見出し画像

成長の第一歩『素直さ』

とある外資系企業のトップと毎月会食する機会があり、その日を心待ちにしている私がいる。その方と会食する際、2回に1回の頻度で話題にのぼるのが『素直さ=成長』というテーマ。

ぱっと見、聞き分けの良い社会人が多いように思える昨今。
しかし、聞き分けと素直さは似て非なるものである。

私は仕事柄、さまざまな業種・年齢の方と頻繁に交流を行う。
そこで思うのは、聞き分けが良い社会人は多いが『素直』な社会人は少ないこと。

そんな体験を枕詞に話は戻り。
外資系企業のトップの方との会食にて。

会食の中で私たちが求める『素直さ』をもつ社会人は「少ない、いや、あまりいない」という会話になり「良くないね〜。後継者どうしよう」という話題にまで話は広がる。

私たちが懸念する「人に素直さが欠けていると何がそんなに良くないのか?」に対するアンサーはただ一つ!

「成長しないから良くない」である。

聞き分けが良い、人当たりが良い、八方美人
きっとこんな人は誰からも良い人、
実際に周囲からはぱっと見、好青年とか愛嬌や気立てが良い人とか言われているだろう。

しかし、35歳、、、40歳、、、45歳、、、と年齢を重ねていくうちに
はたしてその人は成長できているだろうか?

聞き分けが良く、表面上は問題がない。しかし、裏ではどうだろうか。
プライベートで気の置けない友人と愚痴や悪口を言っているのではないか。家族の前で仕事の愚痴をこぼし、親しい人は辟易させられていないだろうか。

そんな風に表面上だけ取り繕い、裏で同僚や上司、周りの愚痴を言う暇があるなら素直に叱られた事やアドバイスを受けた事を受け止めてはどうだろうか。

「叱っていただきありがとうございます!」

「~~こんな感じで改善していきます!」

など、感謝とともに謝罪し、また、成長へ繋げさせてもらえたことにもう一度感謝する。

受け止めて咀嚼し、次へと繋げる方が社会人として大きく成長する一歩だと当会食より考える。

じゃあ、「お前はどんだけ成長したんだよ!」方方(ほうぼう)から怒られそうなので、私の近況を。
複数社の経営を担っているため一社だけのご紹介になるが、その会社は3ヶ月先まで受注があり、毎月増収増益の状態。そんな伸びしろたっぷりのCEOをやらせていただいているのが現状。

成長しつづけるその会社は友人や後輩とともに起業した会社で
設立からわずか3ヶ月で軌道にのせ、今の私は次の一歩へ布石を打つ毎日。
SNSや周囲に「オフィスは行きつけのbar」と言っている通り、日々barで様々な書類に目を通したりしている。

さて、本題へ戻ろう
やはり『素直さ』がなければ成長はない
これは本当だと思う。

混沌とした世の中で見通しが持てず逃げる人が多い。また、なにかトラブルが起こると責任転嫁したり、有言"不"実行というわけの分からない人も多い。

しかし、逃げたり責任を他者へ押し付けたりし、批判ばかり愚痴を周囲へ語っていても結局、その振る舞いが自分を追い込んでいる事に気がついていない。

さらに、それを他者から教えられても素直に聞けない。

「それはそうだけど〜」etc…
「それはわかってるけど」etc…
「頭では分かっているけど」etc…

結局、こんな事を言っている時点で素直じゃない。成長のチャンスは逃し、年を重ねても成長できないまま一生を終えるだろう。

ここで私が心服する茶道の師から教わった、
私の心にずーーーっと刻まれている言葉を師に代わり勝手に紹介させてほしい。

『感謝とは謝る事』
感謝という字には『謝る』という字がある
謝罪は感謝でもある
謝罪ができない人は感謝もできない
感謝ができる人は謝罪ができる

(師よ、勝手に紹介させていただきました!)

そう、素直でない人は
謝罪もできず感謝の心がない人だと。
謝罪もできず感謝もできず、成長もできない。無い無い尽くしの人生ではないか。

茶道の師より賜った言葉を頭に浮かべつつ思う。

そんな、いつもの会食と茶道の師からの言葉が繋がるひとときを体験し、私も過去に出会った人に数秒だけ思いを馳せる。

取って付けたようなその場しのぎの謝罪する人
責任転嫁する人
逃げる人

師の言葉を反芻し「あの人たちは感謝できないんだな〜」と実感しつつ、「だから成長できないんだな〜」と納得する。

素直に活き(生き・行き)よう!!!!!
成長へ繋げよう!

barよりfrom CEO


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?