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一番を掴み取るために。

今日は休日にしては久しぶりに4時過ぎに

目覚めて活動を始めている。昨日あれだけ

動き回っていたから筋肉痛が酷いけど、

家でちょこちょこ動く程度なら何とかなる。

昨日から読み始めた「幸せ先生」×「お疲れ先生」

の習慣という本がなかなか自分の仕事の

仕方に繋がる内容が書かれていて面白い。

それを見ていて思うのは、自分が教員の

仕事の中で大事に時間をかけている作業を

いかに減らしていくことで自分の時間を

確保していくかと言うこと。それから

前に校長が言ってたけど、1週間、1ヶ月

単位でも良いから逆算していつまでに

何を成し遂げるという目標設定をしっかり

しておくことでさらなる時間効率が図れる

ということ。

自分が仕事をしている中で、というより

生徒指導面でとくに時間を注いでいる

のはノートチェックとHR準備。

正直この二つに関してはどちらかを

カット、もしくは省力化すると考えた

時になかなか難しい。ノートチェックに

ついては他の教科の先生がさらっとめくって

チェックを付けるようなところを、自分の

場合は一字一句間違いがないか探してしまう。

うちの学校だからかってのもあるんだと思う

んだけど、黒板の内容を写しているだけ

なのに正しい字を書けない子が多い。

そしてディスグラフィアの子も珍しくない。

それを知った上で指摘したところで大して

期待できないと思っている・・・職員もいるかも

しれないけど、単純にノートチェックごときに

時間をかけるつもりはないという人が多いと

思う。でも、この5年近く座学の授業をしていて

細かいノートチェックをした結果、何割かの

生徒は自分のチェックの厳しさから字を丁寧に

書くようになったり、正しい漢字を書くことを

意識するようになった子もいる。時に生徒から

「先生暇なの?」とか心ない一言を言われることも

あるけど、ちゃんと見ている子は「ここまで

時間をかけて見てくれるのは凄い」って感じてる。

いつぞやのタイトルにも書いたけど

”分かる人だけ居れば良い”ってね。

HRの準備については最近手帳にいきなり

書き込みをするのは辞めて、メモ紙で

ネタを整理してからというさらに工程を

増やしてしまったのは良くないとは思うけど、

これもやっぱり大事にしていきたい。

自分の仕事ぶりを良くしていくことは

もちろん大事なんだけど、子どもたちに

提供すべき情報をしっかりキャッチした

上でもれなく伝えて、残った時間は自分

だからこそ話せることを伝えたりって

やり方が一番理想のHRの流れだから。


ここにきてようやく本題。

連休初日の早朝に仕事をしていたら

同年代で今年から学年主任を務めている

職員が出勤した。最近はあまり話をする

機会はなかったんだけど、今のクラスが

楽しいことについて少し話をしていたら

凄く嬉しいことを言ってもらえた。

自分は○○先生みたいに子どもたちのこと

を細かくチェックしてくれるタイプだって。

その○○先生っていうのは、自分が担任を

持ち始めた時に隣のクラスで担任をしてた

職員のこと。今となっては参考になるとか

尊敬できるとか思える要素は一つも残って

ないけど、その○○先生の細かいところまで

追求して子どもらと向き合ってる感じの

姿勢は担任初年度の自分には到底超えられない

壁だった。別に今だってその人を超える

ことが全てとは思っていないけど、残念な話

もう定年も近づいているその○○先生のような

細かいチェックができる職員は自分以外もう

残っていない気がする。別にいなくなったって

良いのかもしれないけど、前から思ってるのは

「この人、こんなところまで頑張っちゃうの!?」

って周りを驚かせるくらいのこだわりようを見せ

られる何かはあっても良いんじゃないかって。

別に自分のスタイルをみんなに真似して欲しい

わけではないけど、「この人がそこまで頑張る

なら・・・」と何か周りで適当に仕事している

連中の良い刺激になれたら凄い嬉しい。

現実、そうやって思って行動に移せる有能

な職員は少ないけど、彼に関しては自分の

学級運営や生徒指導のスタイルをしっかりと

理解した上で正当に評価してくれてると

改めて感じることが出来た。

人それぞれいろいろな持ち味があるけど、

ほんのちょっとしたことでも良い。

仕事においても「これはあなたじゃないと

無理だわ」「かなわんわ」と思ってもらえる

ような礎をしっかりと築きたい。

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