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文章技術 「100回チャレンジ」 #68 余談は一言そえる 

「行動がすべて」
おはようございます。ゼロです。

今回は、文章力を鍛えるシリーズ
「100回チャレンジ」#68
文章力の全技術100を実践しています。

それでは、いってみよう



■ 文章力の訓練 

「わかりやすく伝える全技術100」
本を読むだけでうまくはなりません。

スポーツと同じで練習しないと上手くならない。

全技術100はこちら

「なるほど」ではスキルはあがりません。
一日ひとつnote記事を書けば100日
「100回チャレンジ」

■ 脱線を回収しよう

文章の全技術100の実践
100回チャレンジ
50回からは「文章」の話。
60回から文章構造です。

全体から話そう

068 脱線の処理――本文に入れる場合、接続詞を用いる

大久保進. 「わかりやすい」文章を書く全技術100 . Kindle 版.

■ 悪い例

一九八八年に私は野球を始めた。この年は、日本初のドーム型球場・東京ドームが完成した年である。ドームで最初に行われた巨人対阪神戦のことは、よく覚えている。 それ以来、毎日飽きることなく野球を続け、高校生の時には甲子園にも出場した。

大久保進. 「わかりやすい」文章を書く全技術100 Kindle 版.

 この文章が言いたいのはどちらでしょうか?巨人阪神戦の話なのか
甲子園に出たことなのか?話が脱線するときはそれを示しましょう。


〈良い例〉 一九八八年に私は野球を始めた。余談だが、この年は、日本初のドーム型球場・東京ドームが完成した年である。ドームで最初に行われた巨人対阪神戦のことは、よく覚えている。  

 それ以来、毎日飽きることなく野球を続け、高校生の時には甲子園にも出場した。

大久保進. 「わかりやすい」文章を書く全技術100 Kindle 版.

こうすると話が脱線しても、余談だとわかります。
作者の言いたいことは、野球をつづけ、甲子園に出場した。ということです。スゴいな甲子園。

 〈勝手にアレンジ〉余談を後回しにしてもわかりやすくなります。

〈良い例〉 1988年に私は野球を始めた。それ以来、毎日飽きることなく野球を続け、高校生の時には甲子園にも出場した。
 余談だが、この1988年は、日本初のドーム型球場・東京ドームが完成した年で、最初に行われた巨人対阪神戦のことはよく覚えている。  

勝手にアレンジ

ただ、これだと余談が言いたいことになります。
わかりやすくなっても、文章は最後に読んだことしか覚えられないので気をつけて。いや、言いたいのは、そっちじゃない。そんなことが起きると思います。

■ 文例を考える

直島へ日帰り旅行をしてきました。なんの情報もなく思い付きで行ったのでバタバタしました。天気が良くて、道中のフェリーから楽しめました。街並みに溶け込んでいるアートや美術館、島のゆっくりとした時間が忙しい毎日を忘れてゆっくりと過ごすのにぴったりでした。

ゆっくりと過ごすのにぴったりといいながら、思い付きでバタバタしました。いったいどっちやねん。余計な情報は削除するべきですが、それも言いたい。

直島へ日帰り旅行をしてきました。余談ですが、なんの情報もなく思い付きで行ったのでフェリーに遅れそうでバタバタしました。

天気が良く道中のフェリーから楽しめました。街並みに溶け込んでいるアートや美術館、島のゆっくりとした時間が忙しい毎日を忘れてゆっくりと過ごすのにぴったりでした。

こちらも、バタバタした話を最後にもってきましょう。

直島へ日帰り旅行をしてきました。天気が良く道中のフェリーから楽しめました。街並みに溶け込んでいるアートや美術館、島のゆっくりとした時間が忙しい毎日を忘れてゆっくりと過ごすのにぴったりでした。

余談ですが、なんの情報もなく思い付きで行ったのでフェリーに遅れそうでバタバタしました。せめて時間と道は調べてから出発しましょう。

余談の注意点

余談や脱線しても気付いてないことがあります。会話だと余談ですけど と思いつかない。あれ?脱線してますね。とあとで気付くこともあります。その時は、脱線しました。と後から言いましょう。

文章の場合は、読み直すと気付きます。ココが余談だ。と気づいた場合は、余談と断るのか、順番を入れ替えるのか。伝えたい内容によって工夫しましょう。

自分では気づいていない。そんなことにならないように、文章を読み直したり、人に読んでもらって指摘をもらうなり注意をしましょう。

文章力を鍛えて伝わる日本語、誤解ややり直しを防ぎコミュニケーション力を上げていきましょう。

文の順番を整えると伝わりやすくなります。一緒に文章力を鍛えましょう!! 

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今日も素敵な一日になりますように。
またお会いしましょう。

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八田 零 ∣ゼロ
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