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リメイクワークショップ

みんなでアート 

11月に行われるみんなでファッションショーのためのワークショップが

いよいよ始まりました。みんながデザインして製作するワークです。

ワークショップはじめ チーム1

モデル予定の参加メンバー 
 片麻痺の アッキー と かんじ
 視覚障害の いくえさんと盲導犬レディアン
 聴覚障害のさなえさん
 車椅子ユーザ女子  ゆりちゃん みなちゃん

それにソーイングに詳しいソーイングオペレーター達 6人が
ペアになりタッグを組んで 古着を新しい価値に生まれ変わるデザインを考えます。

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もちろんデザイナーではないみんな素人
今やデザインは 異業種異世界からの刺激を受け 膨らんでいく状況。
まさにこの 多様なごちゃまぜ感が新しいものを生むのではと期待しました。

ルールはひとつ。

2つ以上のアイテムを選んで組み合わせること。

自己紹介は簡単に名前と簡単な自分の障害や苦手なことを言ってもらいました。そしてソーイングオペレーター達は、苦手な事を言ってもらいました。

例えば私は、数を数えるのが極端に苦手です。
何度数えても間違えます。数え方を工夫してもうまくいきません。でも数字は好きなんです。

そんな様に障害がなくても苦手で避けてる事沢山あります。

『人とコミュニケーションが苦手です!』
『朝起きるのが苦手』

色々苦手が出る中で、障害の方からは、『楽しくないのが苦手!』

そりゃそうだ!

ちょっとしたマイナス面を笑いで暴露した後は、何だかスッキリデザイン作業へ進めた気がしました。

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vol1 デザインワーク

START!  の声と同時にまるでバーゲン会場のように
服に駆け寄る参加者達。

ほとんど自分が着ることも、買うことものないダンスウェアや着物、スーツなど。
あらかじめやる事を伝えていたせいか、みんなの頭の中は妄想でいっぱい。

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こうしたい、ああしたい!
そんな欲求が堰を切ったように溢れ出るのが目に見えてきます。

そういえば障害がある人はもちろん、ああしたい、こうしたい、という事を口にできず、行動にもできない時間がもう長いこと続いているのです。

その溜まってしまったエネルギーは、何かどこかでアウトプットする必要があるのだと気がつきました。祭りが 今ないのです。

さて、
妄想をまず、記録していかなければなりません。
今回はデザイン画で残してもらいたく、うっすらと印刷された
ピクトグラムの座り姿と立ち姿の下絵を準備。

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そこに古着に取り付けておいたミニ写真をくっつけたり、生地を貼ったりしてデザイン画イメージコラージュを作ってもらいました。

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絵を描くことすら久し振りの人も。
かけないところは力を発揮するオペレーター達。それぞれが様々な方面で経験を積んでいる方ばかり。

人気があったのは 意外や <着物>

家紋の入った黒の呂や紬 紗のようなものや振袖までありましたが

どれも人気で カジュアルなものやなんとダンスウェアドレスと組み合わせた人も!縫えるかどうかは全くお構いなし。とにかく想いに組み合わせまくりました。作るとは何か、時々考えます。

頭の中だけにある未来を 目の前に引き出すこと

未来を持ってくるのですから それは刺激的で誰も見たことがなく楽しいはずです。
それぞれにタイトルをつけて発表しみんなと共有しました。

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vol2 ソーイングワーク

2週間あけて ソーイングワークが始まりました。

いよいよ古着の解体作業から始まります。
暑かった今日は冷たい床がしばし気持ちよく。

ペアたちはお互いデザインを確認して できる作業を確認します。
いろいろトラブルはありましたが 古いミシンですからそれも想定内。

片麻痺でも視覚聴覚障害、車椅子でも障害関係なく、全員みんながミシンを操作できたことに ちょっと感動しました!そしてそれをとても楽しんでいた! 片麻痺でも 足を使いデニムを割くところは、まさに職人です!


それぞれが 持てる機能を存分に生かして作業します。ふと気がつくと前回より静か…。

みんなでアートのコンセプト

【障がいがあっても 認知症でも 高齢でも 子どもでも 大人でも 自然に混ざり合い 一緒に楽しむ 当たり前の風景】
が少しずつ実現できるのかもという 1場面がありました。

通り過ぎの年配の女性が興味津々で何度も行ったり来たり。

『何をしてるの?私も縫える、着物もある、役に立てる!役に立ちたい』との話から お話をして なんと次回のソーイングオペレーターに。

またこ興味津々の中学生が、車椅子のジョイスティックを見て

『これなあに?』

『電動車椅子を操作するレバーだよ』と女子。

そんな光景に心が躍ります!こうした、日常(少し非日常なのですが)
の中で 知らないことを知る 多様な人を知る 街の風景。

今はこうして作っていますが 自然に街中にいきわたったらそれは素敵な街になる。

服の力 作る力は 出会いを作り考えや見方を変え街を変えるかもしれません。

作りかけのデザインと素材が 山積みになり終えた2日めのソーイングワークでした。

さてこの後は 人によってもう一日ソーイング

そして仕上げ。ファッションショーに向けて 自分たちのテーマやコンセプトをまとめておいてもらいます

ここからが 私とソーイングオペレーター ヘアメイク 小物準備など裏方の力がモノを言います。まだまだスタートしたばかり。どんなイメージに舞台をしていくのか、考えることができるかと思うとワクワクしてきます。





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