見出し画像

教師の勘。

最近、よく話題に出してる緘黙の生徒について。

こないだ日直の仕事を任せた時に、万が一

その翌日に本人が登校を渋ったりすることが

あったらまずいと思って保護者に連絡を

入れていた。その時話ができたのはお祖母さん

だったんだけど、そのお祖母さんの話だと

本人は全く喋れないわけではないらしい。

母親からも全く喋れないと言われてたかどうか

は覚えてないけどほとんど喋らないことに

変わりはない。喋らなくなったきっかけは

分からないみたいだけど、その話を他の職員

に話をしたら母親からネグレクトを受けてきた

可能性があるんじゃという返事が返ってきた。

そんな過去を感じさせる一つの理由があって、

それは先月の校外学習に来た時の本人の服装。

黒系のジャージっぽい格好。年頃の女の子で

洒落っ気が一切ないこと自体は別に珍しくも

ないかもしれないけど、そういう格好から

ろくに外に出してもらえてないとかじゃないか

って。考え過ぎでしょとかちょっと思う一方で

もともと喋れていたというお祖母さんの話を聞く

限り何か本人にとってショッキングな出来事が

あったんじゃないかって予想はつく。

本人が家族のことをどう思っているのかは

不明だけど、一番近い存在から虐待のような

ことを受けていた過去があるとすれば今の

緘黙っぷりは人を信じられないとかそういう

思いから来てるものなのかもしれない。

これが単なる妄想に過ぎないかもしれないけど、

どういう経緯があったとしても、この一年で

自分は彼女のことをちゃんと見ようとしてる、

成長の手助けをしてくれる良きパートナーなんだ

って安心感を与えていきたい。今やってる

毎日のちょっとしたメッセージのやりとりも、

これまで彼女にとってはきっと経験したことの

ない継続的なチャレンジの一つだと思う。

ゆっくりと丁寧に、あきらめずこっちが

アプローチし続ければ結果が返ってくるはず。

その辺の粘り強さは他人よりもあると思ってる。


明日は出勤しなくちゃいけない関係で

スクールには行けないと分かってたから

最近随分参加の頻度が落ちてる職場の先輩

とのテニスに参加することにした。

雨の心配があったけど、一応終わるまでは

降らずに済んで良かった。愛用してるBLADE

は昨日メインのスクールでストリング交換に

出してないから初めてがっつりCLASHを

使うことになった。既に何回か使って

BLADEと同じストリングを張っている

のに飛びが良すぎるということが一つ課題

に感じていた。力を抜いて打つことはできる

んだけど、それでも飛びすぎてしまうことも

多々あった。スクールと違って2時間コートを

借りてるうちの前半30分くらいはショートラリー

ボレーボレー、ボレーストローク、サーブ練習

を終えてからはがっつりゲーム。自分ら男子

2人に女性二人だから男女でペアを組んで

1セットずつやってくわけだけど、だいたい

いつも3セット目くらいまでいける。

女性二人とそれぞれ組んでの2セットは

先輩がいることもあってボロ負けだったけど、

最後の先輩と組んだ男子ペア、女子ペアに

なると自分の良さが引き出せた感じがして

凄い良かった。先輩はとにかく自分より上手って

明らかな認識があるからフォアとバックをどっち

にするかと聞かれると絶対自分はバックを選ぶ。

上手い人をフォア側に回しといた方が自分が

逃がした球をどうにかしてくれるわけだしね。

結果的に3セット目は途中までで終わったけど、

一応女性ペアには勝つことが出来た。でも

もっと欲を言えば、男女でペアを組んでる時に

自分のペアが勝てるようになれると良い。

片方の女性は面の向きを意識した打ち方が

できないからへんてこなリターンばっかだし、

ボレーも動きが予測不可能に加えてまぐれで

軟式のボレーみたく正面でたまたま打った奴

が妙な入り方をしてポイントを取れたりと

ペアになったら時に頼もしい一方で、

足を引っ張る可能性もかなりあるから

自分が動きを見極めないことには勝ちはむずい。

CLASHを使ってると飛びすぎてしまうから

扱いが難しいと話をしてたら振り切るように

すれば良いみたいなことを先輩が言ってた。

今自分はGWのイベントでそれぞれマンツーで

教えてくれたコーチから教わった打ち方の

うちどっちが自分に適しているのか、もしくは

使い分けをすることで何か次に繋がるのか

って悩んでいるところではあった。どっちも

最初のラケットのポジションが違うだけで

腕を大きく伸ばして振る感じは一緒だった。

昨日のレッスンとか今日もその指摘を受ける

まではテイクバックの時に面を下に向ける

とこから始める奴を取り入れてたつもり

だったけど、その指摘を受けてからは

ラケットエンドを正面に向けたところから

打ち始める奴に変えてみたらベースライン

ギリギリで落ちるリターンに変化して

味を占めた。変に飛びすぎて大変だった

のはサーブのリターンだけだったから、

3球目以降は元の打ち方に戻してと

使い分けてみると以外とCLASHを

操縦できてる感じが出てきてた。

まあ別にこいつを使いこなしたところで

テニスそのものの上達に繋がるとは

あんまり思っていないけど、ある程度

BLADEを使っている時と同じくらいの

コントロールができるようになるのは良いこと。

サーブの調子はそこそこ良かった。もちろん、

ダブルフォルトもあったけど、最近サーブが

うまくいかない時に自分に言い聞かせる

お決まりの台詞が二つほどあって。

一つは松尾さんが動画で言ってた

「1球を大切に」と、トスの上げ方が

良くなかったと気づいた時は「左手で

壁を作って」の二つ。これを自分に

言い聞かせると案外サーブが安定する。

何となくだけど、自分のサーブがうまく

いかない時の原因も傾向が見えてきた。

トスが前めになっていない、打ち終わりの

着地の位置とか、呼吸を意識していない、

左手が早めに落ちちゃっているとか。

だからサーブはそんなに今以上に何か

改善しなくちゃという風には考えない

ようにしてる。あとはやっぱりボレーの

安定だわ。センター寄りの球はともかく、

サイドのボレー?これが本当に苦手すぎて

辛い。そこを知った上であえて意地悪

してくる人が居るからいい加減そこで

バシッと決めて甘く見てんじゃねえぞと

反撃できるようになりたい。

立ち位置はどうあるべきかは何となく

分かってきた気がするからあとはいかに

的確にラケットを出していくか。昨日の

レッスンでボレーの打ち方のポイントとして

外側から内側へラケットを動かす的な話を

聞いて、確かにそれを意識してみたらそんなに

力まなくても良い球で返せる感触が得られてた。

ストロークも少しずつまた改めて評価して

もらえる機会が増えてきたわけだし、

ボレー。とにかくここの安定が大事。


某スポセンでのテニスだったけど、

先輩に駅まで車に乗っけてもらうのが定番。

その車内で話題に上がったのは

50代職員の順応性のなさや勝手すぎる行動

について。その人も還暦間近の職員では

あるんだけど、まだ自分らみたいな年下の

職員の気持ちを汲み取ろうとしてくれてる

良い人。水曜日の早く退勤しようという

動きに対して時間が早すぎると文句を言う

人が居たりして苦労してるみたい。その

文句を言っている人は、自分から見ても

今職場で最も時代の流れについていけて

いなくて文句ばかり口にしてはもはや

職場の中で一番浮いた存在になっている

のではないかと感じていた。他にも

その50代職員の大変さについて話を

聞いてたけどどれも共感できること

ばかり。あと数年でいなくなる職員が

多いけど、その数年の間だけでも

自分らの年代の職員がうまく飼い慣らして

いかないといけないのかなと感じた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?