見出し画像

『教えてもらう側』の技術の話

2021.01.24

新しい職場になり2週間がすぎました。
飲食での接客業から繊維業界での営業職に転職したのでわからないことだらけです。特に今は営業する商品を作る工程を勉強するために現場で生産職の方と一緒に働いています。

自身に『営業』としての可能性はあると思いますが、現場作業については正直”むいていない”と思っています。今は少々辛い時間ですが、将来営業するのに必要な時間だと割り切って励んでいます。

私は心理学とかコミュニケーションの技術とかに興味があり勉強しています。もともとは一緒に働く従業員に私の振る舞いが原因で嫌な思いをさせていたことがきっかけで勉強するようになりました。しかし今では人の悩みに答えられるくらいの知識が身についたと思っています。


そこで改めて思うのが職場でのコミュニケーションって重要だなと思うことです。前職の仕事柄、人に『教える』ことに注目して考えてきましたが、人から『教えられる』立場になって改めて感じることがありました。

『教えられる』側って一方的に評価されがちです。
ですからなるべく相手に評価されるように、また早く仕事を覚えられるように一生懸命だと思います。
しかしその気持ちが邪魔をしてよくわからないことを「わからない」といったり、もう一度詳しく説明して欲しいことを「説明してください」と要求したりしにくいですよね。それに私の場合わかっていないことも”わかったふり”をしてしまいます。


この私の思いはどちら側からみてもメリットが少ないです。結局理解できていないと何度も説明される必要がありますし、その時間はどちらにとっても本来不要な時間だからです。また時間以上にお互いの関係性をより悪化させる可能性があります。

もともと初めて一緒に働くものどうしの関係性は0からのスタートです。そこから悪化するとなればマイナスにしかなりません。

今まで教える側の心構えだけを鍛えてきたので、『教えられる側の技術』についてもっと勉強しておけばよかったなと思います。なんでしょう…とにかく現場の質問しづらい状況を打破できるよう来週から、
・作業指示の確認をとる(指示されたことを繰り返す)
・「質問いいですか?」の前置きを多用する
を実践してみようと思います。


#転職 #コミュニケーション #心理的安全性


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?