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大家が取るべき資格

取得すべき資格について記す。

1.第二種電気工事士

おすすめ度:高(必須級)
難易度:普通

必須級の資格である。
DIYでやるようなレベルの電気工事は実は非常に簡単なのだが
電気工事士の資格がないとやってはいけないことになっている。

電気工事ができるようになると経費も削減できるし
電気機器についても詳しくなる。

試験自体は筆記試験と実技試験の2段階となる。
実技試験のために一通り電気工具を揃える必要があるが
DIYの時にそのまま使えるので無駄にはならない。
YouTubeなどのネット教材が非常に充実しているので
試験対策はこれで十分である。
試験対策では↓こちらのサイトがお勧めである。


2.宅地建物取引士

おすすめ度:高
難易度:難しい

実際のところは大家業をやる上においては
宅地建物取引士の資格は不要である。
しかし試験勉強をする上において得ることになる知識は
非常に重要で知っておかなくてはならないものである

都市計画法、建築基準法、不動産に関わる税金、借地借家法
宅建業法などを一通り学ぶことができる。

金融機関に対しても賃貸経営の能力のあるアピールになり
融資を獲得しやすくなる。
ただし試験の難易度は年々難解になってきており
簡単にとれる資格ではないので十分な学習が必要である。
youtubeや試験対策サイトなどネット教材もかなり充実しており
資格学校に通わなくても十分勉強はできる。

試験対策のコツはまずは過去問を用いてしっかり知識の定着を図ること。
特に出題数が多く難易度の低い宅建業法については完璧にすること。
50問中35問程度正解できれば合格ラインとなる。

3.日商簿記3級

おすすめ度:高
難易度:普通

大家というのは経営者である。
そのため金に詳しくなくてはならないし、
会計、経理の知識が必須である。

それを学べるのがこの資格である。
とりあえず3級は取得をおすすめする。
金融機関へのアピールにもなる。
難易度は高く無いので普通に学習すれば
資格取得は容易である。
余裕があれば2級までとってもいい。
こちらも教材なネットで十分対策できる。


4.ファイナンシャル・プランニング技能士

おすすめ度:中
難易度:易しい

特に必要な資格ではないが
マネープランニングについて
一通りさっと学べるので取得するといい。
2級までであれば容易に取得できる。
こちらも金融機関へのアピールとなる。
しっかり家計管理をして着実に
資産形成できるかも大家の大切な能力である。

5.賃貸不動産経営管理士

おすすめ度:中
難易度:難しい

大家業をするためには必要な資格ではないが
宅地建物取引士と同じく有益な知識を得ることができる。
宅地建物取引士を取得した後に
取得するのが良いだろう。
宅建と違いそこまで試験のノウハウが業界に
蓄積されていないので
宅建よりはやや対策しにくい。


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