奥さんに怒られるから…

「これやると奥さんに怒られるから」とか

「妻の機嫌を取る」というセリフ。

非常にたくさん見たり聞いたりします…。


なぜ、自分軸なのでしょうか??

「怒られるからやらない」「怒ってるから機嫌を取る」

この2つは、「自分が怒られたくないから」「機嫌が悪い人と居るとこちらの居心地が悪いから」という、まず自分都合が優先の考え方です。

いい大人の生き方として根本的に違います。

正解は、

「相手がどんな思いをするか、を軸にして行動する」

です。

大事な家族や友人や恋人や知り合いに対して、

「相手が嬉しいと思ってくれるかも」

「相手が嫌な気持ちになるかも」

「相手の助けになるかも」

「相手が困るかも」

で判断して行動するのが当たり前なのでは?

もし相手のことがわからなくなったらヒアリングするとか、ヒアリングできない状況なら分かろうと努力する。

これって人と人とが協力して生きている人間社会の基本的なことだと当たり前に思っているのですが…違うの??

全員が自分勝手に生きる権利があるとでも??

もちろん、相手が嫌な思いをする、相手が困ることをわかっていても、それでも自分の信念を貫かなければならない時…又は、信念とか大袈裟なものではなくても、時には相手がどう思っても自分の主張を通さなければならない場面は人生において多々あります。

しかしその時も「相手が嫌な思いするけど、どうしてもこれはやらねばならない」という理由がある。

例えば親への反抗なんかもそうかも。親は良い大学へ行ってくれと言ってるのに、自分の夢を諦めたくないから、高卒でなりたい職業を目指す…とか。自分の生き様というのが最終的には大事なので、常に周りの人の顔色を伺えと言ってるわけではない。要するに、

「もしも大事な人を悲しませたり困らせてまで自分を貫くなら、自分の人生に責任を取れ」ということ。

冒頭のタイトルに戻ると、

「奥さんに怒られる」のはわかっていても、どうしても靴下を脱ぎ散らかすのがやめられないのであれば、

「靴下をきちんと洗濯かごに入れる為の気を回すエネルギーが、どうしても生まれない、できなくて妻に迷惑をかける、だからその妻の負担の分、自分が妻の他の負担を減らせるように何かやってあげよう」

というのが人と人との共同生活。いい大人として当たり前。

怒られるから止めておこうだなんて、小学校の低学年以下。いや、今どき小学生でも自分の行動の意味や相手のことを考えてやれる子、たくさんいるわ…。

まじでこのまず「自分軸の生き方」を変える気がない人がたくさんいる状況だと、結婚率の低下と離婚率の上昇の歯止めはきかないし、少子化でもはや社会は回らないです。

お読みいただきありがとうございます。

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