも30倍と言われていた今年の復活ライブのチケットが、奇跡的に当たってわたしは泣いた。
↓
中止になって泣いた。
↓
しかも当たったその座席がNHKホールの5列目だったことを知って泣いた。
しかも真ん中の!5列目て!!!ばか!!!もう汗とか飛んでくる距離じゃないの!!?ええ!?椎名林檎の汗!!なんかいい匂いしたり目が合ったりするんじゃないですか!?えええ!?5列目!?はッッ!しんどッッッッ
だけどその後の無観客ライブ配信を観て思った。
「これ5列目で観てたら命なくなってたわ。尊すぎる。おかしい。」
これを間近で観たあとに正気を保って生活なんてできない。むしろ行けなくてよかった。
いや、よくない。よくないよおおおおおコロナあああああ!!!!!!
ライブにはいけなかったけど、供給過多のレベルで2020年大活躍の東京事変にマジで救われた。この人たちいなかったら今年のわたしのメンタルは終わってた。感謝。
こうしてわたしはより一層あの神達を崇拝して生きていくことになるのである。
一生教祖一生信者卍卍卍。
みんなも推しは推せる時に推そうな。
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