同調圧力からの逃れ方

以前も同調圧力の話は書いたのですが、

「同調圧力」=悪者、みたいなパワーワード(笑)でも同調することは必ずしも悪ではないとも思うし。

「日本人は良い子たち」

協調性は大事。人間は、人がたくさん集まって社会を形成してその中で生きてる。大規模の社会でも小規模の社会でも、必ず誰かとは関わる。

個人のワガママを通すことをみんながやってたら、どこにも進めない。だからみんなに合わせる、相手に合わせる。

ここで大事なのは「自分勝手なワガママ」と「少数派だけど社会全体のために後々必要になるかもしれない意見」との棲み分けだ。後者の「少数派だけど社会全体のために後々必要になるかもしれない意見」までも言わずに我慢してしまうことが横行している。それが問題なのだ。

「何か違和感があるけど…空気読んだら言いづらいな…黙っておこう…」こんな経験を、ほとんどの人が持っているんじゃないかと思う。(私もある)

他国の人みたいに積極的に発言しろ!

…確かにそうなんだけど、日本の教育受けて日本で暮らしてたら難しいよね、ということをまず認める方が解決に近づくのではないか。今の子供たちの教育は私の子供の頃より良い方へ変わってると感じるけど、私たち大人は「変わったことするとハブられる」色が強い時代で育ったから、大人になってもなかなか個人を主張できないんじゃ?と思う。

そのことをダメな大人たちと否定するんじゃなくて、肯定的に少し改善していく方法を考える。みんな、ダメな大人なんかじゃない。我慢して協調性を重んじて平和に物事を進めたきたことも立派だと褒めてもいい。でも物事はエスカレートすることはあるし、片方に振り切ってしまうことは正解でない。要するに何でも同調しとけばいいってのが悪なんだ。

同調も大事だし、個人の主張も大事なんだ。

どっちかに偏りすぎて問題が発生すると「じゃあそれが悪だ」みたいな話にもなる。極端な話の方が単純でわかりやすいからね…。

人はわかりやすい方に流れる。とりま、複雑なことは難しいor面倒くさいから(笑)

でも人間は複雑なんだよ。知能が高めの生き物なので。

だから「どっちがいい」じゃなくて「どっちもいいし悪い」…なんてことがたくさんあるんだ。じゃあどうしたらいいの?→これも良く聞く質問文テンプレートだけど…どうしたらいいのかも、答えは1つしかなくてはっきりしているわけじゃないことって、たくさんあるんだ。

はっきり言えるのは「状況に合わせてバランスを取る」こと。

…と、前置き長くなりましたが(え?ここまでが前置きだったの…⁈って…⁈)笑

本題、「同調圧力からの逃れ方」

日本人は同調圧力が高めで、それが良い作用する時と悪い作用する時があり、悪い作用の方が注目されていて、でもNOと言えない空気…空気読むこと大事…そんな中で生きてる場合に、

「人と関わらない」ことは、自分を取り戻せる大事な手段かも。

「人と関わらない」ことと「人と関わる」こと。これまたバランスなんだけど。両方のバランスが、人と関わることが多すぎると自分がブレていく。でも人と関わらなさすぎると、社会のことわかんなくなる。

このバランス◯:◯のベストな比率は個人で違うと思う。なぜなら「空気読める能力」や「性格」などの個人差で、人と関わってても自分をしっかり持ってる場合と、人と関わることで人に流されていく場合があるから。

そしてどんな人と関わるかということも自分に対する影響力が高いのは、皆が周知のことだが…

狭いカテゴリに居場所を作り、そこが全てだと思うことの恐ろしさよ。

周りがみんなそうだから、そういうもんだよね〜。の恐ろしさよ…。

あなたの言う「周り」は、狭い「周り」なのです。世界は広い。

本当にありがたいことにインターネットのおかげで情報格差が縮まった。素晴らしい。世界をこの足で1周することは不可能に近いけど、小さいスマホを使ってでも少しでも世界のことを知った方がいい。

かく言う自分もまだまだ無知だ。無知すぎる。

いい大人が、狭いカテゴリに甘えて、社会の公害にならないで欲しいと願う。

まだまだ書くことがあったのだけど、長いので一旦終わりにします。

お読みいただき、ありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?