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もう出番は終わった。

不安な気持ちで学級懇談会を始めたけど、

結果的にはなんてことなかった。いや、

ちょっと誤魔化した部分はあるかもだけど、

思っていたほど具体性のある展開にまでは

至らなくて話題の中心は生活面に関するもの。

保護者は5名参加予定だったけど、時間通りに

来たのは4名。ひとまず予定時刻を過ぎたところ

で始めたけど、この懇談会で話さなきゃいけない

内容は全部で8つほどあった。最初は学年として

の目標だとか、クラスの様子だとかを5分程度

で軽く自分が話して、それ以降はせいぜい

2、30分程度で4人の保護者から子どもらの

家庭での様子、困っていること、進路について

とそれぞれ話を聞くことにしたんだけど、これが

思った以上に時間が掛っちゃって。結局4人全員の

話を聞き終えたのが1時間の制限が掛かっている

中での開始から55分後だった。流石に伝えなきゃ

いけないことが残りすぎてて焦った。でも、

不思議なくらい端折り方が我ながら凄い良い

感じで終わらせられるかと思いきや来ていなかった

保護者が1名終わり際で入室。その保護者は上の

学年にも子どもが居る関係でそっちに参加してた

から参加が遅れたようだった。もう少し話したい

保護者が居たかもしれないけど、ひとまず一旦

締めてその保護者に軽く今回の話の流れを

伝えて数分で話を終えた。そこの子どもは

今のところ気にするような問題は無いから

これといって長話をする必要もないかなと。

結局自分が不安に思っていたような療育

手帳を使った進路に関する話題はそこまで

出てこなくて一安心したわけだけど、

それでも少しそっち系の話をしなくちゃ

いけない場面があった。そこはどう対処したか

というと、こないだそっちの進路担当の職員に

いろいろ話を聞いたときのメモを元に何とか

知識不足なりにも無理のない程度に話をする

ことができた。若干保護者の方が理解できてて

自分の説明が間違っているかもしれない部分は

あったけど、そこは「調べておきます」と

濁して何とか乗り越えることが出来た。

この懇談会には去年のクラスでも受け持ってた

子の保護者が来てたんだけど、その子には

自分と同い年のお兄さんが居て、その人は

障害者雇用で働いてるという話は聞いてた。

今日はそのお兄さんの話を中心にしてくれてた

んだけど、どうやらそのお兄さんは手帳を

使った進路を選んだことによって辛い思いを

したこととかあったみたいで。そんな様子を

見ていると、いくら能力的に低いからといって

手帳を使った進路を選ぶことが果たして本当に

本人のためになるのかどうかという悩みを

打ち明けてくれた。結局はその子自身が自分の

障害特性をしっかり理解した上で、そんな

自分を受け入れてくれる会社で働く方が

一般枠で働くよりも親切で温かい環境が

得られるかもしれない。それくらい考え

られれば良いけど、現実はなかなか難しい。

担任としての見立てでは、学力的な面で

言うとどう考えても専門学校も含めた

進学は厳しいはず。子どもの意思を尊重

したい思いは痛いほど分かるけど、できる

ことなら学力的な部分を殆ど必要としない

人柄や一生懸命職務を果たすことができるか

といった部分で優先的に採用してくれる

ようなところを探した方が良いとしか

思えない。このあと、夏休みにはその

手帳を使った進路を考えている子たち向けに

企業実習や、校内で作業訓練をしたりとか

やってく予定ではいるから、そういった

場所に少しでも多く参加させて、自分の

勉強以外で社会の一員として仕事に取り組む

上でどの程度の能力があるのかという現実を

突きつけていく必要がある。

何はともあれ、進路関係の話をなんとなく

やり過ごすことができたのはこないだ相談に

乗ってくれた職員のおかげ。退勤前に

一言お礼を言っておいた。


今日は懇談会以外にもいろいろな出来事が

あった。今週、1週間ほぼ腹痛、頭痛などを

理由に欠席していた生徒が登校したものの、

結局4時間で終わる今日にしてもお腹の調子

は戻らなかったらしい。いい加減ここまで

腹痛が続いているのに保護者は何故医者に

連れて行ってあげないのか。子どものことを

本当に大事に思っているのであれば、1週間も

続く腹痛がただものではないと判断して

医者に連れて行くくらいして欲しいところ。

市販薬や、1年以上前に診察してもらった

時にもらった整腸剤を飲んだりはしてたみたい

だけど、それすら意味が無かったということは

何か原因があるはず。それが何なのかって

確認するくらいの勢いでいてもらわないと。

そして懇談会中、自分が面倒見ていた

卒業生のうちの1人が顔を出しに来たらしい。

自分が受け持った卒業生にしては珍しく

差し入れを持ってくると言う気の利かせよう。

かなりクセの強い子だったけど、どうやら

専門学校2年生になって今の子のタイミングで

就職先が見つかったらしい。後日また連絡して

から来てくれるらしいんだけど、その時は

しっかり相手してあげたい。

そして最後にもう一つ。もう在籍を続ける

のは厳しいだろうと思っていた子が退学

することが正式に決まった。

寂しいとは思わない、最初から仕方ないと

思っていたし。でも自分があまりにも

あっさり退学を受け入れてしまっている

ところが冷たかったりするのかなあとか

反省しかけるわけだけど、こればかりは

どうしようもない。

あとタイトルに書いたことについて言うと、

これは去年世話を焼いていた生徒の保護者

との関係について。大分こっちが手厚く

面倒見ていたこともあってか、母親は随分

自分のことを頼ってくれてて、こっちもそれ

が嬉しくていろいろ頑張ってた部分があった。

ただ、その子は今年度別のクラスに移動。

今日の懇談会もそっちに参加していたわけ。

自分としては慣れ親しんだ保護者のうちの

1人だから懇談会前に軽く挨拶して、懇談会後

にもわざわざこっちからそのクラスに顔を

だして会釈だけしたんだけど、この時に

思ったのは、もうクラスが変わったことで

自分がこの保護者に何かしてあげる必要は

ないんだってこと。解放されたという

気持ちもあるけど、何だか愛着沸いてた

ものを手放さなくちゃいけない寂しさの

方が強かった。でも学年が持ち上がって

クラスが変わるってこういうこと。

早いところ受け入れて今の子たち、今の

保護者たちとの信頼関係をしっかり

築いていきたい。


夜はテニスがあるからと早めに仕事を

切り上げて帰りたい気持ちは山々だった

けど、そんな日に限って日直だった。

結果18時過ぎに職場を出て、18時半頃に

家に着いてから風呂や間食と軽く済ませて

から行ってきた。

楽しもうと思ってたけど、何だか今日は

イマイチだった。人数も多ければ、自分

以外全員女性で、くっちゃべってる人が

自分の順番そっちのけで会話に夢中に

なってて流れを止めるし。会話を楽しみ

たいならレッスン終わってから飲み屋に

でも行ってやってろよって。

とりあえず力を抜いたまま打ててる

回数が多かったのは良いこと。でも、

時々予測不可能というか、深いボール

がいきなり飛んできた時とかはつい

とっさに力が入って、かつクラッシュを

使っていたこともあってか自分では

望んでいないけど勢いのあるボールが

飛んでいったりするのは良くなかった。

本当なら次は日曜日に南橋本のスクールに

レッスンしにいく予定だったけど、残念な

ことに日曜日は学校説明会のため出勤。

先週はメインで通ってる方の振替消化

で休んじゃったし、また明後日も休みと

なるとなんか段々気持ちが離れていきそうな

気がする。明日もし時間に余裕があったら

先輩たちとのテニスに参加しようかなあ。

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